Ryzen 7 9800X3DとRTX 5070のゲーム性能をベンチマーク 7800X3Dなどと比較レビュー

BTOパソコンによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を比較しました。
- Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070
- Ryzen 7 7800X3D + RTX 5070
- Ryzen 7 9700X + RTX 5070
- Core Ultra 7 265F + RTX 5070
- Core i7-14700F + RTX 5070
- Core i5-14400F + RTX 5070
CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かるので、ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

この記事では主にRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dに注目して解説します!
最初に結論を言うと、Ryzen 7 9800X3Dは以下のような人に向いています。
- とにかく最強が欲しい
- 長く現役で使えるマシンが欲しい
- ヘビーFPSゲーマー
- CPUの設定をいじるマニアな人
- カジュアルゲーマー
- できるだけ安くPCが欲しい人
とにかく強烈な性能ですけど、ゲームのプレイスタイルによっては体感で違いが分からないデメリットもあり。
人によってはRyzen 7 7800X3Dか9700Xでも十分と思われます。
これから詳しく解説するので、ゲーミングPCの購入や自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。
すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓
CPU性能をざっくり比較

赤:優れている
9800X3D | 7800X3D | 9700X | Ultra 7 265F | i7-14700F | i5-14400F | |
---|---|---|---|---|---|---|
世代 | Zen 5 | Zen 4 | Zen 5 | シリーズ2 | 第14 | 第14 |
対応ソケット | AM5 | AM5 | AM5 | LGA1851 | LGA1700 | LGA1700 |
Pコア数 | 8 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 |
Eコア数 | – | – | – | 12 | 12 | 4 |
ベースクロック | 4.7GHz | 4.2GHz | 3.8GHz | 2.4GHz | 2.1GHz | 2.5GHz |
ブーストクロック | 5.2GHz | 5.0GHz | 5.5GHz | 5.3GHz | 5.4GHz | 4.7GHz |
L3キャッシュ | 96MB | 96MB | 32MB | 30MB | 33MB | 20MB |
熱設計電力 | 120W | 120W | 65W (105W) | 65W | 65W | 65W |
限界温度 | 95℃ | 89℃ | 95℃ | 100℃ | 100℃ | 100℃ |
Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dといった、「X3D」が付くモデルは、巨大なキャッシュメモリ(3D V-Cache)を持つのがポイント。
キャッシュが効くゲームだと狂ったようなフレームレートになるのが特徴で、一度体験すると他のCPUに全く興味が無くなる強烈な魅力を持っています。
ゲームにおいてはキャッシュメモリが多いほどパフォーマンスが上がるので、ヘビーゲーマーならRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dが向いています。
カジュアルにゲームを楽しむ人なら、価格の安いRyzen 7 9700Xでも問題ないです。
Core Ultra 7とCore i7はRyzen 7 9700Xよりもパフォーマンスは少し低いのですが、価格は安いので性能に妥協できる人、CPUはインテルじゃないとダメ!って人が選ぶと良いでしょう。
Core i5は6コアベースのミドルクラスCPUです。BTOパソコンの安いモデルに採用されてるので参考までに比較しました。パワーを求める人には向いてませんが、カジュアルなゲーマーならアリだと思います。
なお、最近のインテルCPUはEコア(高効率コア)を持ってますけど、ぶっちゃけ何に役立ってるのかよく分からないコアです。影武者のようにせっせと働いてるのでしょうが、ゲーム中心で使う場合、Eコア無しのRyzenでも問題ありません。
また、Ryzen 7 9700Xにはよりパワーを引き出せるTDP 105Wモードがあります。実際に検証したところ、デフォルトのTDP 65Wモードとほとんど性能差はありません。詳しくは関連記事をチェックしてください。
Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dの違い

Ryzen 7 9800X3DはアーキテクチャがZen 4からZen 5に更新されたことで、処理能力が「少し」パワーアップ。
その他、巨大な3D V-Cacheのレイアウトを見直したことにより、発熱に強くなって最大クロックが上昇したのが特徴です。
限界温度も89℃→95℃まで上昇し、オーバークロックができるようになったのもポイント。
マザーボードの設定をいじるなどマニアックな手順は必要ですが、より秘めたパワーを引き出す楽しみもあり。
7800X3Dの弱点とも言われたクリエイティブ系の処理もパワーアップしたので、たぶん、無敵のCPUです。
ただし、そもそも7800X3Dの性能が高いので、ゲームでは9800X3Dとの性能差を体感できるかは人によると思います。

