Ryzen 7 5700XとRTX 5060Ti 16GBのゲーム性能をベンチマーク

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BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を比較しました。

  • Ryzen 7 5700X + RTX 5060Ti 16GB
  • Ryzen 7 9800X3D + RTX 5060Ti 16GB
  • Core Ultra 7 265F + RTX 5060Ti 16GB
  • Core i7-14700F + RTX 5060Ti 16GB
  • Core i5-14400F + RTX 5060Ti 16GB

CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事ではRyzen 7 5700Xに注目して解説します!

Ryzen 7 5700XとRTX 5060Tiの組み合わせは、価格が安いなりのデメリットがあります。

特に気になったのは、今までRyzen 7 5700XといろいろなGPUを組み合わせて計測してきたけど、今回はいつもよりパワーが出てないなぁ … と感じたこと。

もしかしたらちまたでウワサになってるPCIe Gen 4×8接続による帯域不足で性能低下が発生しているのでは?と疑ってます。

ちょっとマニアックなデメリットですけど、動作が遅いと感じたのは4Kの動画エンコードといったヘビーなクリエイティブ処理だけです。

普通にゲームを楽しむ分にはRyzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GBでも問題ないけど、特にBTOパソコンの購入を検討している人はこの先で解説するデメリットをさくっとチェックしてから判断してください。

最強CPUランキング

BTOパソコン向けのランキングです。

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツだよ!

予算にあわせてしっかり選ぼう!

更新:2025年5月15日

【1位】Ryzen 7 7800X3D

ハイスペックゲーミングPC用のCPU。

新世代のRyzen 7 9800X3Dより総合性能は劣るものの、ゲーム時のパフォーマンスはトップクラス。

7800X3Dの方が消費電力が低くて価格が安いメリットあり。

もともとの性能が高いので、9800X3Dとの性能差を体感できる人は少ないと思われる。

特にフルHDとWQHDのパフォーマンスが飛び抜けて良い。

コスパ良く最強ゲームマシンが欲しい人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 7800X3Dの実機ベンチマーク

【2位】Ryzen 7 9800X3D

ハイスペックゲーミングPC用のCPU。

2024年11月15日に発売されたゲーミングCPUの新王者。

ゲーム時のパフォーマンスが究極に素晴らしいだけでなく、クリエイティブ系の処理も強い。

CPU選びに悩むことが無くなる「アガリ」の一品。

超人気CPUのため価格が高いのがデメリット。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 9800X3Dの実機ベンチマーク

【3位】Ryzen 7 7700

ミドル〜ハイスペックPC用のCPU。

ゲーム時のパフォーマンスはCore i7-14700Fと同等。

Core i7よりもクリエイティブパフォーマンスが高くて消費電力が低い。

体感上のパフォーマンスは世代の新しいRyzen 7 9700Xとほとんど変わらない。

PCの価格もRyzen 7 9700Xより安く、バランス良くまとまった高性能CPU。

取り扱っているショップが少ないのがデメリット。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070、Radeon RX 9060 XT~RX 9070 XT

>Ryzen 7 7700の実機ベンチマーク

【4位】Core Ultra 5 225F

ミドルスペックPC用のCPU。

旧世代のCore i5-14400Fより消費電力が低くて基本性能が高く、ゲームによっては価格の高いCore i7に迫るパフォーマンス。

動画編集などのクリエイティブ性能はCore i7-14700Fを超えることもあって、なかなか良いCPU。

デメリットはPCの価格が少し高いことだけど、性能は良いので長く現役で使うつもりならミドルクラスNo.1

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Core Ultra 5 225Fの実機ベンチマーク

【5位】Core Ultra 7 265F/KF

インテル最新世代のCPU。

265KFは出力が高くてオーバークロックに対応したフルスペック版でハイスペックPC用。

265Fは265KFの出力を落としてオーバークロック非対応にしたミドル~ハイスペックPC用。

Core i7-14700シリーズからクリエイティブ系の処理能力は大きく上がったが、ゲーム時のパフォーマンスはあまり変わらずRyzen 7 9700Xよりも低い性能。

人気が無いから価格が安いのが最大の特徴で、Ryzenより性能は低いけど普通に遊べる。

できるだけ安くハイスペックPCが欲しい人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Core Ultra 7 265KFの実機ベンチマーク

