Lightning-G AT5W実機レビュー Ryzen 5 4500+RTX 3050の高コスパ入門モデル

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ドスパラで販売されている「Lightning-G AT5W Ryzen 5 4500+RTX 3050モデル」をレビューします。

気になっている人は次のように思っていませんか?

  • 安いけど大丈夫?
  • ゲームはサクサク動く?
  • 品質やパーツ構成はどうなの?
  • メリット・デメリットは?

実機をお借りしたので詳しくチェックします。

15万円以下でPCを探している人は、ぜひご覧ください!

製品名

【白モデル】Lightning-G AT5W

【黒モデル】Lightning-G AT5B

本体色以外の共通事項は「Lightning-G AT5」として解説します。

機材貸出元:株式会社サードウェーブ

目次

【3分で分かる】動画でLightning-G AT5のゲーム性能をチェック

この動画を見れば、どのくらいのパフォーマンスで遊べるのか分かります。

2分50秒の映像の中に以下のゲームをサクッとまとめました。

  • オーバーウォッチ2
  • ゼンレスゾーンゼロ
  • NIKKE
  • エルデンリング
  • 龍が如く8
  • サイバーパンク2077

カジュアルにゲームを楽しむ人なら「まったく問題ない性能」です。

サードウェーブ Lightning-G AT5の特徴とスペック

【黒】Lightning-G AT5B
【白】Lightning-G AT5W
CPURyzen 5 4500
GPUGeForce RTX 3050
6GB
メモリ16GB
ストレージ1TB
500GB
ネットワーク1Gbps有線
(Wi-Fiはオプション)
高さ x 幅 x 奥行422 x 210 x 401
価格119,980円
116,980円
価格と構成は予告なく変わることがあります

【追記】標準構成のストレージが1TB→500GBに変更。価格は3,000円安くなりました。
注文時に+3,000円で1TBに変更可能です。

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期間・注意点はこちら
  • 1月31日(金) 23:59まで有効
  • 税込99,980円以上の新品PCが対象
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  • ご利用にはドスパラ会員登録・ログインが必要です

\シンプルな黒ボディー/

\おしゃれな白ボディー/

コスパの良いCPUとGPUを組み合わせたゲーミングPCの入門モデルです。

実際に使って感じた「良い点」と「残念な点」がこちらになります。

ここが良い!
  • 安い
  • おしゃれなデザイン
  • フルHDでゲームする人
  • 大きすぎないサイズ
  • サポート・延長保証が充実
ここが残念!
  • 最高画質にこだわる人
  • プロゲーマーを目指している人
  • など(記事内で解説)

手ごろな価格でありながらメモリとストレージの容量が多く、カスタム不要で使い始められるスペックです。

2024年11月にストレージ容量が500GBに変更され、価格が安くなりました

グラフィックスに凝った重たいゲームは画質を調節する必要はあるものの、基本的にどんなゲームもしっかり遊べます。

弱点としては、WQHDや4Kといった高解像度でのゲームプレイは厳しいこと。

また、スーパーヘビー級のFPSゲーマーや、プロゲーマーを目指して真剣にゲームに取り組みたい人にはパワーが足りません。

これから詳しく解説するので、購入を検討している人は参考にしてください。

Lightning-G AT5Wの外観

↑角ばったデザインで、左側面はPC内部を見て楽しめる強化ガラスパネルになっています。

価格の高い上位モデルと同じケースを使っているので、安っぽさは微塵みじんも感じません。

↑大きさはミニタワーサイズ。

ゲーム機よりは少し幅があるものの、コンパクトなので大きすぎるPCが苦手な人におすすめです。

↑天面に大きな通気口があって、ホコリの侵入を防ぐマグネット式のフィルターを装備。

↑天面に電源ボタン、USB Type-A 5Gbps x 2、音声入出力、リセットボタンがあります。

↑USB Type-Cポートが無いのは残念なポイントですが、Type-A→Type-C変換アダプターを使えば問題ないと思います。

↑正面はスッキリ&シンプルで、ハンサムな見た目。

非常に清潔感の高い「白」です。どんなインテリアにも合うでしょう。

お気に入りのステッカーでカスタムするのも良いかもしれませんね。

↑正面パネルの左右に吸気穴があります。

ホコリの侵入を防ぐためメッシュ状になっていますが、フィルターは内蔵していません。

インターフェイスの構成は予告なく変わることがあります
背面インターフェイス
  • PS/2端子
  • USB 2.0 Type-A x 2
  • USB Type-C(10Gbps) x 1
  • USB Type-A(10Gbps) x 1
  • USB Type-A(5Gbps) x 4
  • 有線LANポート(1Gbps)
  • 音声入出力