なお、CPUを取り付けるソケットは同じ「AM5」なので、Ryzen 7000系を使っている人ならCPUを交換するだけで簡単にアップグレードができます。(BIOSを最新にアップデートする必要あり)
CPUベンチマーク
CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。(CPU末尾の「K」とか「F」って何?)
グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。
グラフだけで判断すると、最新のCore Ultra 7 265KF、265Fと旧世代のCore i7-14700KF/13700KFが飛び抜けた性能に見えます。
CPUベンチマークというのはCPUリソースを100%使い切る「非現実的な意地悪テスト」で、基本的に最新世代でコア数が多いほど良いスコアになります。
ただ、ゲームや動画編集といった一般用途では、すべてのリソースを使い切ることはまずありません。
なので、CPUベンチマークスコアだけで性能を判断するのは、ヤメた方が良いでしょう。
Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dはベンチマークスコアに現れない部分が強く、実際に使ってみると他のCPUを圧倒し、最強ゲーミングCPUと言われています。
ここでは限界性能の大雑把な順番として、ふ~んと眺める程度でOKです。
- ゲームや動画編集などはCPUだけでなく、GPUのCUDAコア、Tensorコア、RTコア、NVEncなどとの複合処理がほとんど。CPUベンチマークのようなCPU単独で完結する処理は現実的にはありえないので、ベンチマークスコアと実パフォーマンスは一致しない。
各CPUの価格と在庫状況など
販売開始価格 | 実売価格 2025年3月時点 | |
---|---|---|
9800X3D | 86,800円 | 93,800円 |
7800X3D | 71,800円 | 83,800円 |
9700X | 70,800円 | 65,800円 |
Ultra 7 265F | 71,800円 | 62,290円 |
i7-14700F | 61,800円 | 55,500円 |
i5-14400F | 34,800円 | 22,980円 |
Ryzen 7 9800X3Dは全世界レベルで人気なので、なかなか手に入らない状況です。
ゲリラ的に入荷されることもあるようなので、マメにチェックしてください。
CPU単体の価格は、さっそく値上げされました。
BTOパソコンもショップによっては在庫切れ・入荷待ちになり、在庫があるショップでは価格が上昇しています。
旧モデルのRyzen 7 7800X3Dはあまりの人気の高さで値上げされた経緯あり。
一時は5万円台で買えた超コスパCPUだったのですが、2024年12月には85,000円くらいまで値上がりし、販売開始価格を大きく上回ったことがあります。
この異常な価格変動はインテルCPUが絶不調なため、人気がRyzenに流れてしまった結果です。
ほとんどのショップから在庫が無くなってしまいましたが、9800X3Dの登場で販売終了というわけではなく、しばらく並行して販売されるとのこと。
総合性能では9800X3Dに負けるものの、ゲーム時のパフォーマンスはトップクラスで消費電力も低く、ゲーム中心で使う人ならまだまだ使える超高性能CPUです。
一方で、価格と性能のバランスが良いRyzen 7 9700Xは良い感じに値下げされてるので、使い方次第では候補に入れるのもあり。
次はインテルCPUの解説です。
Core Ultra 7 265Fは発売されて1週間たらずで1万円ほど値下げ。たぶん、人気が無いから安くなっただけだと思われます。
Core i7-14700Fは旧世代のCPUですけど、Core Ultraシリーズの性能がイマイチなため、いまだにインテルの主力CPUです。特にBTOパソコンだとCore UltraモデルやRyzenモデルよりもかなり安いので、最安を狙うなら良いCPUなのですが、総合性能はRyzenよりも低いので注意。
Core i5-14400Fの価格は他の8コアベースなハイスペックCPUと同列で比較できないモノなのでノーコメント。
総合的に、今はゲーム目的でインテルCPUを選ぶメリットは非常に少ないです。
グラフィック性能|RTX 5070

RTX 5070の性能などは別記事にまとめたので、気になる人は参考にしてください。
検証用PCのスペック

Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9700X | Core Ultra 7 265F | Core i7/i5 14700F 14400F | |
---|---|---|---|
ケース | 長尾製作所 オープンフレーム レビュー | ← | ← |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B850M-WIFI レビュー | ASRock B860M PRO RS WiFi レビュー | ASRock H670 PG Riptide |
CPUクーラー | 空冷 AINEX SE-224-XTS | ← | ← |
GPU | RTX 5070 ZOTAC RTX 5070 SOLID OC | ← | ← |
メモリ | 32GB DDR5-4800 | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR4-3200 |
ストレージ | 2TB Gen 4×4 | ← | ← |
電源 | 850W | ← | ← |
一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。
CPUクーラーは2,500円くらいで売ってた安物です。
電源容量はRTX 5070の場合、650WあればOK。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!
ゲーム性能チェック
グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。
- 【軽・重量級】フォートナイト
- 【中量級】FF14黄金のレガシー
- 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
- 【中量級】パルワールド
- 【重量級】Call of Duty Black Ops 6
- 【重量級】MS Flight Simulator 2024
- 【重量級】STALKER 2
- 【重量級】F1 24
- 【重量級】モンスターハンター ワイルズ
- 【重量級】黒神話 悟空
- 【重量級】エルデンリング
- 【重量級】サイバーパンク2077
快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安
ゲームの重さ | タイトル例 | 快適に遊べる目安 |
---|---|---|
軽量級 | レインボーシックス・シージ フォートナイト(DX11) VALORANTなど | 120fps〜 |
中量級 | Apex Legends オーバーウォッチ2など 多くのFPSゲーム | 120fps〜 |
重量級 | フォートナイト(DX12) アサシンクリードシリーズ サイバーパンク 2077など 多くのオープンワールドゲーム | 60fps〜 |
フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)
書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。
最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのが良いです。
グラフの便利な使い方


