プロも使う240Hz以上のおすすめゲーミングモニターまとめ|高性能で安いモデルと選び方を解説

このページには広告が含まれています

このページではFPSゲームに強いリフレッシュレート240Hzモニターの必要性選び方などについて解説しています。

まず、知っていただきたい事がこちらです↓

240Hzモニターを買えば誰でも対戦ゲームで強くなれるか?

私の実体験から言うと …

  • 60Hzからの乗り換え→効果あり
  • 144Hzからの乗り換え→練習が必要

やはり、基本的に練習しないとダメです。

私の場合、100時間ほどやり込んだFPSゲームで、さらに上位ランクを狙いたいときに240Hzモニターが有効でした。

練習すればするほどエイム合わせの感覚が良くなって、240Hzモニターのありがたみが分かります。

つまり、FPSゲームをがっつりやり込む人には必須の武器です。

じゃぁ、FPSゲーマー以外だと意味ないの? ってことですが …

そんなことは無いと思います。

PCの高性能化によって少し古いゲームだと、ミドルスペックPCでもフレームレートが144fpsに張り付いてしまうことがあります。

単純に、144Hzのモニターで144fpsに張り付いてしまう状態って、もったいないと思いませんか?

  • もっと強くなりたい
  • 興味がある、使ってみたい
  • フレームレートを解放したい
  • PCの性能を限界まで使いたい

このように感じている人にとって、240Hzモニターは導入する価値が十分にあります。

価格は高いですが、支払うコストと自分の価値感が合えばOKだと思います。

目次

リフレッシュレート240Hzモニターの選び方

現在販売されている240Hzモニターはハイグレードな製品のため、基本スペックは非常に高いです。

以下のゲーミングモニターに欲しい機能は標準装備しています。

  • 1ms前後の高速な応答速度
  • ディスプレイ同期技術(Adaptive Sync)
    ∟FreeSync
    ∟G-Sync Compatible
  • 丈夫で多機能なスタンド

使用環境に応じて「画面サイズ」と「パネルの種類」で選ぶのが良いです。

詳しい解説は、この記事の最後にある失敗しないゲーミングモニターの選び方を参考にしてください。

240Hzモニターのおすすめリスト

まずは、今買える優れた240Hzモニターをご紹介します。

それぞれ良い点があるのでどれを買っても間違いありません。

製品独自の特徴を中心に解説していますので、「予算・機能・使用環境のバランス」を考えて、最適な製品を選んでください。

おすすめ240Hzモニター

・FPSゲーム特化型
BenQ XL2566K/XL2546K

・バランス重視
Acer XV253QXbmiiprzx
Dell S2522HG

・省スペースモバイル
ASUS XG17AHPE
JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR

・高画質+臨場感
Pixio PXC279

Dell S2522HG|コスパ抜群の240Hz

画面サイズ24.5インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度1ms
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカーなし
USBハブ4ポート
スタンドチルト:上 21°/下5°
スイベル:90°
高さ調節:13cm
ピボット:可能
VESAマウント対応
参考価格38,000円前後

もともと5万円以上もする製品ですが、今は究極に安いです。

「安い=低スペックで品質が悪い」という常識を壊した信頼あるDellのコスパ最強モデル。

4つのUSBポートを内蔵するなど、使い勝手も良い製品です。

付属のスタンドは可動域の広い多機能タイプ。

信頼と実績のあるブランドで安くても高性能。できるだけ安く最高の環境が欲しい人におすすめです。

\最新価格をチェック/

Alienware AW2523HF|安い360Hzの最新モデル

画面サイズ24.5インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート360Hz
応答速度0.5ms
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカーなし
USBハブ4ポート
スタンドチルト:上 21°/下5°
スイベル:20°
高さ調節:11cm
ピボット:可能
VESAマウント対応
参考価格59,800円前後