高速USBポートがたくさんあるのがポイント。

PCの価格からすると、かなり良いです。

映像出力ポート
  • DVI-D
  • HDMI
  • DisplayPort

3画面のマルチモニター出力に対応しているので、広大なデスクトップで作業できます。

時代遅れな「DVI-D」が一つあるのが気になりましたけど、少し古いビジネス向けモニターにつなぐ人は重宝するでしょう。

↑底面にも脱着可能なフィルターがあります。

Lighitning-G AT5の内部

↑キレイに配線されていて、スッキリした見た目。

内部はかなり余裕があって熱気がたまりにくい設計です。

↑CPUクーラーはトップフロー式。Ryzen 5 4500は低発熱なCPUなので、十分な冷却能力です。

背面と上面に12cmの排気ファンが3つも標準搭載されています。

↑前方に12cmの吸気ファンが2つもあります。

上位モデルと共通パーツを使うことで製造工程を簡単にしていると思われますが、悪く言うとRyzen 5 4500+RTX 3050な構成のPCとしてはファンが多すぎです。

ファンの数が多いと冷却音がうるさくなるデメリットがあります。とはいえ、本機は標準的な動作音で問題ありませんでした。

詳しくは動作音チェックの項目を参考にしてください。

↑試用機のグラフィックボードはASUS製の「Dual GeForce RTX 3050 6GB DDR6」でした。(予告なく変わることがあります)

補助電源不要で動作する省エネタイプで、ゲーム中は少しファンの回転音が大きくなりますが、価格相応といったところです。

マザーボードは予告なく変わることがあります

↑試用機のマザーボードは「ASRock B550M Pro4」でした。

チッブセットはミドルグレードなB550で、Ryzen 5 4500モデルだと性能の低いA520チップセットが採用されることが多いのですが、本機は贅沢ぜいたくな仕様となっています。

↑ストレージはGen 4×4な高速タイプのNVMe SSDが1TB。(CPUの仕様で3×4で動作します)

2024年11月にストレージ容量が500GBに変更され、価格が安くなりました

NVMe SSDを増設するための空きM.2スロットはGen 3×2の中高速タイプ(約1,700MB/s)ですが、ゲームのインストール先として十分に使える速度です。

くわしい解説(Gen 3×2って遅い?)

実はゲームのロード時間はGen4x4と変わらないので、普通に使ってる分には遅いと感じることはありません。

最新のGen 4×4~旧式の2.5インチSATA SSDを使用して、FF14とブループロトコルのベンチマークでロード時間を比較してみました。

【計測方法】ベンチマーク終了後に表示されるローディングタイムを抽出。

スクロールできます
FF14
ロード時間
ブループロトコル
ロード時間
Gen 4×4
HIKSEMI FUTURE
読込速度7100MB/s
8.522秒22.320秒
最速
Gen 3×4
Samsung SSD 980
読込速度3300MB/s
8.360秒
最速
23.169秒
Gen 3×2
Intel 670p
読込速度1700MB/s
8.388秒23.403秒
2.5インチ SATA
Micron 1100
読込速度535MB/s
12.383秒26.164秒

ゲームによってはGen 4×4の中華NVMe SSD(HIKSEMI FUTURE)よりもIntel SSD(現Solidigm)、Samsungといった有名どころの製品が速いという結果になりました。

ほぼ誤差レベルの世界なので、何度も計測すればロード時間は微妙に変わります。

実際のところGen 4×4とかGen 3×2といった規格よりも、使用するSSDの性能による差の方が大きいです。(キャッシュメモリの有無・ランダムアクセス性能などに影響する)