【軽・重量級】フォートナイト

- 【画質1】最高+レイトレON
- 【画質2】パフォーマンス
- 【DLSS】バランス
同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)
※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります
「最高画質」だとGPU負荷の少ないフルHDで少しCPUパワーの差が出ますが、WQHD/4Kと解像度が上がるほど差が少なくなります。
基本的に画質を上げるとGPUの負荷が高くなってCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。(GPU側にボトルネック発生)
グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス画質」だと、GPUの負荷が下がってCPUパワーの差が出るようになり、9800X3Dと7800X3Dが狂ったようなフレームレートを叩き出します。9700Xも悪くないです。
Core Ultra 7、Core i7、Core i5は処理の限界に到達するのが早く、フルHD~4Kまでフレームレートが頭打ち状態(CPU側にボトルネックが発生)。RTX 5070の性能を限界まで引き出せていなく「もったいない」感じがします。
また、最低フレームレートもRyzenの方が安定して高いです。
こういった競技性の高いFPSゲームは画質を落とす人が多いので、ヘビーシューターならRyzen 7 9800X3D/7800X3Dが良いでしょう。
カジュアルに楽しむ人なら、どのCPUを選んでも十分なスピードが出ているので問題ありません。
【中量級】FF14 黄金のレガシー

- 【画質】最高品質
- 【アップスケール】DLSS
- 【フレームレートしきい値】常に適用
ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート
ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。
Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dのキャッシュメモリと相性が良いゲームで、フルHDとWQHDは同じRTX 5070を使っているとは思えないほど差が出ます。
4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルです。
【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

- 【画質】高
適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート
同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの打撃技のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。
Ryzen 3兄弟は上限の300fpsを超える性能があると思われます。
Core Ultra 7とCore i7は230fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フルHDとWQHDのフレームレートが変わりません。Core i5は185fpsくらいが限界値です。
4KはGPUの負荷が高くてCPUに仕事が回らず大きな差は出ません。
【中量級】パルワールド

- 【画質】最高
- 【DLSS】バランス
レベル50拠点内を走った平均フレームレート
Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dのキャッシュメモリ(3D V-Cache)と相性の良いゲームです。
9700Xは125fps、Core Ultra 7は102fps、Core i7は110fps、Core i5は95fpsでCPU処理の限界に達し、フレームレートが頭打ちになります。
ゲームによっては4KまでCPUパワーがしっかり乗るので、Ryzen 7 9800X3Dか7800X3Dを選んでおけば安心です。
【重量級】Call of Duty Black Ops 6

- 【画質】極限
- 【アップスケーリング】DLSS
- 【フレーム生成】ON
ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート
フルHDで微妙にRyzen 3兄弟が良いスコアですけど、どのCPUでも快適に遊べます。
【重量級】MS Flight Simulator 2024

- 【画質】ウルトラ
- 【DLSS】自動
- 【フレーム生成】ON
- 【マルチフレーム】x 4
- 【時刻】昼12時
- 【天気】快晴
本栖湖から富士山方面へ巡行したときの平均フレームレート
マルチフレーム対応ゲームです。
どのCPUを使っても4Kまで十分な速度ですが、Core i5はRTX 5070の性能をうまく引き出せてなく、もったいない感じがします。
【重量級】STALKER 2

- 【画質】最高
- 【アップスケール品質】パフォーマンス
- 【DLSSフレーム生成】ON
- 【マルチフレーム】x 4
町内の固定ルートをダッシュしたときの平均フレームレート
こちらもマルチフレーム対応ゲームです。
カジュアルに楽しむ人ならCore i5でも十分なスピードだと思いますけど、できるだけRyzen 7かCore Ultra 7、Core i7を選んだほうがRTX 5070を幸せにしてあげられます。
【重量級】F1 24

- 【画質】超高
- 【アンチエイリアスモード】クオリティ
- 【DLSSフレーム生成】ON
ベンチマークモードで計測した平均フレームレート
どのCPUを使っても4Kまで快適です。
【重量級】モンスターハンター ワイルズ

- 【フルHD/WQHDの画質】ウルトラ
- 【4Kの画質】高
- 【DLSSフレーム生成】ON
- 【レイトレーシング】高
ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート
このゲームは「4K+ウルトラ画質+レイトレーシング高」の最高設定だと、ビデオメモリ12GBでは動作が不安定になるので、4Kだけ画質を一段下げて計測しました。
ベンチマークの評価はこちらです↓
9800X3D | 7800X3D | 9700X | 265F | 14700F | 14400F | |
---|---|---|---|---|---|---|
フルHD | 非常に快適 | 非常に快適 | 非常に快適 | 非常に快適 | 非常に快適 | 快適 |
WQHD | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 |
4K | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 | 快適 |
どのCPUを使っても快適に遊べます。
【重量級】黒神話 悟空

- 【画質1】超高/サンプリング解像度50
- 【画質2】超高/サンプリング解像度35
- 【DLSSフレーム生成】ON
- 【レイトレーシング】超高
ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート
このゲームは解像度によってサンプリング値が自動的に変わってしまうので、すべての解像度で4K最高設定である「50」と、少し画質を落とした「35」の2パターンに固定して計測しました。
4K/最高設定だとRTX 5070ではかなり厳しいスーパー激重ゲームですが、フルHD/WQHDなら問題ありません。
快適に遊ぶなら80fps以上は欲しいところ。画質を少し下げれば4Kまで普通に遊べます。
4K/最高画質で遊びたいならRTX 5070Ti以上のグラフィックボードを選んでください。
CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。
【重量級】エルデンリング