>Core Ultra 7 265Fの実機ベンチマーク

【6位】Ryzen 7 5700X

ミドルスペックPC用のCPU。

8コア16スレッドで動作するZen3世代のハイクラスCPU。総合パフォーマンスはライバルのCore i7より少し劣るものの、PCの価格は2〜3万円ほど安くてコスパが素晴らしく良い。

世代の古いCPUのためマザーボードの規格も少し古く、ストレージ(NVMe SSD)の拡張性が弱いのがデメリット。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070、Radeon RX 9060 XT

>Ryzen 7 5700Xの実機ベンチマーク

【7位】Core i7-14700F

ミドル〜ハイスペックPC用のCPU。

第12世代のCore i7-12700のマイナーアップデート版で、高効率コアとキャッシュメモリなどが強化。

不具合発覚で圧倒的不人気なCPUになってしまったが、性能はそこそこ良い。(飛び抜けて良くはない)

人気が無くて売れないからと思われるが、BTOパソコンはショップによって投げ売り状態になっている。

新品BTOパソコンは修正パッチを適用して出荷しているので、これから不具合に遭遇する心配は無い。

がっつり対戦FPSゲームをやり込む人、趣味のクリエイティブ作業をしたい人におすすめ。

【相性が良いGPU】RTX 5060~RTX 5070、Radeon RX 9060 XT、RX 9070

>Core i7-14700Fの実機ベンチマーク

【8位】Ryzen 7 9700X

ハイスペックPC用でゲーム、クリエイティブ作業など何でもこなせるバランス型だが、ゲーム時のパフォーマンスはRyzen 7 7800X3Dに負ける。

すごく高性能なCPUだけど、なるべくRyzen 7 9800X3Dか7800X3Dを選んだ方が良い。

総合パフォーマンスはライバルのCore i7-14700F/Core Ultra 7 265Fを大きく超えるので、インテルCPUに不安がある人におすすめ。

【相性が良いGPU】すべて

>Ryzen 7 9700Xの実機ベンチマーク

【9位】Core i5-14400F

ミドルスペックPC用のインテル第14世代CPU。

ゲームもクリエイティブ処理もそつなくこなせるバランス型

総合パフォーマンスはRyzen 7 5700Xに劣るものの、多くのBTOパソコンに採用される定番CPUなので、製品数が多くてPCの見た目や細かいスペックにこだわって選べるのが特徴。

マザーボードがRyzen 7 5700Xよりも世代が新しいので、ストレージの拡張性が高いのもポイント。

性能よりも、PCの見た目などにこだわりがある人におすすめ。

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Core i5-14400Fの実機ベンチマーク

【10位】Core i5-12400F

ミドルスペックPC用のインテル第12世代CPU。

第13世代/14世代の不具合発覚後に再注目された高コスパモデル。

性能は新型のCore i5-14400Fと大きく変わらず、動作が安定していて価格が安い。

15万円以下のPCを探している人におすすめ。

【相性が良いGPU】RTX 5060、RTX 5060 Ti、Radeon RX 9060 XT

>Core i5-12400Fの実機ベンチマーク

  • CPU末尾のFとかKって何?
  • ゲーミングPCのCPUの役割って?

と思った人は、関連記事をチェック↓

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

目次

【重要】RTX 5060 Tiは16GBモデルを選んで!

最初に大事なことを言っておくと、RTX 5060TiはVRAM 16GBモデルを強く推奨します。

安いVRAM 8GBモデルを選ぶと、モンハンワイルズやアサクリ シャドウズのようなグラフィックスにこだわった最新ゲームは、画質をかなり落とさないとマトモに遊べません。

Apex Legendsのような数年前からあるゲームならVRAM 8GBでも問題ないけど、最新のゲームを高画質で遊びたい!って思っている人は、迷わずVRAM 16GBモデルを選んでください。