大手PCメーカーのDELLが展開するゲーミングブランド「Alienware(エイリアンウェア)」の最新モデル。

高機能と独特のレジェンドデザインが人気で、多くのプロゲーマーが愛用し「ゲーマー憧れのブランド」とも言われています。

IPS/360Hz/0.5msと完璧スペックながら価格が6万円を切るクレイジープライス

4つのUSBポートを内蔵し、ピボット可能な多機能スタンドが付属。

3年間のドット抜け保証や代替え品の先出しサービスなど、長く安心して使えるのもポイント。

普通の240Hzモニターよりも安いので、これ以上ない「アガリの環境」が欲しい人に一番のおすすめです。

\最新価格をチェック/

Acer XV253QXbmiiprzx|バランスの良い万能モデル

画面サイズ24.5インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度0.5ms
HDRDisplayHDR 400
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカー2W
USBハブ4ポート
スタンドチルト:上 25°/下5°
スイベル:20°
高さ調節:11.5cm
ピボット:可能
VESAマウント対応
参考価格42,000円前後

4万円台で使いやすい24.5インチサイズ、自然な色合いで視野角の広いIPSパネル、応答速度0.5msと基本性能はパーフェクト。

さらに4ポートUSBハブや2Wのスピーカー、多機能スタンドが付属など、目立った欠点のない優等生。

言い換えると「欲しい機能が全部入り」のバランスの良いモニター。

箱から出したデフォルト状態で非常に発色が良く、難しい設定は何も必要ないモニターです。

▼実際の使用感については実機レビューをご覧ください。

24.5インチで万能タイプを探している人に一番のおすすめ

\最新価格をチェック/

ASUS ROG XG17AHPE|世界最速モバイルモニター

画面サイズ17.3インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度3ms
入力端子USB Type-C
MicroHDMI
スピーカー1W
USBハブなし
スタンドカバー式
マウント汎用三脚
参考価格60,000円前後

モバイルモニターの中では世界最速のリフレッシュレート240Hzを実現。

17.3インチという画面サイズは大型ゲーミングノートPCと同じで、実際に使ってみるとゲームには絶妙なサイズです。

わずか1cmの厚みに3.5時間稼働するバッテリーも内蔵。

必要な時にサッと取り出してパッと使えて、どこにでも設置できるる高い機動性がポイント。

もちろん、メイン/サブモニターとして常時使うことも可能で、汎用三脚を使えば無限のレイアウトができる点は、他のモニターにはない唯一無二の存在です。

応答速度が3msと平凡ですけど、240Hzに必要な応答速度は4.17ms(1000÷240)なので、実用上は全く問題ありません。

普段は大きなモニターで作業をし、ゲームをするときだけ小型のモニターが欲しいという人にベストな製品。

私は普段32インチ/60Hzのモニターで作業をし、ゲームをするときだけこのモニターを設置して使っています。

抜群の使い勝手で、個人的にNo.1の240Hzゲーミングモニターです。

▼実際の使用感については関連記事をご覧ください。

他の製品にはない強烈な魅力がポイント!

\最新価格をチェック/

JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR|安心国内ブランド

JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR レビュー
画面サイズ17.3インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度1ms
入力端子Type-C x 2
miniHDMI
スピーカー1W
USBハブなし
スタンドカバー式
VESAマウント対応
参考価格54,000円前後
ジャパンネクスト JN-MD-173GT240FHDR レビュー

国内メーカーとしては初の240Hz対応モバイルゲーミングモニターです。

価格は約5.4万円となかなかのものですが、ASUSのXG17シリーズよりも安く、後発だけに基本性能はこちらの方が充実しています。

75 x 75mmのVESAマウント対応、Type-C x 2+mini HDMIの3系統入力、HDR対応、マグネット接続のカバースタンドが付属。

応答速度は4msですが、240Hzモニターとして必要な速度は4.17msなので、実用上は問題ありません。

ガチなFPSゲーマーでなければ十分な性能で、省スペース派にはベストな一台!

\最新価格をチェック/

ASUS VG259QM|最新型のハイスペック

画面サイズ24.5インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート280Hz
応答速度1ms
HDRDisplayHDR 400
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカー2W
USBハブ4ポート
スタンドチルト:上 33°/下5°
スイベル:90°
高さ調節:13cm
ピボット:可能
VESAマウント対応
参考価格44,000円前後

最大リフレッシュレート280Hzで視野角の広いIPSパネルを搭載。

他メーカーの製品より可動域の広い多機能スタンドが付属。

2Wのスピーカー内蔵など、高い基本性能が特徴。

価格も高すぎず、3年間の日本国内保証も魅力です。

安くて高性能!

\最新価格をチェック/

BenQ MOBIUZ EX270M|27インチ最高峰!