- 【画質】最高
- 【レイトレーシング】最高
- 【自動描画調整】ON
霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート
フレームレートの上限が60fpsなゲームです。
DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、RTX 5070ならレイトレーシングONでもWQHDまで「ほぼ60fps」に張り付き状態で遊べます。
4K/レイトレーシングONなら画質を少し落とせば問題ありません。
続編のナイトレイン(NIGHTREIGN)も余裕で遊べるはず。
【重量級】サイバーパンク 2077

- 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
- 【DLSS】自動
- 【DLSSモデル】トランスフォーマー
- 【マルチフレーム】x 4
ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート
マルチフレーム対応ゲームです。
CPU違いによるフレームレートは誤差レベルでした。
ゲーム性能のまとめ
平均フレームレートの補足(タップして読む)
平均フレームレートは最高画質設定のみ、フレームレート上限の無いゲームのみで算出しています。
以下のゲームを除く
- ゼンレスゾーンゼロ(300fpsが上限のため)
- エルデンリング(60fpsが上限のため)
- フォートナイト(低画質を除く)
- 黒神話 悟空(サンプリング値35を除く)
マルチフレームが使えるゲームだと、平均fpsを大きく超えるフレームレートが出ます。
RTX 5070はもっと高いフレームレートを出せるポテンシャルがあるので、平均fpsは参考程度にしてください。
CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。
同じグラフィックボードを使用しているにもかかわらず、CPUの違いでパフォーマンスは大きく変わります。
総合的にRyzen 7 9800X3D最強 … って感じですけど、7800X3Dと2.5%しか差が出ませんでした。
たぶん、7800X3Dとの違いを体感できる人は「極めて少ない」と思います。
その他のCPUとRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンス差はこちらです↓
CPU | 9800X3Dとの 性能差 |
---|---|
7800X3D | -2.5% |
9700X | -9% |
265F | -17% |
14700F | -17% |
14400F | -26% |
- テストしたゲームの中にはフレームレートに60fpsとか300fpsまでの上限があったので、MODを使って上限解除したりオーバークロックするなど、マニアックなことをすればもっと差が出るはず。ただし、現実的な体感差は少ない。
ゲームが目的なら、インテルCPUはちょっとオススメできないな … というのが正直な感想です。
ただ、基本的に4KのパフォーマンスはGPUの負荷が高すぎて差が出ないゲームが多いので注意。
フルHDとWQHDでも、グラフィックにこだわった重たいゲームだと差が出にくいです。
グラフィックボードにRTX 5070を使うと、ショボすぎる性能のインテルCPUでもそこそこのフレームレートが出てしまいます。
カジュアルにゲームを楽しみたい人だと、どのCPUを選んでも体感できる差は少ないでしょう。
ただ、Ryzen 7 9800X3Dと7800X3Dを使うとRTX 5070が暴れ馬のように動いて最高にキモチイイです。
高画質を求めるとCPUの差が出にくいのですが、ゲームは年々より高いスペックを要求してきます。
長く現役で使いたいとか、PCの性能を限界まで引き出すロマンと快感を求めるなら、以下の順番でCPUを選ぶのが良いです。
【1位】Ryzen 7 9800X3D
【2位】Ryzen 7 7800X3D(ほぼ1位と同じ)
【3位】Ryzen 7 9700X
【4位】Core Ultra 7 265F、Core i7-14700F
※Core i5-14400Fはグレードが違うCPUなので評価の対象外
クリエイティブ性能チェック
クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。
ただ、イマイチ何をしているのかイメージが沸かないと思うので、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。
動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。
RTX 5070を使ったエンコードはCPU 60~80%、GPU 95%くらいの配分で動作してました。
わりとがっつりパワーを使う処理です。
- 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
↑どのCPUを選んでも10分の実時間より早く処理できます。
ただ、Core i7-14700FとCore i5-14400Fは体感でも遅いと感じました。
↑フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。
Core i5はちょっと遅め。ただ、たまに動画編集するって人なら問題ない速度だと思います。
AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。
AIノイズ除去はCPU 35~45%、GPU 40~70%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。
Ryzen 7 9800X3Dと9700Xが速いのですが、Core i5以外ならどのCPUを使っても遅くは感じません。普通にサクサクこなせます。
RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。
書き出し条件はこちら
画像形式 | JPEG |
カラースペース | sRGB |
画質 | 100 |
サイズ調整 | 1500 x 1050 |
解像度 | 300px/インチ |
RAW現像はCPU 85~100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。CPUヘビーな処理です。
Ryzen 7 9800X3Dが最速ですけど、Core Ultra 7 265Fもかなり速いと思います。
Core i7-14700Fはちょっと遅く感じ、Core i5-14400Fはダメだこりゃ … と感じました。
もっと複雑な処理をさせたら、さらに大きな差が出るでしょう。
クリエイティブ性能のまとめ
総合的にRyzen 7 9800X3Dがベストです。
ただ、クリエイティブ系のアプリは色々あるので、アプリによっては結果が変わるはずです。
ゲーム中心でたまに動画編集もするって人なら、Ryzen 7、Core Ultra 7を選べば問題ないと思います。
ゴリゴリのクリエイターなら、Ryzen 9/Core Ultra 9などの最上位CPUの方が時間効率が良いでしょう。
あくまでゲームが主役。たまに映像編集もするって人なら、以下の順番でCPUを選ぶと良いです。
【1位】Ryzen 7 9800X3D
【2位】Ryzen 7 9700X
【3位】Ryzen 7 7800X3D
【4位】Core Ultra 7 265F
【5位】Core i7-14700F
※Core i5-14400Fはグレードが違うCPUなので評価の対象外
ゲーム実況配信チェック