  • Apex Legendsみたいな中量級ゲームならRTX 3060のような旧世代のグラボで十分です

詳しくは関連記事をチェック↓

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている 青:劣っている

スクロールできます
5700X9800X3DUltra 7 265Fi7-14700Fi5-14400F
世代Zen 3Zen 5シリーズ2第14第14
対応ソケットAM4AM5LGA1851LGA1700LGA1700
Pコア数88886
Eコア数12124
ベースクロック3.4GHz4.7GHz2.4GHz2.1GHz2.5GHz
ブーストクロック4.6GHz5.2GHz5.3GHz5.4GHz4.7GHz
L3キャッシュ32MB96MB30MB33MB20MB
熱設計電力65W120W65W65W65W
発売開始年月2022年4月2024年11月2025年3月2024年1月2024年1月
販売開始価格42,800円86,800円71,800円61,800円34,800円
実売価格
2025年5月調査
26,000円93,800円50,980円48,980円20,780円
実売価格は変動するので参考程度にしてください

Ryzen 7 5700Xは価格が安いわりに8コアでパワーもそこそこあるのが特徴。

世代が古いので市場から消えてもおかしくないのですが、なかなかコレを上回る高コスパCPUが出てこないので、いまだに売れ続けている「不滅のCPU」です。

最強CPUと評判の高いRyzen 7 9800X3DはRyzen 7 5700Xより3倍以上も価格が高いけど、実際に使ってみると3倍の性能差はありません。

また、Core i5より少しだけ高い価格なのに、Core Ultra 7とCore i7に近いパフォーマンスで動作するので、かなり美味しいCPUです。

とはいえ、弱点もあります。

詳しくは後述するデメリットの項目を参考にしてください。たぶん、コスパ重視の人なら問題ないと思います。

ちなみに、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますが、ぶっちゃけ何に役立ってるのかよく分からないコアです。影武者のようにせっせと働いてるのでしょうが、ゲーム中心で使う場合、Eコア無しでも問題ありません。

CPUベンチマーク

CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。CPU末尾の「K」とか「F」って何?

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断すると、最新のCore Ultra 7 265Fと旧世代のCore i7-13700KFが飛び抜けた性能に見えます。

CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪いじわるテスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。

ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。

なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。

Ryzen 7 5700Xはショボい性能に見えますが、実際に使ってみるとゲームではCore Ultra 7 265F/Core i7-14700Fとほぼ同じパフォーマンスで動作するのがポイントです。

  • ゲームや動画編集などはCPUだけでなく、GPUのCUDAコア、Tensorコア、RTコア、NVEncなどとの複合処理がほとんど。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはありえないので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しない。

Ryzen 7 5700Xのデメリット

Ryzen 7 5700Xは少し古いCPUなので気になる点があります。

ただ、マニアな人でなければ致命的と言える弱点はありません。

ちょっとマニアックな内容なので、難しい話が苦手な人はサ~ッと読み飛ばしてください。

Ryzen 7 5700Xのデメリットは以下の2つです。

  • CPUのアップグレード手段がほぼ終了
  • グラボがPCIe Gen 4×8レーン接続になる

ひとつずつ解説します。

① CPUのアップグレード手段がほぼ終了

Ryzen 7 5700Xは「ソケットAM4」という規格のもとに作られていて、すでに末期モデルです。

ソケットAM4
CPUを挿した状態

現在の主流は「ソケットAM5」で、ソケットAM4のCPUは2024年11月まで新製品が開発&発売されてたけど、そろそろ終わると思います。

ソケットAM5/こちらが最新規格
CPUを挿した状態

いつか最新のCPUに乗せ換えてパワーアップしたい!と考えている人は、マザーボードごと交換する必要があるので注意。

とはいえ、そんなマニアックなことをしない!とか、最後まで使い切る予定の人にとってデメリットは無いです。

また、Ryzen 7 5700X3D、Ryzen 7 5800X3Dといった強力なCPUはソケットAM4で使えるので、最後のアップグレード手段は残っています。

② グラボがPCIe Gen 4×8レーン接続になる

ASRock B550 Phantom Gaming 4+Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB

ちょっと難しい内容なので、サクッと解説します。

RTX 5060Tiのインターフェイス仕様はPCIe Gen 5の8レーン接続です。

Ryzen 7 5700Xでよく使われるB550チップセットのグラフィックボード用スロットはPCIe Gen 4ベースなため、RTX 5060Tiを取り付けるとPCIe Gen 4の8レーン接続になってしまいます。

調べてみるとGen 4×8接続はGen 5×8と比べて10%ほど性能が低下する「らしい」です。

ASUS TUF GAMING B850M-PLUS WIFI(レビュー
最新のB850チップセットだと問題なし
ASRock B550 Phantom Gaming 4
Ryzen 7 5700Xで使用されるB550マザーボードはアウト!