画面サイズ27インチ
パネルIPS
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度1ms
HDRDisplayHDR 400
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカー2.1ch
(2W+5Wサブウーファー)
USBハブ2ポート
スタンドチルト:上15°/下5°
スイベル:15°
高さ調節:10cm
ピボット:不可
VESAマウント対応
参考価格63,000円前後

27インチ/フルHD/240Hzに対応した最新モデル。

大きな画面が好きなら、EX270Mが最高峰と言える完成度です。

サブウーファー内蔵の2.1chサウンドシステムが秀悦。

ゲーミングモニターならBenQの製品を選んでおけば間違いありません。

▼実際の使用感については関連記事を参考にしてください。

\最新価格をチェック/

Pixio PXC279|超高画質で世界最速のVAパネル

画面サイズ27インチ
パネルVA/湾曲
解像度フルHD
リフレッシュレート240Hz
応答速度1ms
入力端子DisplayPort
HDMI x 2
スピーカーなし
USBハブなし
スタンドチルト:上 15°/下5°
スイベル:なし
高さ調節:なし
ピボット:なし
VESAマウント対応
参考価格38,000円前後
  • 黒は「真っ黒」に表示されてメリハリのある映像
  • PS5/Xboxの120Hzモードに対応
  • 付属品
  • 真っ赤なパッケージ
  • 湾曲具合はこんな感じ
  • 最高のゲーミング環境を構築できます

格安で高品質なゲーミングモニターを販売するPixioの最新モデル。

黒の表現が得意で「引き締まった映像」が特徴なVAパネルを採用し、VAでは世界最速となる240Hzを実現。

さらに、パネルが湾曲しているので、包まれたような臨場感を味わえます。

IPSやTNパネルとは比較にならない発色の良さで、思わず息をのむ美映像!

27インチと大きめですが、極限までスリムにしたデザインなので圧迫感は無いです。

スタンドの簡易化、スピーカー非搭載など、あまり使われない機能をバッサリ切り捨てて、実売価格を3万円台にした圧倒的コスパが魅力。

あらゆるジャンルのゲームをヌルヌル楽しみたい人におすすめ。

「高画質+低価格」を実現したコスパ最強の240Hzゲーミングモニターです。

\最新価格をチェック/

BenQ ZOWIE XL2566K/XL2546K|究極のFPS特化モニター

画面サイズ24.5インチ
パネルTN
解像度フルHD
リフレッシュレート360Hz(XL2566K)
240Hz(XL2546K)
応答速度0.5ms
入力端子DisplayPort x 1
HDMI x 2(XL2566K)
HDMI x 3(XL2546K)
スピーカーなし
USBハブなし
スタンドチルト:上 23°/下5°
スイベル:45°
高さ調節:15.5cm
ピボット:可能
VESAマウント対応
参考価格100,000円前後(XL2566K)
70,000円前後(XL2546K)

BenQのZOWIEシリーズはeSportsなどの競技向けモニターとして有名。

多くのプロゲーマー/ハードゲーマーが愛用するモニターで、FPS好きならこれ1択と呼ばれる究極の逸品。

XL2566K/XL2546Kの最大の武器は「DyAc+」と呼ばれる残像低減機能

激しい動きで発生する残像を完璧に修正し、プレイヤーを確実に勝利へと導いてくれます。

付属のリモコン型のデバイス「S.Switch」を使えば手元でモニターの設定変更や3パターンの設定呼び出しが可能。

モニター背面に収納可能なヘッドホンフックを内蔵。

付属のスタンドは他の製品より可動域の広い多機能型。

FPSゲームで勝率を上げたい人、プロゲーマーが使っているモニターが欲しい人におすすめ

▼実際の使用感については関連記事を参考にしてください。

\最新価格をチェック/

おすすめ240Hzモニター

・FPSゲーム特化型
BenQ XL2566K/XL2546K

・バランス重視
Acer XV253QXbmiiprzx
Dell S2522HG

・省スペースモバイル
ASUS XG17AHPE
JAPANNEXT JN-MD-173GT240FHDR

・高画質+臨場感
Pixio PXC279

【コラム】ゲームはフルHDが基本!240Hzは一生使える

4K解像度が普及している昨今、今さらフルHDってどうなのって思いませんか?