サイバーパンク2077をOBS StudioとVTube Studioを使ってアバター合成しながらTwitchにライブ配信テストをしました。
なお、すべての環境で同一の負荷を掛けるため、ベンチマークモードで計測しています。
WQHD/最高画質でゲームしつつ、フルHDにダウンスケールして60fpsで配信というイメージです。
- 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダー | NVIDIA NVENC H.264 |
レート制御 | CBR |
ビットレート | 6000 Kbps |
その他の設定はデフォルトです。
Core Ultra 7 265Fのフレームレートの落ち幅が大きいのが気になりましたが、他のCPUはほとんど差が出ませんでした。
すべての構成でドロップフレーム0%、映像がカクつくこともなく、どのCPUが配信に弱いって印象はありません。
とはいえ、配信するとフレームレートは落ちるので、高fpsが重要なゲームであれば画質や解像度を落とす必要はあると思います。
どうしても高解像度・高フレームレートにこだわるなら、キャプチャーユニット+配信専用PCを使った「2PC配信」にして負荷を分散させた方が良いでしょう。
2PC配信だとCPUパワー不足のジレンマから解放されるほか、フレームレートの低下も無し。配信も安定するので無理に1PCの配信にこだわらなくてもOKです。

【1位】どれでもOK
消費電力チェック
各CPU+RTX 5070を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。
ゲーム サイバーパンク2077 フルHD~4K | エンコード 4K | 動画視聴 Hulu | |
---|---|---|---|
9800X3D | 330-345W | 275-290W | 70-75W |
7800X3D | 295-325W | 230-245W | 65-70W |
9700X | 340-360W | 265-275W | 65-70W |
265F | 325-365W | 255-260W | 65-70W |
14700F | 345-375W | 255-260W | 60-75W |
14400F | 315-355W | 245-255W | 70-75W |
旧世代のRyzen 7 7800X3Dがベスト。Core i5-14400Fよりも低い消費電力です。
7800X3Dの消費電力が低いのが謎だったのですが、「大容量キャッシュメモリのおかげで消費電力の高いメインメモリへのアクセスが減るため」だそうです。
Ryzen 7 9800X3Dはパワーがある分、7800X3Dよりも20~45Wくらい高い消費電力。ゲーム時のパフォーマンスは体感できるほどの差は無いので、ちょっと残念。
Core i5-14400Fもゲーム時の最低消費電力が低くて良さげに見えますけど、単純に一番パワーが無いからだと思います。
計測方法はこちら
【1位】Ryzen 7 7800X3D
【2位】なし
【3位】その他のCPU

Ryzen 7 7800X3Dがぶっちぎりに省電力!
CPU温度チェック|水冷と空冷どっち?

各CPUの動作温度をチェックしました。
すべて「サイドフロー空冷」とオープンフレームケースを使った計測値です。
瞬間最大温度
CPUベンチマーク Passmark | ゲーム サイバーパンク2077 WQHD | エンコード 4K | |
---|---|---|---|
9800X3D | 95℃ | 78.5℃ | 78.2℃ |
7800X3D | 81.4℃ | 73.4℃ | 72.6℃ |
9700X | 70.5℃ | 78.6℃ | 73.9℃ |
265F | 72℃ | 63℃ | 66℃ |
14700F | 73℃ | 64℃ | 72℃ |
14400F | 57℃ | 54℃ | 57℃ |
※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度
瞬間最大温度はマニアな人以外は気にしなくてOKです。
- CPUベンチマークは日常的にする人はいないので無視してOK
Ryzen 7 9800X3DはCPUベンチマークだと瞬間的に限界温度の95℃まで上昇しますが、サーマルスロットリングが働いて出力が自動的に下がります。
平均温度
CPUベンチマーク Passmark | ゲーム サイバーパンク2077 WQHD | エンコード 4K | |
---|---|---|---|
9800X3D | 75.9℃ | 68.1℃ | 68.5℃ |
7800X3D | 69.1℃ | 64.3℃ | 70.8℃ |
9700X | 66.4℃ | 70.2℃ | 65.3℃ |
265F | 54℃ | 58℃ | 56℃ |
14700F | 51℃ | 56℃ | 55℃ |
14400F | 46℃ | 50℃ | 52℃ |
※ゲームはサイバーパンク2077で危険度MAX乱戦時のCPU温度
平均温度はインテルCPUがぶっちぎりに良いと思います。
微妙にRyzen 7 9800X3Dの温度が高めですけど、巨大なキャッシュメモリを持つため、冷えにくいCPUなんだと思います。
各CPUの限界温度はRyzen 7 9800X3D/9700Xが95℃、7800X3Dが89℃、インテルCPUが100℃です。
どのCPUも限界値まで余裕があるので気にする必要はありません。