Ryzen 7 5700X+B550マザーボードの構成でRTX 5060Tiを使ってみたところ、4Kエンコードのような高負荷な処理はいつもより遅いと感じたし、いくつかのゲームにおいても調子が悪いと感じました。

ただ、本当に帯域不足が発生しているかは分かりません。本音を言うと、どうやってオーバーフローを目視で確認して帯域不足が発生しているかどうかを証明したら良いのか分からないです。

あくまで感覚的な印象と噂レベルの話なので、参考程度にしてください。

ちなみに、この問題はRyzen 7 7700やRyzen 7 9800X3DなどのZen 4/Zen 5世代のCPUでも、B650とA620チップセットのマザーボードを使うと同じ現象になるはず。(B650はPCIe 5.0 x 16スロットを持ってる製品が少ないけど存在する)

ASUS TUF GAMING B650-E WIFI(レビュー
Ryzen 7 9800X3Dなどで今でも使われるB650マザーも帯域が少なくなる
MSI B760I EDGE WiFI(レビュー
インテルの主力チップセットB760は問題なし(製品による)

つまり、本当に帯域不足が発生しているなら、2025年5月時点で販売されているBTOパソコンのRyzen CPU+RTX 5060Tiモデルは「ほぼ全ての製品がGPUの性能をしっかり引き出せない」です。

Ryzenでこの問題を回避するには最新のミドルクラスチップセットであるB850にするか、X670かX870といった高価なハイエンドチップセットを選ぶしかありません。(Gen 5拡張スロットを持っているマザーボードを選ぶ)

インテル第12世代以降のCPUならほとんどのマザーボードがGen 5拡張スロットを持っているので比較的安心だけど、安いマザーボードだとGen 4スロットだったりします。

まとめると、RTX 5060Tiはちょっと気を使うグラフィックボードなので、気になる人はRTX 5070以上にすれば安心です。(高いけど…)

これは開発時点で分かっていたはずのデメリットなので、メーカーとしては「問題なし!」と判断したのでしょう。

ただし、これから解説しますけど、こまかい事は気にしない!って人にとっては致命的なデメリットでは無いと思います。

  • Ryzen+B550/B650/A620チップセットでRTX 5070以上にすればPCIe Gen 4×16レーン接続になるので性能低下はほぼ無い
  • インテルの主力チップセットであるB760とB860のほとんどは、PCIe Gen 5拡張スロットを持つのでRTX 5060Ti/5060の性能をしっかり引き出せる

検証用PCのスペック

スクロールできます
Ryzen 7
5700X
Ryzen 7
9800X3D
Core Ultra 7
265F
Core i7/i5
14700F
14400F
ケースCooler Master
CM690Ⅲ
長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードASRock B550
Phantom Gaming 4
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
MSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
MSI B760I
EDGE WIFI
レビュー
チップセットB550B850Z890B760
CPUクーラー空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
空冷
AINEX SE-224-XTS
GPUPalit RTX 5060Ti
INFINITY 3 16GB
メモリ32GB
DDR4-3200
32GB
DDR5-4800
32GB
DDR5-5600
32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB Gen 4×4
電源750W850W

基本的にめっちゃ高価なパーツは使っていません。

Ryzen 7 9800X3DのテストPCは、RTX 5060Tiの性能をしっかり引き出せるB850チップセットなマザーボードを使用。

CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。

電源容量はRTX 5060Tiの場合、600WあればOK。

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
  • 【重量級】モンスターハンター ワイルズ
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】黒神話 悟空
  • 【重量級】STALKER 2
  • 【重量級】アサシンクリード シャドウズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級 フォートナイト(DX12)
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。

グラフの便利な使い方

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】最高+レイトレON
  • 【画質2】パフォーマンス
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

「最高画質」だとCPU違いによるフレームレートの差は気にならないレベルです。

基本的に画質を上げるとGPUの負荷が高くなってCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。(GPU側にボトルネック発生)

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス画質」だと、GPUの負荷が下がってCPUパワーの差が出るようになり、Ryzen 7 9800X3Dが狂ったようなフレームレートを叩き出します。