安心してください。フルHDは無くなりません。

最近になって4K対応の液晶テレビやPCモニター、PS5などの4K対応ゲーム機が普及してきましたが、今後もゲームは「必ず」フルHD(1920 x 1080)を基本として開発され続けます。

なぜなら、一番普及している解像度を切り捨てられないからです。

思い返してみると、フルHD解像度が普及したのは地上デジタル放送が始まってからです。

すべての家庭でテレビを買い替える必要があったことを覚えていますか?

アナログ放送時代のPCモニターは1024 x 768(4:3)が主流でしたが、地上デジタル放送開始と共にPCモニターもフルHD 1920 x 1080(16:9)があっという間に普及しました。

4Kテレビはそこそこ普及していますけど、肝心の4K放送はBS放送やNetflixなど一部のチャンネルでしか放送されていません。

アナログ放送から地デジ放送に入れ替わった時のように、政府が地デジ放送を4Kに変えない限り、フルHDは残り続けます。

つまり、もっとも普及している解像度がフルHDなので、ゲームの開発もフルHDが基本になるのです。

ゲーミングPCやゲーム機のハードウェアは進化し続けていますが、同じようにゲームも新しいハードに対応してより高性能なPCを要求してきます。

いつまでたっても、フレームレートはフルHD 120fpsか240fpsが壁となり続けるでしょう。

ゲームの快適性は、解像度よりも高いフレームレートの方が重要で、ハッキリと違いを体感できます。

フルHD/240fpsのモニターをゲットしておけば一生使えますよ!

【まとめ】迷ったらこの240Hzゲーミングモニターがおすすめ

ここまで読んで、どの240Hzモニターが良いか迷ったら、特に次の3台がおすすめです。

FPSゲーム特化なら

FPSゲーム専用なら「BenQ ZOWIE XL2546K」の右に出るモニターはありません。

  • 24.5インチTNパネル
  • 究極の残像低減機能「DyAc+」
  • 手元で簡単に設定を切り替える「S.Switch」
  • 丈夫で多機能なスタンド

▼参考価格:70,000円前後

\最新価格をチェック/

バランス重視なら

ゲームの他に普段使いもしたい人は、性能バランスの良い「Acer XV253QXbmiiprzx」がおすすめです。

  • 24.5インチIPSパネル
  • 0.5msの超高速レスポンス
  • 普段使も快適な高画質
  • 丈夫で多機能なスタンド

▼参考価格:42,000円前後

\最新価格をチェック/

省スペース派なら

普段は大型のモニターを使って、ゲームをする時だけ240Hzモニターを使うなら「ASUS XG17HAPE」が王者です。

  • 17.3インチIPSパネル
  • 三脚マウント可能
  • バッテリー内蔵
  • サブモニターとしても大活躍

▼参考価格:65,000円前後

\最新価格をチェック/

モニターは1度買うと数年間は使い続けるものです。

せっかく買うなら長く現役で使える相棒を選んでくださいね。

以上、極上のゲーム体験ができますように!

失敗しないゲーミングモニターの選び方

まずは6つの基本的なことを整理しましょう。

  1. 液晶パネルの種類
  2. 画面サイズと解像度
  3. リフレッシュレート
  4. 応答速度
  5. 残像低減機能
  6. HDR機能

▼それぞれの優先度はこのようになります。

項目優先度
液晶パネル
画面サイズと解像度
リフレッシュレート
応答速度
残像低減
HDR

意外に思われるかもしれませんが、ゲームで生計を立てているプロゲーマーでなければ「応答速度」はあまり重要ではありません。

理由をこれから1つずつ解説します。

① 液晶パネルの種類について

IPS、VA、有機ELパネルがおすすめ!

液晶パネルの特徴をまとめると次のようになります。

TNVAIPS有機EL
画質X
リフレッシュレート
応答速度◎◎
視野角X
コントラスト◎◎
価格
おすすめ度X

こちらは目的別です↓

TNVAIPS有機EL
ゲーム
映像鑑賞X◎◎
普段使いX
写真・映像編集X
価格
おすすめ度X

ゲーミングモニターで採用されるパネルは主にTN/VA/IPSの3種類ですが、2022年後半から有機ELパネル(OLED)を搭載したゲーミングモニターも価格が下がってきました。