Gen 4×4なSSDってベンチマークではしっかり7,000MB/sな超速スコアが出るけど、一般的な使い方では7,000MB/sを超える動きはほとんどありません。

7,000MB/sってシーケンシャルアクセス(順次読込)の速度であって、Windowsのほとんどの処理はランダムアクセス性能に依存します。

ランダムアクセスの場合、Gen 3×2(約1,700MB/s)の帯域があれば十分すぎるので、現実的にはGen 4×4、Gen 3×4、Gen 3×2の速度差はほとんど無いです。

※数十GBな巨大容量ファイルのコピー時間で速さの違いが出ます

コンマ何秒の差にこだわりがある人、最新じゃないとダメ!って人でなければGen 3×2でも不満を感じることは無いでしょう。

ちなみに、Gen 4×4な最新の大容量NVMe SSDをGen 3×2スロットに挿して使うことも可能です。

↑メモリスロットは4本で、DDR4-3200MHzが2枚装着済み。(計16GB)

ストレージ、メモリともにカスタム不要で使い始められる十分な容量です。

拡張スロットの内訳

  1. グラフィックボード用(RTX 3050)
  2. 空き(PCIe Gen 3 x 1)
  3. 空き(PCIe Gen 3 x 4)

拡張スロットも十分な数ですが、現在のPCでは使うことは「ほとんど無い」と思います。

その他、3.5/2.5インチストレージなどで使えるSATAポートが6つ。(M.2増設スロットを使う場合は4つまで使用可能)

Wi-Fi/Bluetooth専用スロットもあるので拡張性は十分です。

↑マザーボード裏側に配線が集中しています。

電源ユニットは550W 80PLUS BRONZEで、RTX 4060Tiくらいのミドルクラスグラフィックボードも動かせる容量です。

↑左下のドライブベイ。

ケースのドライブベイ仕様は以下のようになっています。

引用:X3-03ケースについて

取り付けネジなどは自分で用意する必要はありますが、ハードディスクや2.5インチSSDといった旧式ドライブを使いたい人も安心です。

パーツ構成とカスタム性の評価

特にケースの使い勝手が良いです。

メンテナンス性・拡張性・デザイン性が高く、末永く「良き相棒」として活躍してくれるでしょう。

「ケース」「マザーボード」「ファン」はCPUにRyzen 7 5700Xを採用した上位モデルと共通パーツを使用しているので、本機のスペックと価格からすると「かなり良い」パーツ構成です。

CPU性能チェック

Passmark CPU Benchmarks
Core i5-14400F
レビュー
24713
Core i5-13400F
レビュー
24218
Ryzen 5 5600X
レビュー
23239
Core i5-12400F
レビュー
19618
Ryzen 5 4500
17008

CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。

Ryzen 5 4500は新品で販売されているゲーミングPCに採用されるCPUとして、最も低い性能となります。

CPUはPC全体の性能を決める重要な役割を持っていて、キーボード・マウス入力、ネットワーク、サウンド、メモリ管理などのほか、グラフィックボード(GPU)と連携してゲームのパフォーマンスに大きく影響するパーツです。

ただ、Ryzen 5 4500を実際に使ってみると、ネット閲覧、動画視聴、文書入力といった普段使いはサクサク動作して、めっちゃ低性能という感じはありません。

また、GPUに入門クラスのRTX 3050 6GBを選ぶなら、価格と性能のバランスも悪くないです。

もちろん、高性能なCPUを選べば何も不自由しないけど、価格と消費電力が高くなるので注意!

上位のCPUと比べてしまうと劣りますが、Ryzen 5 4500は予算が限られている人や、最安でPCゲームを始めたい人にとって救世主となるCPUです。

グラフィック性能チェック

3DMark Time Spy
RTX 4060
レビュー
10669
RTX 3060 12GB(生産終了)
レビュー
8871
RTX 3050 8GB(生産終了)
6260
GTX 1660 SUPER(生産終了)
5985
RTX 3050 6GB
4833
GTX 1650(生産終了)
3592