Ryzen 7 5700XはCPUの価格が安いわりにCore Ultra 7/Core i7に近いパフォーマンスで、Core i5は泣けるスコア。

また、Ryzen 7 9800X3D以外はCPU処理の限界に到達するのが早く、フルHD~4Kまでフレームレートが頭打ち状態(CPU側にボトルネックが発生)。RTX 5060Tiの性能を限界まで引き出せていなく「もったいない」感じがします。

こういった競技性の高いゲームは画質を落とす人が多いので、対戦FPSゲームが好きな人やプロゲーマーを目指しているならRyzen 7 9800X3Dが良いでしょう。

カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの通常攻撃のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

Ryzen 7 9800X3Dは瞬間的に上限の300fpsを超える性能があると思われます。

Ryzen 7 5700Xは価格の高いCore i7とCore Ultra 7に近いパフォーマンス。

Ryzen 7 9800X3D以外はCPU処理の限界に達するのが早く、フルHDとWQHDのフレームレートが頭打ち状態。

4KはGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。

どのCPUを使っても快適に遊べるフレームレートです。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

CPUパワーに依存するゲームで、フルHDは同じRTX 5060Tiを使っているとは思えないほど差が出ます。

4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルです。

【中量級】ストリートファイター6

設定
  • 【画質】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測したBATTLE GROUNDの平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

どのCPUと組み合わせても大きな差はありません。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

こちらもCPUパワーに依存するゲームで、Ryzen 7 9800X3Dが飛び抜けたスコア。

Ryzen 7 5700XとCore i5は98fps、Core Ultra 7は111fps、Core i7は116fpsでCPU処理の限界に達し、フレームレートが頭打ちになります。

Ryzen 7 5700XとRTX 5070で計測した時は、Core i7とCore Ultra 7と同じくらいのパフォーマンスで動作したのですが、RTX 5060Tiだとイマイチなスコア。もしかしたらPCIe Gen 4×8接続が原因になっているのでは?と思ってます。

ただ、このゲームは80fpsくらいあれば快適に遊べるので、CPUの違いが体感で分かる人は少ないでしょう。

【重量級】Call of Duty Black Ops 6

設定
  • 【画質】極限
  • 【DLSS】バランス
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。

どのCPUを選んでも快適に遊べます。

【重量級】モンスターハンター ワイルズ

設定
  • 【画質1】ウルトラ+レイトレーシング高
  • 【画質2】中+レイトレーシングOFF
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームはビデオメモリを大量に使います。VRAM 8GBだとマトモに遊べないので注意!

「ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、まったり遊ぶ分には十分な速度です。

ただし、画質をかなり落とさないとフルHD/120fpsが出ないので、高フレームレートで遊びたい人はRTX 5070以上のグラボにしてください。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RTX 5060TiならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。

何度計測してもRyzen 7 5700Xが絶好調で一番良いスコアでしたけど、誤差レベルと思ってください。

スピンオフ作品のナイトレイン(NIGHTREIGN)もPCの要求スペックは同じなので、余裕で遊べると思います。

【重量級】黒神話 悟空

設定
  • 【画質】超高
  • 【レイトレーシング】超高
  • 【サンプリング解像度】50
  • 【フレーム生成】ON

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」に固定して計測しました。(アップスケール品質:パフォーマンスに相当)

2025年4月にRTX 5000シリーズのマルチフレーム対応にアップデートされましたが、専用ベンチマークアプリは非対応なため、マルチフレームOFFの計測結果です。

実際にはグラフの数字から最大2倍のフレームレートが出るはずなので、十分なパフォーマンスだと思います。

微妙にRyzen 7 5700Xのスコアが低いけど、体感で違いが分かる人は少ないでしょう。

【重量級】STALKER 2

設定
  • 【画質】最高
  • 【アップスケール品質】パフォーマンス
  • 【マルチフレーム】x 4

町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート

RTX 5000シリーズのマルチフレーム対応ゲームです。

Ryzen 7 5700Xはイマイチなスコア。こちらもRyzen 7 5700X+RTX 5070の組み合わせでテストした時はCore i7-14700Fと同じくらいのパフォーマンスだったので、PCIe Gen 4×8接続による帯域不足が原因なのでは?と思ってます。