各パネルの最高リフレッシュレートと応答速度は次のようになります。

TNVAIPS有機EL
リフレッシュレート540Hz260Hz500Hz360Hz
応答速度0.4ms1ms0.3ms0.1ms以下

それぞれのメリット・デメリットを簡単に解説しましょう。

TNパネルのメリットとデメリット|プロゲーマー向けでクセが強い

【手前】ASUS XG17HAP/IPS/240Hz/3ms
【奥】BenQ ZOWIE XL2566K/TN/360Hz/0.5ms

TNパネルは安価で高いリフレッシュレートと高速な応答速度で普及してきましたが、2020年頃からIPSパネルの方が性能面で優位な状況です。

視野角が狭いデメリットがあり、画面をななめ方向から見たり、少し姿勢を崩したりすると「色合い」がおかしくなります。

ただし、画面の正面に座って常に「正しい姿勢でゲームだけをする人」なら問題ありません。

▼TNパネルを採用したゲーミングモニターで代表的な製品は「BenQのZOWIEシリーズ」です。

BenQ ZOWIE XL2546K/TN/240Hz/0.5ms

ZOWIEシリーズは強力な残像低減機能(DyAc)の「キレの良い動き」の評価が高く、プロゲーマーやヘビーゲーマーに人気のあるモニターです。

しかし、かなりクセが強いので、FPSゲーム専用モニターとしてなら良いのですが、日常使いも考えている人は避けた方がよいです。

極論を言うと、TNパネルはBenQ ZOWIEシリーズの「DyAcを使いたい人だけ」にしかおすすめできません。

以前はゲームをするならTNパネルが最強と言われていました。

現在は360Hz以上に対応したe-Sports向けハイエンドモニターのほとんどがIPSパネルで、TNパネルの優位性はかなり下がっています。

IPSやVAパネルと見比べればハッキリ分かります。TNパネルの画質は「最高に汚い」です

TNパネルの時代は終わってます

VAパネルのメリットとデメリット|色鮮やかな映像

Pixio PXC348C/VA/144Hz/1ms

VAパネルは明るい部分と暗い部分のコントラスト比がIPSパネルより3倍以上も高く、明暗のはっきりしたメリハリのある映像が特徴です。

高いコントラスト比のおかげで黒の表現に優れており、キリッと引き締まった絵がポイント。

光が差し込むシーンなどは「IPSパネルには真似のできない」美しい表現が可能。

深みのある豊かな色彩で、思わず息をのむような美しさです。

映像鑑賞に強いパネルで、大型液晶テレビにも採用されています。(最近の高性能テレビは有機ELが多い)

正面からは非常にキレイ
タップして拡大
少し斜めから見ても問題なし
タップして拡大
真横から見ると白っぽい
タップして拡大

BenQ EX240N/VA/165Hz/1ms

VAパネルは「かなり」ななめか見ると白っぽくなるのがデメリットです。

ただし、上の写真のような角度でゲームをする人はいないと思うので、あまり気にしなくて良いでしょう。

椅子いすの背もたれに寄りかかって、リラックスしながらゲームするくらいなら、まったく問題ありません。

色合いがダイナミックで美しい反面、原色とのギャップがあって色の再現性はIPSパネルより劣ります。写真や映像編集もしたい人はIPSパネルの方が良いです。

応答速度は高性能モデルだと1msが当たり前で、IPSやTNパネルの0.5ms以下には劣りますが、ほとんどのゲーマーには問題ない性能です。

価格はIPSモニターよりも安いので、予算と自分の利用スタイルが合えばVAも良い選択と言えます。

特にゲームや映像コンテンツを楽しむ比率が多い人におすすめです。

安くて高画質!

IPSパネルのメリットとデメリット|万能タイプ

LG 34GK950F-B/IPS/144Hz/5ms

IPSパネルは自然な色合いと広い視野角が特徴の万能型です。

ななめから見ても色合いの変化が少なく、機種によって差はあるものの原色に最も近い色合いなのがメリット。

ゲーム以外に写真や映像編集などの「仕事/作業」に使う人もIPSが向いています。

最近はより高速なリフレッシュレート360Hz以上に対応したハイエンドモニターも続々と発売されています。

デメリットはVAパネルよりも価格が高いことです。

仕事、ゲーム、なんでもOK!

