ゲーミングモニターの「失敗しない選び方」をやさしく解説
この記事ではゲーミングモニターの選び方についてまとめています。
簡単に要点を絞って解説します!
失敗しないゲーミングモニターの選び方
まずは6つの基本的なことを整理しましょう。
- 液晶パネルの種類
- 画面サイズと解像度
- リフレッシュレート
- 応答速度
- 残像低減機能
- HDR機能
▼それぞれの優先度はこのようになります。
項目 | 優先度 |
---|---|
液晶パネル | 高 |
画面サイズと解像度 | 高 |
リフレッシュレート | 高 |
応答速度 | 中 |
残像低減 | 低 |
HDR | 低 |
意外に思われるかもしれませんが、ゲームで生計を立てているプロゲーマーでなければ「応答速度」はあまり重要ではありません。
理由をこれから1つずつ解説します。
① 液晶パネルの種類について
IPS、VA、有機ELパネルがおすすめ!
液晶パネルの特徴をまとめると次のようになります。
TN | VA | IPS | 有機EL | |
---|---|---|---|---|
画質 | X | ◯ | ◯ | ◎ |
リフレッシュレート | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
応答速度 | ◎ | ◯ | ◎ | ◎◎ |
視野角 | X | ◯ | ◎ | ◎ |
コントラスト | ◯ | ◎ | ◯ | ◎◎ |
価格 | ◯ | ◎ | ◯ | △ |
おすすめ度 | X | ◯ | ◯ | ◯ |
こちらは目的別です↓
TN | VA | IPS | 有機EL | |
---|---|---|---|---|
ゲーム | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
映像鑑賞 | X | ◎ | ◯ | ◎◎ |
普段使い | X | ◯ | ◎ | ◯ |
写真・映像編集 | X | △ | ◎ | ◯ |
価格 | ○ | ◎ | ○ | △ |
おすすめ度 | X | ◯ | ◯ | ◯ |
ゲーミングモニターで採用されるパネルは主にTN/VA/IPSの3種類ですが、2022年後半から有機ELパネル(OLED)を搭載したゲーミングモニターも価格が下がってきました。
各パネルの最高リフレッシュレートと応答速度は次のようになります。
TN | VA | IPS | 有機EL | |
---|---|---|---|---|
リフレッシュレート | 540Hz以上 | 260Hz | 500Hz以上 | 360Hz以上 |
応答速度 | 0.4ms | 1ms | 0.3ms | 0.1ms以下 |
プロゲーマーでなければ240Hz/5msもあれば十分です。
現存するゲーミングモニターは、ほぼ全て基本スペックを満たしています。
それぞれのメリット・デメリットを簡単に解説しましょう。
TNパネルのメリットとデメリット|プロゲーマー向けでクセが強い
TNパネルは安価で高いリフレッシュレートと高速な応答速度で普及してきましたが、2020年頃からIPSパネルの方が性能面で優位な状況です。
視野角が狭いデメリットがあり、画面をななめ方向から見たり、少し姿勢を崩したりすると「色合い」がおかしくなります。
ただし、画面の正面に座って常に「正しい姿勢でゲームだけをする人」なら問題ありません。
▼TNパネルを採用したゲーミングモニターで代表的な製品は「BenQのZOWIEシリーズ」です。
ZOWIEシリーズは強力な残像低減機能(DyAc)の「キレの良い動き」の評価が高く、プロゲーマーやヘビーゲーマーに人気のあるモニターです。
しかし、かなりクセが強いので、FPSゲーム専用モニターとしてなら良いのですが、日常使いも考えている人は避けた方がよいです。