CPUクーラーはRyzenは「サイドフロー式」、インテルCPUは「トップフロー式」で問題ありません。
ただ、ケース内のエアーフロー設計はしっかり考えたほうが良いです。(BTOパソコンは対策されているので気にしなくてOK)
小さいケースだと排熱効率が悪いので、240mm水冷を選んでおくと安定して使えます。


【1位】インテルCPU
【2位】Ryzen 3兄弟
ただし、すべて空冷で運用可能です。
総合評価
各テスト項目に以下の基準で点数を与えます。
- 【1位】5
- 【2位】4
- 【3位】3
- 【4位】2
- 【5位】1
9800X3D | 7800X3D | 9700X | 265F | 14700F | |
---|---|---|---|---|---|
ゲーム | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 |
クリエイティブ | 5 | 3 | 4 | 2 | 1 |
配信 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
消費電力 | 3 | 5 | 3 | 3 | 3 |
発熱の低さ | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 |
合計 | 22 | 21 | 19 | 17 | 16 |
- 【クリエイティブ】はゲームがメインで映像編集をたまにする人をイメージした評価
- Core i5-14400Fはグレードが違うCPUなので評価の対象外
やっぱりRyzen 7 9800X3Dと7800X3Dが強いです。
ゲーム時のパフォーマンスは9800X3Dと7800X3Dに大きな差はないので、ほぼ互角。消費電力は7800X3Dが圧倒的に低いので、ゲーム中心に使うなら7800X3Dも良いです。
また、使い方によってはRyzen 7 9700Xも良い選択だと思います。
インテルCPUはゲーム向けじゃないな … という印象でした。
【とにかく最強なら】Ryzen 7 9800X3D
【ゲーム中心なら】Ryzen 7 7800X3D
【バランス重視なら】Ryzen 7 9700X
【妥協できる人なら】インテルCPU
【まとめ】アガリのCPU

まとめると、こんな感じです。
RTX 5070まとめ
- フルHD/WQHD解像度で無敵のパフォーマンス
- マルチフレーム対応ゲームなら4Kでも120fps以上
- ゲームによっては4K/最高画質でビデオメモリ不足
Ryzen 7 9800X3Dまとめ
- 使って面白いCPU
- ロマンを感じる
- ツボにハマると強烈パフォーマンス
- GPUの性能をしっかり引き出せる
- クリエイティブ性能も良い
- 7800X3Dと体感できるほどの差はない
- パワーはあるが消費電力が高い
- 価格が高い
とにかく最強が良い!せっかく買うなら長く現役で使いたい!って人ならRyzen 7 9800X3Dはこれ以上ない「アガリのCPU」となるでしょう。
特にRTX 5070が得意なフルHD/WQHDのパフォーマンスが強烈!価格は高めですけど、投資に見合ったパワーだと思います。
旧モデルのRyzen 7 7800X3Dとの体感差は少ないものの、結局、一番重要なのは「自己満足」なのかもしれません。
なにより、物欲に完全勝利して最強を手にした時の優越感・安心感は、他のCPUでは味わえません。
迷ったらRyzen 7 9800X3Dを選んでおけば後悔しないと思います。
現実的に考える人なら、以下の候補もあり。
ゲームメインの使い方や、CPUの設定をいじるマニアな人でなければ消費電力の低いRyzen 7 7800X3Dの方が良いです。
カジュアルにゲームを楽しむ人なら価格が安いRyzen 7 9700Xも良いと思います。

以上、参考になれば幸いです!
使用したグラフィックボードはこちら↓
↑シンプルで派手すぎないグラボです。
Ryzen 7 9800X3D/7800X3D+RTX 5070のBTOゲーミングPC
大人気の構成なので、速攻で売り切れます。買い逃しの無いように!

検索してサクっとお宝PCを見つけよう!
ツクモ G-GEAR GE7A-L251

CPU | Ryzen 7 7800X3D |
---|---|
GPU | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 空冷 サイドフロー式 |
メモリ 解説 | 32GB DDR5-5600 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数3個(空き2) Gen 5×4 – 1(0) Gen 4×4 – 2(2) |
マザーボード 解説 | B650チップセット ATX ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 460 x 230 x 445 ミドルタワー |
電源 解説 | 850W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:2.5Gbps 無線:Wi-Fi 6 |
サポート | |
価格 | 309,800円 |
- 高品質
- 最上級のケース
- 高級マザーボード
- Wi-Fi搭載
- カスタム性が高い
- 光るPCが欲しい人

ツクモのRyzen 7 7800X3D+RTX 5070モデルです。
シンプルな見た目で、エアフロー、拡張性、メンテナンス性を究極に高めたケースが特徴の一台。
高品質マザーボード、3つのNVMe SSD用M.2スロット、Wi-Fi標準搭載など、基本パーツ構成の良さもポイント。
ツクモのPCは使用されるパーツ名がある程度公開されているので、購入前後にカスタム計画を立てやすいのがポイント!
CPUの性能は新型のRyzen 7 9800X3Dと大きく変わらず、7800X3Dの方が省電力なのがポイント。
コスパ良く最強ゲームマシンが欲しい人におすすめです。
\極上のパーツ構成/