一部UL Solutionsよりスコアを引用

RTX 3050 6GBは2024年1月に発売された入門クラスのGPUです。

現行製品では最安のグラフィックボードなので、新品BTOパソコンに採用されるGPUとして最も低い性能です。

さらに、グラフを見ると2019年に発売されたGTX 1660 SUPERにも負ける性能のように見えます。

しかし、RTX 3050にはフレームレートをブーストするDLSS 2に対応していたり、GTXシリーズよりも強化されたNVEncエンコーダーも搭載していてライブ配信に強いなど、GTX 1660 SUPERとは同列で比較できないほど高性能です。

  • 一応、レイトレーシング機能もありますが、おまけレベルの性能と思ってください

また、上位のRTX 4060と比べるとかなり性能が低く見えますが、実際に使ってみると普通にサクサク動作します。

フルHD解像度でのゲームが基本になりますけど、軽いゲームなら余裕。

グラフィックに凝った重たいゲームでも、画質を調節すれば快適指標の60fpsを超えるパフォーマンスで遊べます。

ゲームのできない普通のノートPCを使っている人なら、びっくりするほど快適と感じるはずです。

ストレージ性能チェック

標準搭載のNVMe SSDは発熱を抑えるヒートシンクの下に装着されています。

容量は1TBなので、たっぷり最新ゲームをインストール可能です。

2024年11月にストレージ容量が500GBに変更され、価格が安くなりました

読み込み性能は約3,500MB/sで、Gen 3×4の帯域を限界まで使った素晴らしい速度。

ゲームやWindowsの立ち上がりは速くてストレスはありません。

参考までに、各ストレージ規格の速度はこちらを参考にしてください↓

ストレージ速度の目安
単位:MB/s
NVMe Gen 5×4 SSD(M.2)
〜14,000
NVMe Gen 4×4 SSD(M.2)
〜7,000
NVMe Gen 3×4/4×2 SSD(M.2)
〜3,500
NVMe Gen 3×2 SSD(M.2)
〜1,700
SATA SSD(M.2/2.5インチ)
〜550
HDD(3.5/2.5インチ)
〜200

※最速のGen 5×4はPCマニアとクリエイター向けです。

Gen 3×2以上であればゲームのインストール先として十分な性能です。

さすがに最新規格のSSDには負けますけど、PCの価格からすると十分な性能だと思います。

また、本機は増設用のM.2スロットが1つあるので、将来的に容量不足になることは無いでしょう。

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽量級】NIKKE
  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】オーバーウォッチ2
  • 【中量級】FF14 黄金のレガシー
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】原神
  • 【中量級】パルワールド
  • 【中量級】龍が如く8
  • 【中量級】アーマードコア6
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】サイバーパンク2077

ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級 フォートナイト(DX12)
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのがおすすめです。

【軽量級】NIKKE

【画質】高/60fps
設定
  • 【画質】高

戦闘中の平均フレームレート

フルHD
60fps

フレームレート上限の60fpsに張り付いてプレイ可能です。

カクつくことなく「非常になめらか」に動作します。

【軽・重量級】フォートナイト

【画質】パフォーマンス/159fps
設定
  • 【画質1】パフォーマンス
  • 【画質2】DX12最高+レイトレOFF
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

フルHD
パフォーマンス
179fps
DX12最高+レイトレOFF
36fps

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

グラフィックの軽い競技向けの「パフォーマンス設定」だと、入門者向けゲーミングモニター(フルHD/165Hz)の性能を使い切れます。

逆に、グラフィックの美しい「DX12設定」はカクついてゲームになりません。

こういったゲームは画質を落として遊ぶ人がほとんどなので、RTX 3050の性能で十分な人は多いと思います。

似たような軽量級FPSゲームとして「VALORANT」もありますが、同じようなスピードで遊べます。

【中量級】オーバーウォッチ 2

【画質】NORMAL/191fps
設定
  • 【画質1】NORMAL
  • 【画質2】ウルトラ
  • 【高品質アップスケーリング】FSR1.0
  • 【視野角】デフォルト(103)
  • 【レンダースケール】自動
  • 【NVIDIA REFLEX】有効+ブースト

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(5vs5の乱戦時)