以前はゲームをするならTNパネルが最強と言われていました。
現在は360Hz以上に対応したe-Sports向けハイエンドモニターのほとんどがIPSパネルで、TNパネルの優位性はかなり下がっています。
IPSやVAパネルと見比べればハッキリ分かります。TNパネルの画質は「最高に汚い」です。
TNパネルの時代は終わってます
VAパネルのメリットとデメリット|色鮮やかな映像
VAパネルは明るい部分と暗い部分のコントラスト比がIPSパネルより3倍以上も高く、明暗のはっきりしたメリハリのある映像が特徴です。
高いコントラスト比のおかげで黒の表現に優れており、キリッと引き締まった絵がポイント。
光が差し込むシーンなどは「IPSパネルには真似のできない」美しい表現が可能。
深みのある豊かな色彩で、思わず息をのむような美しさです。
映像鑑賞に強いパネルで、大型液晶テレビにも採用されています。(最近の高性能テレビは有機ELが多い)
VAパネルは「かなり」ななめか見ると白っぽくなるのがデメリットです。
ただし、上の写真のような角度でゲームをする人はいないと思うので、あまり気にしなくて良いでしょう。
椅子の背もたれに寄りかかって、リラックスしながらゲームするくらいなら、まったく問題ありません。
色合いがダイナミックで美しい反面、原色とのギャップがあって色の再現性はIPSパネルより劣ります。写真や映像編集もしたい人はIPSパネルの方が良いです。
応答速度は高性能モデルだと1msが当たり前で、IPSやTNパネルの0.5ms以下には劣りますが、ほとんどのゲーマーには問題ない性能です。
価格はIPSモニターよりも安いので、予算と自分の利用スタイルが合えばVAも良い選択と言えます。
特にゲームや映像コンテンツを楽しむ比率が多い人におすすめです。
安くて高画質!
IPSパネルのメリットとデメリット|万能タイプ
IPSパネルは自然な色合いと広い視野角が特徴の万能型です。
ななめから見ても色合いの変化が少なく、機種によって差はあるものの原色に最も近い色合いなのがメリット。
ゲーム以外に写真や映像編集などの「仕事/作業」に使う人もIPSが向いています。
最近はより高速なリフレッシュレート360Hz以上に対応したハイエンドモニターも続々と発売されています。
デメリットはVAパネルよりも価格が高いことです。
仕事、ゲーム、なんでもOK!
有機ELパネル(OLED)のメリットとデメリット|次世代の本命
有機ELパネルをざっくり解説すると、バックライトを持たずにカラー素子1つ1つを発光させる仕組みです。
IPS/VA/TNパネルはバックライトを使用するので、黒色を表現する時も光が漏れて完全な黒にはなりません。
有機ELが黒色を表現する時は、そもそも素子が光らないので「完全な黒」を表現でき、映像全体が引き締まって美しく見えます。
色合いとしてはVAパネルに似たダイナミックな感じで、ゲームと映像鑑賞向き。とにかくぶっちぎりに美しいです。
(写真・映像編集のような原色に近い発色が重要な作業はIPSパネルの方が向いています)
また、応答速度が0.1ms以下であることもメリットで、実用上は遅延が発生しません。
(「発色の良いVAパネル」+「反応の速いTNパネル」)x 10 +「視野角の広いIPSパネル」って感じで、ゲームだと無敵です。
デメリットとしては焼き付きリスクがあるため、数時間おきにパネルメンテナンスが必要なこと。ただ、よっぽど神経質な人でなければ問題はありません。
現状では40インチ越えの大型モデルが多く、24.5〜32インチクラスの使いやすいサイズが極めて少ないのもデメリットです。
また、コストが高いことも弱点でしたが、2022年後半から高いリフレッシュレートを出せるゲーミングモデルも価格が下がりつつあります。
2024年には多くのメーカーが新モデルを販売するでしょう。
クレイジーな美しさ!