とはいえ、4Kまで快適に遊べるフレームレートが出ているので、CPUの違いが分かる人は少ないでしょう。

【重量級】アサシンクリード シャドウズ

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】全体的に拡散
  • 【アップスケール品質】バランス
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

こちらもマルチフレーム対応ゲームです。

ゲーム内のベンチマークモードだとマルチフレームのフレームレートが正常に反映されないのですが、ツールを使ってチェックしたところしっかり2倍のフレームレートが出てたので、ベンチマークのスコアを2倍にしてグラフに落としました。

CPU違いによるフレームレートは誤差レベル。

マルチフレームに対応したゲームだと、どんなゲームも4K/最高画質で遊べます。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

マルチフレーム対応ゲームです。

どのCPUを使っても体感できる差はありません。

ゲーム性能のまとめ

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。

Ryzen 7 9800X3Dが最強ですけど、CPUの価格が高すぎてミドルクラスPCにはちょっとバランスが悪いです。

その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこうなります↓

CPU9800X3Dとの
性能差
Ryzen 7 5700X-19.1%
Core Ultra 7 265F-15.4%
Core i7-14700F-17.6%
Core i5-14400F-23.1%

Ryzen 7 5700Xのゲーム時のパフォーマンスは価格の高いCore i7-14700Fに近いです。(わずか1.5%の差)

いくつかのゲームでPCIe Gen 4×8接続の帯域不足が出てるのでは?と感じましたが、そのハンデを含めてもRyzen 7 5700Xのパフォーマンスは「なかなか良い」と思います。

注意点として、上記の性能差は画質を落としてCPUパワーを絞り出した結果と、フレームレート60fpsが上限のゲームを含みます。

最高画質で計測したゲームとフレームレートに上限が無いゲームの平均値を出すとこうなります↓

平均フレームレートの補足(タップして読む)

平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。

以下のゲームを除く

  • フォートナイト(パフォーマンス画質を除く)
  • モンハンワイルズ(中画質を除く)
  • ストリートファイター6(60fpsが上限のため)
  • エルデンリング(60fpsが上限のため)

マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。

RTX 5060Ti 16GBはもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。

Ryzen 7 5700Xはフォートナイトで画質をめっちゃ落とすと良いパフォーマンスだったけど、最高画質のゲームだけで比較するとCore i5-14400Fと同じくらいでした。

とはいえ、価格が高いCore i7やCore Ultra 7と大きな差はなく、ほとんど誤差レベルだと思います。

Ryzen 7 5700XはRTX 5060TiのターゲットであるフルHD/WQHDで最高画質/平均120fps以上で遊べるので、ほとんどの人にとって十分な性能です。

カジュアルなゲーマーだと120fps以上のフレームレートは体感で違いが分からない人が多いです!

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

当サイトでは上記のようなヘビークリエイター向けのベンチマークは行わず、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5060Ti 16GBを使ったエンコードはCPU 20~50%、GPU 80~90%くらいの配分で動作。

わりとGPUヘビーな処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
1分11秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分04秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5060Ti 16GB
1分03秒
Core i7-14700F+RTX 5060Ti 16GB
1分08秒
Core i5-14400F+RTX 5060Ti 16GB
1分12秒

↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、どのCPUと組み合わせても10分の実時間よりかなり早く処理が完了します。

Ryzen 7 5700XはCore i5-1400Fと同じくらいの速度で、他のCPUより遅く見えますが特にストレス無くさくさく作業できます。

4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.2
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
5分05秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
4分36秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5060Ti 16GB
4分35秒
Core i7-14700F+RTX 5060Ti 16GB
4分43秒
Core i5-14400F+RTX 5060Ti 16GB
4分47秒

↑4Kエンコードは負荷の高い処理で、Ryzen 7 5700Xだと体感でハッキリ分かるほど遅いです。

こちらもRyzen 7 5700X+RTX 5070の構成でテストした時はCore i5-14400Fと同じくらいの処理時間だったので、PCIe Gen 4×8の帯域不足が原因なのかもしれません。