フルHD
NORMAL
172fps
ウルトラ
104fps

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

デフォルト画質である「ウルトラ」でも普通に遊べますが、画質を「NORMAL」に落としても特に映像は汚なく感じません。

入門者向けゲーミングモニターの性能を使い切れるパフォーマンスで遊べます。

他の中量級FPSゲームとして「Apex Legends」もありますが、だいたい同じようなフレームレートです。

【中量級】FF14 黄金のレガシー

【画質】標準品質/141fps
設定
  • 【画質1】標準品質
  • 【画質2】高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測

フルHD
標準品質
112fps
高品質
89fps

ベンチマークの評価は以下のようになりました。

画質評価
標準品質非常に快適
高品質とても快適

RTX 3050はフレームレートをブーストするDLSSに対応しているので、思っていた以上に良いスコアが出ました。

負荷の掛かる重たいシーンでもカクつくことなく動作します。

【中量級】ストリートファイター6

【画質】NORMAL/60fps
設定
  • 【画質1】NORMAL
  • 【画質2】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測

フルHD
FIGHTING GROUNDの平均フレームレート
NORMAL
59fps
HIGHEST
57fps

フレームレートの上限が60fpsのゲームです。

最高画質である「HIGHEST」でも問題なく動作しますが、激しいシーンでは大きくフレームレートが落ちます。

画質を「NORMAL」に落としても特に映像は汚く感じなかったので、がっつりやり込む人は画質を落とすと良いでしょう。

余裕の性能です。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

【画質】中/65fps
設定
  • 【画質1】中
  • 【画質2】高

戦闘中の平均フレームレート

フルHD
中画質
68fps
高画質
59fps

高画質だと激しい戦闘シーンで40fpsくらいまで落ちますが、カクついた動きはなく普通に遊べます。

戦闘中もアニメーションシーンが入るゲームなので、40fpsくらいに落ちても問題ありません。

WQHD解像度でも快適に動作しました。

【中量級】原神

【画質】高/60fps
設定
  • 【画質】高
  • 【アンチエイリアス】FSR2

戦闘中の平均フレームレート

フルHD
60fps

フレームレートの上限が60fpsのゲームです。

すっごくきれいなグラフィックスですけど、60fpsに張り付きプレイができます。

【中量級】パルワールド

【画質】中/75fps
設定
  • 【画質1】中
  • 【画質2】最高
  • 【DLSS】パフォーマンス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

フルHD
中画質
74fps
最高画質
67fps

このゲームはある程度育てた拠点で活動中に60fps以上あれば「戦闘」「移動」も快適に遊べます。

DLSS対応ゲームなので、思っていた以上に良いフレームレートです。

画質を「中」に落としても特に気になりませんでした。

【中量級】龍が如く8

【画質】高/84fps
設定
  • 【画質1】高
  • 【画質2】最高
  • 【DLSS】AUTO

アナコンダショッピングセンター内をOKAサーファーで走行中の平均フレームレート

フルHD
高画質
74fps
最高画質
52fps

コマンド選択型RPGなので、60fps以上出ていれば快適に遊べるゲームです。

「最高画質」だと少しカクついた感じがありますが、画質を調節すれば問題ありません。

【中量級】アーマードコア 6

【画質】中/72fps
設定
  • 【画質1】中
  • 【画質2】最高
  • 【自動描画調整】ON

ARENA 28/Fで戦闘中の平均フレームレート

フルHD
中画質
77fps
最高画質
55fps

動きの激しいゲームなので、画質を落としても気にならないゲームです。

「中画質」だと、ストーリーを楽しむ分には問題ない速度で遊べます。

【重量級】エルデンリング

【画質】中/59fps
設定
  • 【画質1】中
  • 【画質2】最高
  • 【レイトレーシング】OFF
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

フルHD
中画質
57fps
最高画質
55fps

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、レイトレーシングOFFなら最高画質でも普通に遊べます。