② 画面サイズと解像度について
目的別のおすすめの画面サイズと解像度は次のとおりです。
目的 | 推奨解像度 | 推奨画面サイズ |
---|---|---|
ゲーム専用 | フルHD | 15.6〜24.5インチ |
色々なジャンルのゲーム 普段使い | WQHD | 27インチ |
画質を優先 仕事にも使う | 4K | 27〜32インチ |
臨場感を優先 | UWQHD (ウルトラワイド) | 34インチ |
各解像度のドット数はこちらです。
- フルHD:1920 x 1080
- WFHD:2560 x 1080
- WQHD:2560 x 1440(フルHDの1.8倍)
- UWQHD:3440 x 1440
- 4K:3840 x 2160(フルHDの4倍)
大きな画面になると、FPSゲームでは敵の位置や画面内の情報(HUD)が瞬時に把握できなく勝敗に影響します。
フォートナイトやApex Legendsなどの競技性の高いFPSゲームなら24.5インチ以下のフルHDがベストサイズで、多くのプロゲーマーに好まれています。
ソロプレイや競技性の低いFPSゲーム、雰囲気を楽しむRPGなどは27インチ以上の大画面が使いやすいです。
横長のウルトラワイドはPS5などのゲーム機では不可能な高い臨場感を味わえるのがポイント。
注意点として、解像度が高くなるとPCにも負荷が掛かること。
特に4K解像度は、PCスペックが低いとフレームレートが落ちて「カクついた」動きになることは覚えておきましょう。
※ WQHD/4KモニターもフルHD解像度で使うことが可能です。
- FPSゲームが好き
∟ 24.5インチ以下/フルHD - 色々なジャンルのゲームをしたい
∟ 27インチ/WQHD
∟ 34インチ/UWQHD - 超高精細な映像が好き
∟ 32・27インチ/4K
③リフレッシュレートについて
165Hz以上のモニターがおすすめです!
リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換えられる回数のことです。
パラパラ漫画と同じ原理で、画面の書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。
単位はHzで表記され、ゲーミングモニターとして一般的なものは144Hzです。
しかし、最近は165Hzに対応した製品が多く販売され、144Hzを置き換える新基準になっています。
165Hzの製品は価格も144Hzとほとんど変わりません。
せっかく新しくゲーミングモニターを買うのなら165Hzを候補に入れましょう。
また、240Hzのモニターであれば、どんなゲームも快適に楽しめます。
ただし、27インチやWQHD解像度の240Hzモニターは非常に高価なので、欲しい画面サイズと解像度に合わせてリフレッシュレートを選んでください。
④ 応答速度について
プロゲーマー以外は、あまり気にしなくてOK!
応答速度は、画面の色が切り替わる時にかかる時間のことです。
単位はms(ミリ秒=1/1000秒)で表記され、値が小さいほど高性能です。
色が早く切り替われば残像が少なくなり、ブレのない「なめらか」な表示になって対戦ゲームで有利とされています。
リフレッシュレート別に最低限必要な応答速度は、「1000÷リフレッシュレート」で計算できます。
1フレーム切り替えに必要な時間 |
---|
60Hz | 16.67ms |
144Hz | 6.94ms |
165Hz | 6.06ms |
240Hz | 4.17ms |
360Hz | 2.78ms |
この表から分かる通り、現在販売されているモニターは、すべて最低限必要な応答速度を満たしています。
高いリフレッシュレートを出せるモニターは基本性能が高くて応答速度も速いので、あまり細かくチェックする必要はありません。
あえて付け加えるなら、応答速度1msをうたう製品は常時1msの速度ではなく、もっとも条件の良い速度が1msということです。
実際は速度にばらつきがあって、遅い時は8ms以上になることもあります。
こういった点を考慮すると、なるべく速い応答速度のモニターを選ぶのは間違いではありませんが、一般的には240Hzに対応できる「4ms」もあれば問題ないです。
人間の動体視力は0.2秒 = 200msと言われています。
計測器を使えば1msと4msの違いはハッキリ出るものの、人間の目では判別できない領域です。
プロゲーマーに見られる1フレームを競う戦い方でない限り、ゲームプレイに影響はまったくありません。
GtGとかMPRTって何?
GtGとMPRTは無視してOK!
ゲーミングモニターのスペックを見ていると、「応答速度1ms(GtG)」とか「2ms(MPRT)」という表記を見かけることがありませんか?