有機ELパネル(OLED)のメリットとデメリット|次世代の本命

Alienware AW3423DWF/OLED/0.1ms

有機ELパネルをざっくり解説すると、バックライトを持たずにカラー素子1つ1つを発光させる仕組みです。

IPS/VA/TNパネルはバックライトを使用するので、黒色を表現する時も光が漏れて完全な黒にはなりません。

有機ELが黒色を表現する時は、そもそも素子が光らないので「完全な黒」を表現でき、映像全体が引き締まって美しく見えます。

色合いとしてはVAパネルに似たダイナミックな感じで、ゲームと映像鑑賞向き。とにかくぶっちぎりに美しいです。

(写真・映像編集のような原色に近い発色が重要な作業はIPSパネルの方が向いています)

また、応答速度が0.1ms以下であることもメリットで、実用上は遅延が発生しません。

(「発色の良いVAパネル」+「反応の速いTNパネル」)x 10 +「視野角の広いIPSパネル」って感じで、ゲームだと無敵です。

デメリットとしては焼き付きリスクがあるため、1日中つけっぱなしで使う人には向いていません。

現状では40インチ越えの大型モデルが多く、24.5〜32インチクラスの使いやすいサイズが極めて少ないのもデメリットです。

また、コストが高いことも弱点でしたが、2022年後半から高いリフレッシュレートを出せるゲーミングモデルも価格が下がりつつあります。

2024年には多くのメーカーが新モデルを販売するでしょう。

クレイジーな美しさ!

② 画面サイズと解像度について

目的別のおすすめの画面サイズと解像度は次のとおりです。

目的推奨解像度推奨画面サイズ
ゲーム専用フルHD15.6〜24.5インチ
色々なジャンルのゲーム
普段使い
WQHD27インチ
画質を優先
仕事にも使う
4K27〜32インチ
臨場感を優先UWQHD
(ウルトラワイド)
34インチ

各解像度のドット数はこちらです。

  • フルHD:1920 x 1080
  • WFHD:2560 x 1080
  • WQHD:2560 x 1440(フルHDの1.8倍)
  • UWQHD:3440 x 1440
  • 4K:3840 x 2160(フルHDの4倍)

大きな画面になると、FPSゲームでは敵の位置や画面内の情報(HUD)が瞬時に把握できなく勝敗に影響します。

フォートナイトやApex Legendsなどの競技性の高いFPSゲームなら24.5インチ以下のフルHDがベストサイズで、多くのプロゲーマーに好まれています。

ソロプレイや競技性の低いFPSゲーム、雰囲気を楽しむRPGなどは27インチ以上の大画面が使いやすいです。

横長のウルトラワイドはPS5などのゲーム機では不可能な高い臨場感を味わえるのがポイント。

注意点として、解像度が高くなるとPCにも負荷が掛かること

特に4K解像度は、PCスペックが低いとフレームレートが落ちて「カクついた」動きになることは覚えておきましょう。

※ WQHD/4KモニターもフルHD解像度で使うことが可能です。

おすすめサイズと解像度
  • FPSゲームが好き
    ∟ 24.5インチ以下/フルHD
  • 色々なジャンルのゲームをしたい
    ∟ 27インチ/WQHD
    ∟ 34インチ/UWQHD
  • 超高精細な映像が好き
    ∟ 32・27インチ/4K

③リフレッシュレートについて

165Hz以上のモニターがおすすめです!

リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換えられる回数のことです。

パラパラ漫画と同じ原理で、画面の書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

単位はHzで表記され、ゲーミングモニターとして一般的なものは144Hzです。

しかし、最近は165Hzに対応した製品が多く販売され、144Hzを置き換える新基準になっています。

165Hzの製品は価格も144Hzとほとんど変わりません。

せっかく新しくゲーミングモニターを買うのなら165Hzを候補に入れましょう。

また、240Hzのモニターであれば、どんなゲームも快適に楽しめます。

ただし、27インチやWQHD解像度の240Hzモニターは非常に高価なので、欲しい画面サイズと解像度に合わせてリフレッシュレートを選んでください。

④ 応答速度について

プロゲーマー以外は、あまり気にしなくてOK!