とはいえ、どのGPUを使っても10分の実時間よりは早く処理できるけど、けっこう時間が掛かります。

そもそもRTX 5060TiクラスのGPUは4Kの処理はあまり得意ではありません。

ヘビーなクリエイティブ作業をする人ならRTX 5070Ti以上のグラボを選ぶと良いでしょう。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
1分15秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
1分08秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5060Ti 16GB
1分11秒
Core i7-14700F+RTX 5060Ti 16GB
1分12秒
Core i5-14400F+RTX 5060Ti 16GB
1分18秒

AIノイズ除去はCPU 25~40%、GPU 95%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

  • Core i5-14400Fはコア数が少ないのでCPU 60%くらいで動作してました

こちらもRyzen 7 5700XはCore i5-14400Fに近い速度。

最速のRyzen 7 9800X3Dとくらべても、めっちゃ差があるわけではありません。

1枚単位の処理だったら、ほとんど気にならないと思います。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GB
26.49秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5060Ti 16GB
15.54秒
Core Ultra 7 265F+RTX 5060Ti 16GB
15.23秒
Core i7-14700F+RTX 5060Ti 16GB
22.41秒
Core i5-14400F+RTX 5060Ti 16GB
26.51秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 85~100%、GPU 35~40%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 7 5700XはCore i5-14400Fくらいの速さでした。

Ryzen 7 9800X3DとCore Ultra 7 265Fが速いけど、1枚単位の処理だったら気になるほどの差はありません。

とはいえ、もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出ると思われます。

クリエイティブ性能のまとめ

Ryzen 7 5700Xのクリエイティブ処理能力はCore i5-14400Fに近いです。

クリエイティブアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わると思われます。参考程度にしてください。

Ryzen 7 5700Xで気になった点は、4Kエンコードで帯域不足が発生してるっぽいこと。ただ、ゲームが中心で、たま~にフルHDの動画編集をするって人ならRyzen 7 5700Xでも問題ないと思います。

ゴリゴリのクリエイターなら、価格がめちゃめちゃ高いRyzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUの方が時間効率が良いです。

ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成+録画しながらTwitchにライブ配信テストをしました。

なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ゲーム内のベンチマークモードで計測しています。

WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく、どのCPUが配信に弱いって印象はありません。

とはいえ、配信するとフレームレートは落ちるので、高fpsが重要なゲームであれば画質や解像度を落とす必要はあると思います。

どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。

2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

こだわりたい人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 5060Ti 16GBを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
フルHD
動画視聴
Hulu
5700X250-270W155-170W65-70W
9800X3D245-290W160-170W60-65W
265F255-290W150-160W65-70W
14700F270-310W180-190W70-75W
14400F235-255W140-145W60-65W

Core i5-14400Fがもっとも省電力でした。悪く言うとパワーが無いから消費電力が低いとも言えます。

Ryzen 7 5700Xもいい感じに省電力で、重たいゲームで遊ぶと最大270Wくらいが目安です。

とはいえ、どのCPUを使っても極端に大きな差はありません。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

【まとめ】Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GBの構成について

まとめると、こんな感じです。

RTX 5060Ti 16GBまとめ

  • フルHD/WQHD解像度/最高画質で遊べる
  • マルチフレーム対応ゲームなら4KでもOK
  • 8GBモデルだと最新ゲームは厳しい

Ryzen 7 5700Xまとめ

  • 価格以上のパフォーマンス
  • ゲーム時の性能はCore i7と変わらない
  • クリエイティブ系の処理はCore i5に近い
  • ゲームによっては帯域不足が出るかも

RTX 5060Ti 16GBについては、フルHD/WQHDモニターにつなげて遊びたい人に最適です。

大容量ビデオメモリのおかげであらゆるゲームを最高画質で遊べるほか、動作が極めて安定しているのもポイント。

ただ、どんなゲームも4Kまで最高画質で動くけど、実用的な解像度はWQHDまでと思ってください。

繰り返しますが、価格の安いVRAM 8GBモデルを選ぶと快適に遊べるゲームが限られてしまうので注意!

Ryzen 7 5700Xについては、価格の高いCore i7-14700Fに負けないゲームパフォーマンスで、映像編集はCore i5に近いパワーでした。

高負荷なクリエイティブ処理や一部のゲームで帯域不足と思われる性能低下を感じましたが、影響を受ける人は非常に少ないと思われます。

あくまでRTX 5060Ti 16GBと組み合わせた時の評価ですが、CPUの価格からすると最新ゲームを低予算で遊びたい人にとって「普通に良い」です。(飛び抜けて良くは無い)

BTOパソコンだと「Ryzen 7 5700X+RTX 5060Ti 16GBモデル」の価格はCore i7-14700Fモデルより安いので、コスパ重視でPCを探している人とって良い選択となるでしょう。

以上、参考になれば幸いです!

