【レビュー】LG 34GK950F-B 迷ったらコレ買っておけば問題なし! 34インチ ウルトラワイドゲーミングモニター

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LGの34GK950F-Bを購入して60日ほど使用しましたのでレビューします。

追記)LGより新型の34GN850-Bが発売されましたが、使用感に概ね変わりはないと思います。

ウルトラワイドモニターの使用感や注意点については、今でも通用する内容になってますので、気になる方はぜひお読みください。

目次

34インチウルトラワイドゲーミングモニター LG 34GK950F-Bとは?

LGの34GK950F-Bは、2019年の2月に発売された34インチウルトラワイドゲーミングモニターです。

34GK950F-Bの仕様

特に優れている点を赤字にしています。

パネルIPS 曲面 ノングレア
視野角(水平/垂直 )178°/178°
解像度UWQHD 3440 x 1440
アスペクト比21:9
最大リフレッシュレート144Hz(DisplayPort)
85Hz(HDMI)
応答速度5ms(GTG)
同期技術AMD FreeSync Premium
NVIDIA G-Sync Compatible(非公式で対応)
HDRHDR10、DisplayHDR400
横幅81.9cm
高さ46.3cm〜57.3cm
重量7.3kg(スタンド込み)
5.5kg(スタンドなし)
前後角度調整前:-5°、後:15°
左右角度調整左右20°
高さ調整0〜11cm
モニターアーム対応 VESA 100 x 100
入力端子DP1.4 x 1、HDMI x 2
ヘッドホン端子あり
USBUSB3.2 Gen1(5Gbps) x 2
電源アダプター
スピーカーなし
保証3年(バックライト含む)

▼ライバル機種との比較は、こちらの記事を参考にしてください。

LG 34GK950F-Bの開封チェック

▼到着時の箱はこんな感じでした。それほど大きくないです。

▼付属品の一部。写真の他に電源ケーブル、DisplayPortケーブル、USBアップストリームケーブル、マウスケーブルホルダーが付属しています。ACアダプターのコネクター形状はミッキー型です。

▼私は付属のスタンドは使わず、HPのモニターアームを付けました。

アームを除いた本体の重量は5.5kgです。電源がアダプター式なので本体は軽量でした。

▼ベゼル幅は1.2cm。

▼右下に付けるケーブルホルダー。マウスケーブルの太さなら2本通せます。

▼背面端子(Displayport x 1、HDMI x 2、USBアップストリーム x 1 / ダウンストリーム x 2、ヘッドホン出力、電源アダプタ入力)

▼底面には設定を呼び出すスティックがあり。

ウルトラワイド21:9の破壊力は?

横長の21:9とはどんな映像なのでしょうか?

早速チェックしてみましょう。

【検証環境】

  • CPU::AMD Ryzen 7 3700X
  • GPU:AMD RADEON RX5700XT
  • メモリ:64GB

発色チェック

▼発色は鮮やかでムラがありません。IPSパネルなので当然ですが、斜めからみても色の変化がなく良好です。

最近はあまり聞きませんが、ドット抜けは無しでした。

お世話になりたくありませんが、この製品は3年保証(バックライト含む)なので安心です。

DisplayHDR400は、私の環境だとうまく動きませんでした。

これはWindows側にも問題があると思います。

PCゲームの臨場感チェック

▼ほとんどのPCゲームは21:9表示に対応しています。ド迫力です。

▼ただしゲーム中に挿入されるムービーは16:9表示になる物が多く、左右に黒帯が発生します。

私の環境だと2019年発売のゲームで、100フレーム以上は出ませんでした。大体80〜90くらいです。

UWQHD(3840×1440)の「最高画質」で144フレームを出すには、相当なハイスペックPCが必要です。

ただし、ゲームの画質を少し落とせばミドルスペックPCでも100〜144フレームは出せます。

21:9の映画コンテンツってあるの?

21:9に対応したコンテンツはまだ少ないですね。

Netflixに数本存在していたのでチェックしてみました。

▼Netflixで21:9対応の映画を見てみましたが、上下の余白が発生しないので凄まじい迫力です。

映画鑑賞用途にも最適です。ただし、21:9のコンテンツはホント少ないです。

IPS液晶なので、だらしない姿勢で見ても発色にムラが出る事はありません。

その他、21:9ウルトラワイドで気づいたこと

動画編集やWEBブラウジングは、控えめに言って最高です!

▼WEBブラウザーは2つ横に並べても作業スペースまで確保できます。

▼そして、動画編集についてはウルトラワイドな画面をフルに使えます。シーケンスを横一杯に広げられるので、効率が上がる事間違いありません!

34GK950F-Bのオンスクリーン設定

▼底面のスティックを押し込むと、メニューが表示されます。入力の切り替えは3アクション必要(ステッック押し込み→入力→ソース選択)。

▼私の場合、初期設定から何もいじる必要はありませんでした。初期状態での発色、レスポンスは共に良好。

Displayportのバージョンは1.4まで対応しています。HDMIのバージョンは非公開。

LG 34GK950F-Bを実際に使ってみた感想

34インチのウルトラワイドモニターとなると、一番気になる事は設置場所の確保でしょう。

他の製品は横幅が約83cmなものが多いのですが、この製品は81.9cmと短いです。

流石にこのクラスのモニターになると、横幅は1cmでも短いと助かります。

安価なモデルになるとUSBハブ機能が省かれていますが、34GK950F-Bには2ポートのUSBハブを搭載しています。

USBの規格は3.2 Gen1(5Gbps)です。

なくても運用上で問題になる事は全くありませんが、あると非常に便利です。

特に外部スピーカーにUSBバスパワー式の物を使用している方は、助かる装備となるでしょう。

LG 34GK950F-Bの残念なところ

価格が12万程度と高価なことと、HDRが私の環境だとうまく動かなかったことだけです。

ゲームによっては画面が広すぎて、視線を動かさないと情報を瞬時に確認できないデメリットがあります。

LG34GK950F-Bのまとめ

IPS液晶により広い視野角と良好な発色を確保し、UWQHDの広大なデスクトップは、ゲームだけでなく動画編集やブラウジングなどにもマルチに対応できます。

21:9+リフレッシュレート144Hzなので、ゲームはかなり快適。

しかし、UWQHDの解像度でゲームの画質を「最高」にこだわるなら、100フレーム以上を出すにはPCのスペックもかなりの物が必要です。

悪くいえば、宝の持ち腐れ。

良くいえば、長く使えるモニターです。

解像度に関しては、最後まで安価なUWFHD(2560 x 1080)と高価なUWQHD(3440 x 1440)で悩みました。

ゲーム以外の用途にもPCを使うので、UWQHDを選んで本当に良かったです。

充実した入力端子、ベゼル幅も狭くて作りに安っぽさは全く感じません。

34GK950F-Bはすでに旧型です。

今買うなら新型のLG 34GN850-Bがおすすめ。

新型はコチラ(WQHD/144Hz/1ms)

▼使用しているモニターアームはこちら

▼最新のウルトラワイドゲーミングモニターは関連記事を参考にしてください。

以上、参考になれば幸いです!


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