応答速度は、画面の色が切り替わる時にかかる時間のことです。

単位はms(ミリ秒=1/1000秒)で表記され、値が小さいほど高性能です。

色が早く切り替われば残像が少なくなり、ブレのない「なめらか」な表示になって対戦ゲームで有利とされています。

リフレッシュレート別に最低限必要な応答速度は、「1000÷リフレッシュレート」で計算できます。

1フレーム切り替えに必要な時間
60Hz16.67ms
144Hz6.94ms
165Hz6.06ms
240Hz4.17ms
360Hz2.78ms

この表から分かる通り、現在販売されているモニターは、すべて最低限必要な応答速度を満たしています。

高いリフレッシュレートを出せるモニターは基本性能が高くて応答速度も速いので、あまり細かくチェックする必要はありません。

あえて付け加えるなら、応答速度1msをうたう製品は常時1msの速度ではなく、もっとも条件の良い速度が1msということです。

実際は速度にばらつきがあって、遅い時は8ms以上になることもあります。

こういった点を考慮すると、なるべく速い応答速度のモニターを選ぶのは間違いではありませんが、一般的には240Hzに対応できる「4ms」もあれば問題ないです。

人間の動体視力は0.2秒 = 200msと言われています。

計測器を使えば1msと4msの違いはハッキリ出るものの、人間の目では判別できない領域です。

プロゲーマーに見られる1フレームを競う戦い方でない限り、ゲームプレイに影響はまったくありません。

GtGとかMPRTって何?

GtGとMPRTは無視してOK!

ゲーミングモニターのスペックを見ていると、「応答速度1ms(GtG)」とか「2ms(MPRT)」という表記を見かけることがありませんか?

「GtG」と「MPRT」の解説は次のようになります。

GtG(Grey-to-Grey)

色の中間階調における応答速度を表す。黒→白の変化時間ではなく、灰色→別の灰色への変化時間のこと。液晶分子自体の反応速度を示す指標のため、コンテンツ内容や個人差によって体感速度が異なる。

MPRT(Moving Picture Response Time)

動画応答速度に特化した指標。再生中の画面を超高速カメラで撮影し、実際の画像変化の時間を測定する。MPRT値が速くなることで、色の変化だけでなく動きのあるシーンにおけるノイズやブレといった残像の影響が減る。

解説を読むと… っていうか読み飛ばしましたよね ^^;

  • 分かったようで分からない
  • 結局どっちが良いの?

という感じではないですか?

GtGとMPRTは、メーカーがスペック表に記載すべき必須項目ではありません。

高性能をアピールするためのものです。

まったく意味がないとは言いませんが、ほとんどの人は違いを体感できないので、GtGやMPRTには「こだわらない」ことをおすすめします。

⑤ 残像低減機能について|オーバードライブ・黒挿入

必須機能ではありません!

BenQ 「DyAc+」

高性能なゲーミングモニターには高いリフレッシュレート、応答速度のほかに「残像低減機能」をもつ製品があります。

液晶パネル/リフレッシュレート/応答速度だけの比較だと、どの製品も基本性能にそれほど差がありません。

そこで各メーカーが「残像低減機能」をプラスして製品価値を高めています。

代表的な技術は「オーバードライブ」か「黒挿入」の2つです。

いずれも効果はありますが、本来の「色あい」を犠牲にするので万能ではありません。

対戦ゲームでどうしても勝ちたいときに有効ですが、人によっては「目が異常に疲れる」というレビューもあります。

「オーバードライブ」の特徴とデメリット

色が変わるときに液晶素子へ高い電圧をかけて、色の切り替えを速くする仕組み。

電圧のサジ加減が難しく、目標にしている色を飛び越えてしまうオーバーシュート/アンダーシュート現象がある。

採用メーカー

  • Acer
  • ASUS
  • BenQ
  • IO DATA
  • DELL Alienware
  • など

「黒挿入」の特徴とデメリット

フレームとフレームの間に「黒フレーム」を挿入して残像感を減らす仕組み。

画面が暗くなり、チラつきが発生するデメリットがある。

採用メーカーと「機能名」

  • BenQ 「DyAc」
  • ASUS 「ELMB」
  • LG「1ms Motion Blur Reduction」
  • など

⑥ HDR機能について

必須機能ではありません!