使用したグラフィックボードはこちら↓

↑2スロット厚、冷却音が静かな3連ファン、シンプルな見た目で光らないグラボです。

Ryzen7 5700X+RTX5060Ti 16GBのBTOゲーミングPC

ここまでの解説を踏まえて、おすすめのPCをご紹介します。

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ドスパラ Lightning-G AV-Ti7X

CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060Ti 16GB
CPUクーラー
解説
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サイドフロー式
メモリ
解説
16GB
DDR4-3200
ストレージ
解説
500GB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 3×2 – 2(1)
マザーボード
解説
B550チップセット
microATX
高さ x 幅 x 奥行
解説
422 x 210 x 401
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:なし
サポート
価格179,980円
ポイント
  • 納期が早い
  • パワーのあるCPU
  • 安心ブランド
  • 大きすぎないサイズ
  • 白と黒から選べる
  • クリエイティブ性能が少し低い
  • ストレージ容量が少ない

ドスパラのRyzen 7 5700XとRTX 5060Ti 16GBを組み合わせた高パフォーマンスモデルです。

メモリ16GB/ストレージ500GBと最小限のスペックですが、注文時に自分好みの容量へカスタムしやすい一台。

コンパクトなミニタワー型、2つのNVMe SSDスロットなど、サイズ感と拡張性も良好。

コスパ良く高性能ゲームマシンが欲しい人におすすめです。

RTX 5060Tiにはビデオメモリが8GBな安いモデルと16GBの上位モデルがありますけど、絶対に16GBモデルがおすすめ。詳細は関連記事をチェック↓

基本パーツ構成が同じRTX 3050モデルをレビューしたので、使い勝手が気になる人はコチラをチェック↓

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マウス NEXTGEAR JG-A7G6T 5700X

【黒】標準モデル
【白】LEDファン標準搭載
CPURyzen 7 5700X
GPURTX 5060Ti
16GB
CPUクーラー
解説
水冷
240mm
メモリ
解説
16GB
DDR4-3200
ストレージ
解説
1TB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 4×4 – 1(0)
Gen 3×2 – 1(1)
マザーボード
解説
B550チップセット
microATX
ASRock B550M PRO4
高さ x 幅 x 奥行
解説
410 x 220 x 424
ミニタワー
電源
解説
750W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:なし
サポート
価格189,800円(黒)
199,700円(白)
ポイント
  • 大容量ビデオメモリ
  • パーツ構成が良い
  • サポートが強力
  • 3年保証
  • クリエイティブ性能が少し低い

マウスコンピューターのRyzen 7 5700XとRTX 5060Ti 16GBを組み合わせたコスパの良い一台です。

ビデオメモリ16GBな上位モデルなので、あらゆるゲームをWQHD解像度/最高画質で遊べるのはもちろん、ゲームによっては4Kまで遊べます。

高さ41cmのコンパクトなボディーに豪華な装備をふんだんに使っているほか、注文時のカスタムでRGB LEDファンの装飾も可能。

標準で水冷クーラーを搭載するなど、パーツ構成が良くて目立ったデメリットが無い優等生です。

さらに、標準で3年保証が付くほか、24時間365日の電話/LINEサポートが強力!

これからPCゲームを始めたい人におすすめです。

GPUのRTX 5060Tiにはビデオメモリが8GBな安いモデルと16GBの上位モデルがありますけど、絶対に16GBモデルがおすすめです。詳細は関連記事をチェック↓

基本パーツ構成が同じRTX 4060 Tiモデルをレビューしたので、使い勝手が気になる人はコチラをチェック↓

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PCパーツ・自作PCの基礎知識

パーツ別の基礎知識
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CPUケース
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更新:2025年5月17日

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229900円RTX 5070Ryzen 7 5700X16GB1TBマウス11111111111
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249800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB1TBマウス11111111111
249800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア11111111
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429980円RTX 5080Ryzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ111111111
454800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBPC工房111111
479800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBストーム1111111
479980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ11111111

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