ゲームメインで使う人におすすめ!
パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR78D

CPU | Ryzen 7 7800X3D |
---|---|
GPU | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 水冷 240mm |
メモリ 解説 | 16GB DDR5-4800 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数2個(空き1) Gen 4×4 – 2(1) |
マザーボード 解説 | B650チップセット ATX MSI PRO B650-S |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 465 x 220 x 493 ミドルタワー |
電源 解説 | 850W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:2.5Gbps |
サポート | |
価格 | 314,800円 |
- 安心ブランド
- シンプルな見た目
- ハイグレードケース
- 見た目が派手なPCが欲しい人

パソコン工房のRyzen 7 7800X3D+RTX 5070モデルです。
シンプルな見た目で使い勝手にこだわったハイグレードケースが特徴の一台。
長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラーを標準搭載、NVMe SSDの増設スロットもあるので、ストレージの拡張性も問題ありません。
パソコン工房は「延長保証」や「24時間サポート」など手厚いサービスが魅力!
CPUの性能は新型のRyzen 7 9800X3Dと大きく変わらず、7800X3Dの方が省電力なのがポイント。
コスパ良く最強マシンが欲しい人に向いています。
\あんしんメーカー/

王道のシンプルデザイン!
ドスパラ ガレリア XA7R-R57 7800X3D

CPU | Ryzen 7 7800X3D |
---|---|
GPU | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 水冷 240mm |
メモリ 解説 | 32GB DDR5-4800 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数3個(空き2) Gen 5×4 – 1(0) Gen 4×4 – 1(1) Gen 4×2 – 1(1) |
マザーボード 解説 | B650チップセット ATX |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 480 x 220 x 440 ミドルタワー |
電源 解説 | 750W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:なし |
サポート | |
価格 | 329,980円 |
- 納期が早い
- 高品質ケース
- 大容量メモリ
- 拡張性が高い
- 安心ブランド

ドスパラのRyzen 7 7800X3D+RTX 5070な最新モデルです。
長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラー、32GBメモリ、使い勝手にこだわったカッコよくて高品質なケースが特徴。
NVMe SSDは最大3台まで取り付け可能で、ストレージの拡張性が高いのもポイント。
RTX 5000シリーズのPCは売り切れると再入荷まで時間がかかるので、お早めに!
CPUの性能は新型のRyzen 7 9800X3Dと大きく変わらず、7800X3Dの方が省電力なのがポイント。
コスパ良く最強ゲームマシンが欲しい人に向いています。
基本パーツ構成が同じRTX 4070 SUPERモデルをレビューしたので、使い勝手が気になる人は関連記事をチェック↓

\はじめてのPCはドスパラ/

3月5日発売の最新モデル!
パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR98D

CPU | Ryzen 7 9800X3D |
---|---|
GPU | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 水冷 240mm |
メモリ 解説 | 16GB DDR5-4800 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数2個(空き1) Gen 4×4 – 2(1) |
マザーボード 解説 | B650チップセット ATX MSI PRO B650-S |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 465 x 220 x 493 ミドルタワー |
電源 解説 | 850W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:2.5Gbps |
サポート | |
価格 | 344,800円 |
- 安心ブランド
- シンプルな見た目
- ハイグレードケース
- 見た目が派手なPCが欲しい人

パソコン工房のRyzen 7 9800X3DとRTX 5070を組み合わせたモンスターマシンです。
シンプルな見た目で使い勝手にこだわったハイグレードケースが特徴の一台。
長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラーを標準搭載、NVMe SSDの増設スロットもあるので、ストレージの拡張性も問題ありません。
パソコン工房は「延長保証」や「24時間サポート」など手厚いサービスが魅力!
シンプルな見た目の最強マシンが欲しい人に向いています。
\あんしんメーカー/

王道のシンプルデザイン!
パソコン工房 LEVEL-M8A6-LCR98D

CPU ベンチマーク | Ryzen 7 9800X3D |
---|---|
GPU ベンチマーク | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 水冷 240mm RGB |
メモリ 解説 | 16GB DDR5-4800 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数1個(空き0) Gen 4×4 -1(0) |
マザーボード 解説 | A620チップセット microATX ASRock A620M |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 411 x 206 x 432 ミニタワー |
電源 解説 | 850W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:なし |
サポート | |
価格 | 354,800円 |
- 高品質ケース
- 水冷クーラー
- コンパクトなサイズ
- 白と黒から選べる
- NVMe SSDの増設ができない

パソコン工房のRyzen 7 9800X3D+RTX 5070なミニタワー型の最新モデルです。
シンプルな見た目で白と黒から選べる使い勝手にこだわったハイグレードケースが特徴の一台。
標準で光るLEDファンを5つ搭載するほか、長時間のゲームプレイに強い水冷CPUクーラーを搭載しているのがポイント。
弱点としてはNVMe SSDを増設する空きM.2スロットが無いので、たくさんのゲームをインストールしたい人は注文時に2TBにカスタムしておくと安心です。
予算が厳しい人は、容量が少なくなったら大容量NVMe SSDへ引っ越しすれば問題ありません。
パソコン工房は「延長保証」や「24時間サポート」など手厚いサービスが魅力!
省スペースで所有感の高い最強ゲーミングマシンが欲しい人に向いています。
\あんしんメーカー/