タップして拡大できます↓

BenQ EX2780Q
BenQ EX2780Q
BenQ EX2710U
innocn M27U

HDRは明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、よりリアルな映像を楽しめる技術です。

HDRもこだわりがない限り必須機能ではありません。

よく「DisplayHDR 600なら良い」と聞きますが、微妙です。

普及価格帯のモニターはDisplayHDR 400以下の場合が多く、実際に使ってみても「違いがよく分からん」という感じで、DisplayHDR 600でも普通レベルなので注意してください。

HDRコンテンツの例

DisplayHDR 1000でも再生するコンテンツによっては「効果がよくわからない」ものが多いです。

しっかりHDRを意識したコンテンツでないと効果を体感できない点は注意。

普通にキレイ
タップして拡大
暗い部分が暗すぎる
タップして拡大

ゲームでは暗い部分が暗くなりすぎて遊びにくくなるなど、当たり外れが多い機能です。

個人差はあると思いますが、HDR機能がなくても最近のゲームの映像は普通にキレイなので、あまりこだわらないことをおすすめします。

HDR10とは?

AV機器メーカーが策定した規格。

HDR10を拡張したHDR10+もあり。

PC用モニターではそれほど意識する必要はありません。

DisplayHDRとは?

VESAが策定した規格で、DisplayHDR 400、600、1000などがあります。

数字が最大輝度を示します(単位cd/平方m)。

DisplayHDRクラスコメント
400エントリーおまけレベル
600ミドル普通
1000ハイスペック良い
1400ハイエンド最高!

メーカー独自のHDR規格

その他、モニターメーカーのBenQの製品は、「HDRi」という独自のHDR規格を搭載しています。

HDRiも特別に優れている機能ではないです。

あらゆるジャンルのゲームを快適に遊べるモニターは?

ここまでで整理すると、FPSゲームなら小さい画面で、それ以外なら大きい画面がおすすめとなります。

つまり、モニターは1台だけだと、どうしても得意・不得意があって完璧なゲーム環境にはなりません。

ゲーミングPCをゲームだけに使う人は少なく、ほとんどの人がネットショッピングや動画編集など、色々な用途で使います。

このような場合、作業用に27〜32インチクラスを使って、ゲーム専用に15.6〜24.5インチクラスの小型モニターを併用するのもありです。

私の場合は事務作業とゲームで完全にモニターを分けています。

【中央】PHILIPS 329P1H(31.5インチ)
【左】BenQ EX2710U(27インチ)
【右上】JAPANNEXT JN-VG233WFHD200(23.3インチ)
【右下】ASUS XG17AHP(17.3インチ)
  • 31.5インチ/4K/IPS/60Hz(事務作業)
  • 27インチ/4K/IPS/144Hz(4Kゲーム/Xbox)
  • 23.3インチ/WFHD/VA/200Hz(PCゲーム)
  • 17.3インチ/FHD/IPS/240Hz(FPSゲーム/サブモニター)
【奥】Alienware AW3423DWF(34インチ)
【左】BenQ EX2780Q(27インチ)
【右】BenQ ZOWIE XL2566K(24.5インチ)
  • 34インチ/UWQHD/有機EL/165Hz(PCゲーム)
  • 27インチ/WQHD/IPS/144Hz(PS5)
  • 24.5インチ/FHD/TN/360Hz(コレクション)

その他、たくさんのモニター … 普通はこんなに必要ないです。

ただ、いろいろ使ってきた中で「これは良い!」と思ったのがこちら↓

一番のお気に入りはジャパンネクストのJN-VG233WFHD200です。

23.3インチの小型ウルトラワイドで、ゲーム機では不可能な21:9の画角で遊べます。

3万円以下で買える安さも良い↓

また、15.6〜17.3インチのモバイルモニターは、必要な時だけ設置したり、普段はサブモニターとして使えるのでおすすめです。

リフレッシュレート144Hz以上に対応したモバイルゲーミングモニターは、関連記事をご覧ください。

ゲームのプレイスタイルをしっかり把握しよう!

ここまでの内容をまとめると、次のようになります。

TNVAIPS有機EL
ゲーム
映像鑑賞X◎◎
普段使いX
写真・映像編集X
価格
おすすめ度X
  • 液晶パネルは「IPS」「VA」「有機EL」が良い
  • 画面サイズは自分のゲームスタイルに合わせて選ぼう
  • リフレッシュレートは144Hz以上
  • 応答速度は4ms以下であればOK

自分が普段どんなゲームを好んでプレイしているかによって、選ぶモニターのスペックが決まります。

「あらゆるジャンルのゲームを楽しみたい!」という人は、異なるスペックの2台体制がベストです。

関連記事に目的別のおすすめゲーミングモニターを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

最高のゲーミング環境を構築できますように!

よかったらシェアしてね!
目次