【重量級】サイバーパンク 2077

【画質】中/88fps
設定
  • 【画質1】中
  • 【画質2】高
  • 【画質3】レイトレーシングウルトラ
  • 【DLSS】パフォーマンス

ゲーム内のベンチマークモードで計測

フルHD
中画質
94fps
高画質
77fps
レイトレーシングウルトラ
27fps

「画質:中」ならサクサク遊べます。画質も悪いとは感じません。

「画質:高」だと激しいシーンは50fps台まで落ちますけど、カクついた動きはなく普通に遊べます。

ただし、レイトレーシングをONにするとカクカクしてゲームになりません。

超ヘビー級ゲームでも設定次第で普通にプレイできます。

ゲームパフォーマンスの評価

基本的にスマホでも遊べるゲームは問題なくプレイできます。

外出先はスマホ、家ではがっつりPCでやり込みたい人に最適。

最高画質にこだわりが無ければ、グラフィックに凝った重たいゲームでも普通に遊べます。

ただ、ヘビーFPSゲーマーやプロゲーマーを目指している人は、もっと高性能なPCを選んだ方が良いでしょう。

クリエイティブ性能チェック

動画編集、写真編集の能力をチェックしました。

関連記事より「Ryzen 5 4500+RTX 4060」のPCで計測したスコアを引用します。

動画編集(Premiere Pro)

フルHD/60fps/10分間の動画を編集してエンコードした時の処理時間です。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Ryzen 5 4500+RTX 3050 6GB
2分07秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
1分50秒

↑10分の実時間よりかなり早く処理できます。

上位のRTX 4060なPCには負けますが、めっちゃ差があるわけでもありません。

趣味で動画編集をする人だったらRTX 3050でも十分な速度だと思います。

RAW現像(Lightroom Classic)

有効画素数2010万のRAWデータ100枚を現像しました。

RAW現像 100枚
Ryzen 5 4500+RTX 3050 6GB
53.63秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
51.65秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
画質100%
解像度350px/インチ

写真現像も微妙な差です。

価格の高いRTX 4060なPCと比べると、価格差に見合うほどの違いはありません。

クリエイティブ性能の評価

個人の趣味レベルなクリエイティブ作業なら問題ない性能です。

がっつりやり込みたい人、仕事でも使いたいと思っている人は、もっと高性能なPCにした方が時間効率が良いでしょう。

ゲーム実況配信

オーバーウォッチ2をOBS StudioとVtube Studio使ってTwitchにライブ配信・録画・アバター合成テストをしました。

OBS/Vtube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

Overwatch 2ライブ配信
フルHD/NORMAL画質
普通にプレイ
172fps
配信のみ
164fps
配信+録画
157fps
配信+アバター合成
147fps
配信+録画+アバター合成
141fps

↑同一リプレイファイルの同じシーンで計測した平均フレームレートです。

  • 配信アプリの設定やバージョン、ゲームによって変動します。参考値として見てください。
状態ドロップフレーム率
配信のみ0%
配信+録画0%
配信+アバター合成0%
配信+録画+アバター合成0%

定番のOBS Studioを使った配信だと、グラフィックボードの機能(NVEnc)を使って処理をするので、RTX 3050 6GBでもドロップフレーム率0%で処理できます。

ちょっとやってみたい!って人なら十分な性能です。

注意点として、ゲームによってはアバター合成など負荷の掛かる配信で60fpsを下回ることがあります。

本格的なストリーマーを目指すなら配信専用のPCを用意して負荷を分散させるか、もっと高性能なPCにした方が良いでしょう。

動作音と消費電力

↑動作音と消費電力を計測した動画です。

80秒ほどの映像なので、サクッと確認できます。

動作音

テスト項目騒音値
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD
41db
扇風機の「弱」
エンコード40db
日常生活の音
動画視聴34db
ささやき声
アイドリング33db
ささやき声
騒音値の目安(タップして見る)
21〜35dbささやき声
36〜40db日常生活の音
41〜45db扇風機の「弱」
46〜50db扇風機の「中」
51〜55db扇風機の「強」
うるさく感じる
56db以上かなりうるさい
不快な音