かっこいいモンスターマシン!
ツクモ G-GEAR GE7A-K251

CPU | Ryzen 7 9800X3D |
---|---|
GPU | RTX 5070 |
CPUクーラー 解説 | 空冷 サイドフロー式 |
メモリ 解説 | 32GB DDR5-4800 |
ストレージ 解説 | 1TB Gen 4 NVMe |
解説 | M.2スロット数3個(空き2) Gen 5×4 – 1(0) Gen 4×4 – 2(2) |
マザーボード 解説 | B650チップセット ATX ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
高さ x 幅 x 奥行 解説 | 460 x 230 x 445 ミドルタワー |
電源 解説 | 850W 80PLUS GOLD |
ネットワーク | 有線:2.5Gbps 無線:Wi-Fi 6 |
サポート | |
価格 | 358,800円 |
- 高品質
- 最上級のケース
- 高級マザーボード
- Wi-Fi搭載
- カスタム性が高い
- 光るPCが欲しい人

ツクモのRyzen 7 9800X3D+RTX 5070な最新モンスターマシンです。
シンプルなデザイン、エアフロー、拡張性、メンテナンス性を究極に高めたケースを採用。
手の届く位置にUSB Type-Cポートがあるなど、時代に合わせた最新の構成と使い勝手が特徴の一台。
高品質マザーボード、3つのNVMe SSD用M.2スロット、Wi-Fi標準搭載など、基本パーツ構成の良さもポイント。
ツクモのPCは使用されるパーツ名がある程度公開されているので、購入前後にカスタム計画を立てやすいのがポイント!
光らないPCが欲しい人、長く現役で使えるハイスペックマシンが欲しい人に向いています。
\極上のパーツ構成/

パーフェクト光らないPC!
その他のRTX 5070搭載PCはこちら↓

PCパーツ・自作PCの基礎知識


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価格 | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | メーカー | おすすめ | フルHD | WQHD | 4K | 光る | 光らない | 白 | 標準 | 中型 | 小型 | 空冷 | 水冷 | Wi-Fi | M.2 | 3年保証 | サポート | 納期 | レビュー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
97980円 | RTX 3050 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
109980円 | RTX 3050 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
119980円 | RTX 4060 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
127980円 | RTX 4060 | Core i5 12400 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
129800円 | RTX 4060 | Ryzen 5 4500 | 16GB | 1TB | マウス | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
129800円 | RTX 4060 | Core i5 12400F | 16GB | 500GB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
139800円 | Ryzen Z1 Ex | Ryzen Z1 Ex | 24GB | 1TB | ASUS | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
139980円 | RTX 4060 | Core i5 12400F | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
146800円 | RTX 4060 | Ryzen 7 5700X | 16GB | 500GB | MDL.make | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||||
148980円 | RTX 4060Ti | Core i5 12400 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
149800円 | RTX 4060 | Core i7 14700F | 16GB | 1TB | 日本HP | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
154980円 | RTX 4060 | Core i5 14400F | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
159980円 | RTX 4060 | Ryzen 7 5700X | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
164980円 | RTX 4060 | Ryzen 7 5700X | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
180610円 | RTX 4060 | Core i5 14400F | 16GB | 1TB | サイコム | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
189979円 | RTX 4060Ti | Ryzen 7 5700X | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||
189980円 | RTX 4060Ti | Ryzen 5 7500F | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
205887円 | RTX 4060 | Core i5 14500~ | 16GB~ | 256GB~ | レノボ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
209980円 | RTX 5070 | Core i5 12400F | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
229980円 | RTX 5070 | Ryzen 7 5700X | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
239800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 5700X | 32GB | 1TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
239980円 | RTX 5070 | Core i5 14400F | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
239980円 | RTX 5070 | Ryzen 7 7700 | 16GB | 500GB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
265879円 | RTX 4060Ti | Core i7 14700F | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
274800円 | RTX 5070 | Core i7 14700F | 32GB | 1TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
289980円 | RTX 5070 | Ryzen 7 7700 | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
299800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 9700X | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
299800円 | RTX 5070 | Core Ultra 7 265F | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
309800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
314800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 7800X3D | 16GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
329800円 | RTX 5070Ti | Core i7 14700F | 32GB | 1TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
329980円 | RTX 5070 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
330880円 | RTX 4070 SP | Core i7 14700F | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
333871円 | RTX 4070Ti SP | Core i7 14700F | 32GB | 2TB | 日本HP | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
344800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 9800X3D | 16GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
344800円 | RTX 5070Ti | Core Ultra 7 265F | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
354800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 9800X3D | 16GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
354800円 | RX 9070XT | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
358800円 | RTX 5070 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
365800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9700X | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
369800円 | RX 9070 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
369800円 | RX 9070XT | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
386800円 | RX 9070XT | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
399800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
409979円 | RTX 5070Ti | Core i7 14700F | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
424800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
429800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
429980円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
469800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9700X | 32GB | 2TB | マウス | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
469980円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
479800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
479800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 7800X3D | 32GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
479800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | ツクモ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
479800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB x 2 | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||||
479980円 | RTX 5080 | Ryzen 7 7800X3D | 16GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
499800円 | RTX 5070Ti | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | マウス | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
499800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | フロンティア | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
549800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | PC工房 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||||
549980円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 1TB | ドスパラ | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||||
569800円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9800X3D | 32GB | 2TB | マウス | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
条件を変えてください