「GtG」と「MPRT」の解説は次のようになります。
色の中間階調における応答速度を表す。黒→白の変化時間ではなく、灰色→別の灰色への変化時間のこと。液晶分子自体の反応速度を示す指標のため、コンテンツ内容や個人差によって体感速度が異なる。
動画応答速度に特化した指標。再生中の画面を超高速カメラで撮影し、実際の画像変化の時間を測定する。MPRT値が速くなることで、色の変化だけでなく動きのあるシーンにおけるノイズやブレといった残像の影響が減る。
解説を読むと… っていうか読み飛ばしましたよね ^^;
- 分かったようで分からない
- 結局どっちが良いの?
という感じではないですか?
GtGとMPRTは、メーカーがスペック表に記載すべき必須項目ではありません。
高性能をアピールするためのものです。
まったく意味がないとは言いませんが、ほとんどの人は違いを体感できないので、GtGやMPRTには「こだわらない」ことをおすすめします。
⑤ 残像低減機能について|オーバードライブ・黒挿入
必須機能ではありません!
高性能なゲーミングモニターには高いリフレッシュレート、応答速度のほかに「残像低減機能」をもつ製品があります。
液晶パネル/リフレッシュレート/応答速度だけの比較だと、どの製品も基本性能にそれほど差がありません。
そこで各メーカーが「残像低減機能」をプラスして製品価値を高めています。
代表的な技術は「オーバードライブ」か「黒挿入」の2つです。
いずれも効果はありますが、本来の「色あい」を犠牲にするので万能ではありません。
対戦ゲームでどうしても勝ちたいときに有効ですが、人によっては「目が異常に疲れる」というレビューもあります。
「オーバードライブ」の特徴とデメリット
色が変わるときに液晶素子へ高い電圧をかけて、色の切り替えを速くする仕組み。
電圧のサジ加減が難しく、目標にしている色を飛び越えてしまうオーバーシュート/アンダーシュート現象がある。
採用メーカー
- Acer
- ASUS
- BenQ
- IO DATA
- DELL Alienware
- など
「黒挿入」の特徴とデメリット
フレームとフレームの間に「黒フレーム」を挿入して残像感を減らす仕組み。
画面が暗くなり、チラつきが発生するデメリットがある。
採用メーカーと「機能名」
- BenQ 「DyAc」
- ASUS 「ELMB」
- LG「1ms Motion Blur Reduction」
- など
⑥ HDR機能について
必須機能ではありません!
タップして拡大できます↓
HDRは明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、よりリアルな映像を楽しめる技術です。
HDRもこだわりがない限り必須機能ではありません。
よく「DisplayHDR 600なら良い」と聞きますが、微妙です。
普及価格帯のモニターはDisplayHDR 400以下の場合が多く、実際に使ってみても「違いがよく分からん」という感じで、DisplayHDR 600でも普通レベルなので注意してください。
DisplayHDR 1000でも再生するコンテンツによっては「効果がよくわからない」ものが多いです。
しっかりHDRを意識したコンテンツでないと効果を体感できない点は注意。
ゲームでは暗い部分が暗くなりすぎて遊びにくくなるなど、当たり外れが多い機能です。
個人差はあると思いますが、HDR機能がなくても最近のゲームの映像は普通にキレイなので、あまりこだわらないことをおすすめします。
HDR10とは?
AV機器メーカーが策定した規格。
HDR10を拡張したHDR10+もあり。
PC用モニターではそれほど意識する必要はありません。
DisplayHDRとは?
VESAが策定した規格で、DisplayHDR 400、600、1000などがあります。
数字が最大輝度を示します(単位cd/平方m)。
DisplayHDR | クラス | コメント |
---|---|---|
400 | エントリー | おまけレベル |
600 | ミドル | 普通 |
1000 | ハイスペック | 良い |
1400 | ハイエンド | 最高! |
メーカー独自のHDR規格
その他、モニターメーカーのBenQの製品は、「HDRi」という独自のHDR規格を搭載しています。
HDRiも特別に優れている機能ではないです。
あらゆるジャンルのゲームを快適に遊べるモニターは?