ネット閲覧や動画視聴といった普段使いだと、めっちゃ静か。

ゲーム中はグラフィックボードのファンが少し強く回転し、扇風機の「弱」くらいの冷却音になりますが、不快に感じることはありません。

CPUファンとケースファン5個は、ほぼ無音でした。

ゲーミングPCとしては「普通」の騒音レベルです。

ゲームだとスピーカー音やキーボード・コントローラーなどの操作音の方が大きいので、気になる人は少ないと思います。

音については人によって感じ方が違うので、購入を検討している人は動画をチェックしてください。

消費電力

スクロールできます
Lghtning-G AT5
Ryzen 5 4500
RTX 3050 6GB
Ryzen 5 4500
RTX 4060
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD
135~145W180~190W
エンコード130~140W145~150W
動画視聴
YouTube
約50W55~60W
アイドリング約45W65~70W
関連記事よりRyzen 5 4500+RTX 3060のスコアを引用

Lightning-G AT5は上位のRTX 4060を搭載したPCより性能が低いので、かなり省電力です。

ゲーム中でも150Wを下回る消費電力が魅力。

エコを気にする人にもおすすめです。

比較対象のRTX 4060を搭載したPCは「オープンフレームケース・ファン無し」といった最小限の構成なので、参考値として見てください。実際のBTOパソコンだと、もう少し消費電力は高くなるはずです。

計測環境(タップして見る)

【録画】Canon EOS R6 Mark2+ショットガンマイク

【騒音値】サンワサプライ CHE-SD1

【消費電力】ラトックシステム RS-BTWATTCH2

おすすめカスタマイズ

基本的にカスタマイズ不要で「そのまま使えるスペック」です。

コスパ重視の人は、標準状態でしばらく使ってから拡張するのが良いでしょう。

2024年11月にストレージ容量が500GBに変更され、価格が安くなりました

たくさんゲームをインストールしたい人は、1TBに交換することをおすすめします。

逆に、必要ないオプションは以下です。(好みの問題なので、迷ったときの判断材料にしてください)

  • Windows 11 Proに変更
  • セキュリティソフトの追加
  • CPUファンの変更
  • CPUグリスの変更
  • 超高速NVMe SSDへの変更
  • メモリ32GBへ変更
  • 電源容量の変更

個人で使う分には標準のWindows 11 Homeで十分です。

セキュリティ機能はWindows 11に標準装備されています。「ウィルスバスター」「ノートン360」といった有名どころのソフトよりも機能は少ないのですが、個人の趣味で使う分には追加しなくても問題ありません。

CPUのRyzen 5 4500は低発熱なので、高性能クーラーに変更しても効果は無いです。

NVMe SSDはRyzen 5 4500の仕様で読込速度 3,500MB/s以上は出ません。7,000MB/sクラスの超高速NVMe SSDに交換しても「メリットは少ない」ので注意。

メモリと電源の容量を増やすなら、最初からもっと基本スペックの高いPCにした方が良いでしょう。

メリットとデメリット

ここまでのメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。

デメリット
  • 手の届く位置にUSB Type-Cポートが無い
  • 最高画質にこだわる人
  • プロゲーマーを目指している人
メリット
  • 激安だけどしっかりゲームできる
  • おしゃれなデザイン
  • 大きすぎないサイズ
  • 納期が早い
  • サポート・延長保証が充実

残念に思った点は、USB Type-Cポートが手の届く位置に無いことだけでした。

Type-Cな周辺機器はかなり普及しているので、あれば便利と思う人は多いでしょう。

とはいえ致命的な弱点ではなく、PCの価格が安いから許せる範囲です。

「すべての人におすすめ!」と言えるほど超高性能ではありませんが、人によると思います。

「できるだけ安くPCゲームを始めたい」「カジュアルにゲームを楽しみたい」と思っているならドンピシャでハマる人は多いはず。

ゲーミングPCは「高性能を求めるとキリがない」ので、限られた予算の中で妥協点を見極めるのも大事です。

デメリットよりもメリットの方が圧倒的に強く、多くの人が満足できるPCだと感じました。

【まとめ】デザイン良しの入門機

総合評価
(基準:15万円以下のPC)
性能
デザイン
拡張性
静音性
コスパ

本製品は以下のような人におすすめします。

  • できるだけ安くPCゲームを始めたい人
  • おしゃれなPCが欲しい人
  • 保証とアフターサポートが重要な人

ぜひ、Lightning-G AT5をゲットして極上のゲーム体験を楽しんでください。

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更新:2024年12月4日

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