ここまでで整理すると、FPSゲームなら小さい画面で、それ以外なら大きい画面がおすすめとなります。
つまり、モニターは1台だけだと、どうしても得意・不得意があって完璧なゲーム環境にはなりません。
ゲーミングPCをゲームだけに使う人は少なく、ほとんどの人がネットショッピングや動画編集など、色々な用途で使います。
このような場合、作業用に27〜32インチクラスを使って、ゲーム専用に15.6〜24.5インチクラスの小型モニターを併用するのもありです。
私の場合は事務作業とゲームで完全にモニターを分けています。
- 31.5インチ/4K/IPS/60Hz(事務作業)
- 27インチ/4K/IPS/144Hz(4Kゲーム/Xbox)
- 23.3インチ/WFHD/VA/200Hz(PCゲーム)
- 17.3インチ/FHD/IPS/240Hz(FPSゲーム/サブモニター)
- 34インチ/UWQHD/有機EL/165Hz(PCゲーム)
- 27インチ/WQHD/IPS/144Hz(PS5)
- 24.5インチ/FHD/TN/360Hz(コレクション)
その他、たくさんのモニター … 普通はこんなに必要ないです。
ただ、いろいろ使ってきた中で「これは良い!」と思ったのがこちら↓
一番のお気に入りはジャパンネクストのJN-VG233WFHD200です。
23.3インチの小型ウルトラワイドで、ゲーム機では不可能な21:9の画角で遊べます。
3万円以下で買える安さも良い↓
また、15.6〜17.3インチのモバイルモニターは、必要な時だけ設置したり、普段はサブモニターとして使えるのでおすすめです。
リフレッシュレート144Hz以上に対応したモバイルゲーミングモニターは、関連記事をご覧ください。
どのメーカーが良い?
ゲーミングモニター選びの基本的なポイントは「画面サイズ」「パネルの種類」「リフレッシュレート」の3つです。
ただ、現在発売されているモニターは上記3つのポイントで比較しても、ほとんど性能の差はありません。
メーカーによって「高級感」「所有感」「使いやすさ」が違います。
気になるモニターがいくつかあるけど、どれにするか迷っている人はメーカーから決めると良いでしょう。
買って間違いないメーカー
- BenQ
- IO DATA
- DELL Alienware
- ASUS
- MSI
- LG
BenQは隙のないスペックと高価なモデルには高性能スピーカー内蔵、リモコンが付属するなど、所有感が高くて使いやすいです。
※私はモニターを選ぶときBenQから調べます
IO DATA(アイ・オー・データ)は日本ブランドの最高峰で、5年保証、高性能モデルにはリモコンが付属するなど、充実したサポート体制と品質の良さが特徴。
その他、基本的にDELL、ASUS、MSI、LGといった一流メーカーの製品を選んでおけば失敗はありません。
価格がそこそこ高いデメリットはあるけど、モニターは一度買うと数年間は使うものなので、長く見ればコスパは悪くないです。
コスパ優先の人
- Pixio
- JAPANNEXT
- INNOCN
上記3メーカーは「造りが安っぽい」「設定機能が使いにくい」などのデメリットはあるけど、普通に使う分には問題ないです。
とにかく安くゲーム環境を構築したい人におすすめです。
【まとめ】ゲームのプレイスタイルをしっかり把握しよう!
ここまでの内容をまとめると、次のようになります。
TN | VA | IPS | 有機EL | |
---|---|---|---|---|
ゲーム | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ |
映像鑑賞 | X | ◎ | ◯ | ◎◎ |
普段使い | X | ◯ | ◎ | ◯ |
写真・映像編集 | X | △ | ◎ | ◯ |
価格 | ○ | ◎ | ○ | △ |
おすすめ度 | X | ◯ | ◯ | ◯ |
- 液晶パネルは「IPS」「VA」「有機EL」が良い
- 画面サイズは自分のゲームスタイルに合わせて選ぼう
- リフレッシュレートは144Hz以上
- 応答速度は4ms以下であればOK
自分が普段どんなゲームを好んでプレイしているかによって、選ぶモニターのスペックが決まります。
「あらゆるジャンルのゲームを楽しみたい!」という人は、異なるスペックの2台体制がベストです。
関連記事に目的別のおすすめゲーミングモニターを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
最高のゲーミング環境を構築できますように!