Core i5-12400FとRTX 4060のゲーム性能をベンチマーク

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Core i5-12400FとRTX 4060を組み合わせた構成で「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「ライブ配信性能」「消費電力」を検証しました。

BTOゲーミングPCで価格と性能が競合する以下の構成と比較をしています。

  • Core i5-14400F+RTX 4060
  • Ryzen 5 4500+RTX 4060

CPUの違いによるパフォーマンスの差がわかるので、ゲーミングPCの購入を検討している人は参考にしてください。

目次

【3分で分かる】動画でCore i5-12400FとRTX 4060のゲーム性能をチェック

この動画を見れば、どのくらいのパフォーマンスで遊べるのか分かります。

2分50秒の映像の中に以下のゲームをサクッとまとめました。

  • オーバーウォッチ2
  • ゼンレスゾーンゼロ
  • エルデンリング
  • アーマードコア6
  • 龍が如く8
  • サイバーパンク2077

カジュアルにゲームを楽しむ人なら「まったく問題ない性能」です。

すぐに他のゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

CPU性能をざっくり比較

赤:優れている/青:劣っている

Core i5-12400FCore i5-14400FRyzen 5 4500
発売日2022年1月2024年1月2022年6月
世代第12第14Zen 2
Pコア数666
Eコア数なし4なし
スレッド数121612
定格クロック2.5GHz2.5GHz3.6GHz
ブーストクロック4.4GHz4.7GHz4.1GHz
対応メモリDDR4
DDR5
DDR4
DDR5
DDR4
ストレージ世代Gen4Gen4Gen3
L3キャッシュ18MB20MB8MB
熱設計電力65W65W65W
最大電力117W148W88W
参考価格
2024年10月調査
18,000円29,000円15,000円
CPU末尾の「F」とは?

Core i5-12400Fは2024年に発覚したインテル第13/14世代の不具合をきっかけに再注目されたCPUです。

Eコア(高効率コア)が無いだけで、基本仕様は第14世代のCore i5-14400Fから大きく変わってません。

Eコアはたくさんのアプリを同時に動かすマルチコア処理などに貢献しますが、ゲームだとほとんど役に立ってないので、コスパを狙ったCPU選びならCore i5-12400Fでも十分な性能です。

ゲームやネット閲覧・動画視聴といった普段使いだと、ほとんどの人はCore i5-14400Fとの違いを体感できないと思います。

また、競合するRyzen 5 4500の方が安いのですが、使えるメモリやストレージの世代が古いのと、キャッシュメモリが少なくて総合パフォーマンスがめっちゃ低いので注意。最安を求める人以外にはおすすめできません。

まとめると、Core i5-12400/FはCPUの価格差以上にお得です。

CPUの総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。

グラフに記載してあるCPUはすべて当サイトで所有しているものを使い、電力設定をBTOパソコンと同じ「定格」にして計測しました。

グラフだけで判断するとCore i5-12400Fの性能は低く見えますが、CPUベンチマークのスコアとゲームや普段使いといった実運用では大きな差が出ます。

ここではCPU性能の大雑把な順番として、ふ~んと眺める程度でOKです。

また、この記事では比較していませんが、第13世代のCore i5-13400Fと第14世代のCore i5-14400Fはクロックが100MHz違うだけで、中身は同じものと思ってよいです。

Core i5-13400F/14400Fの比較が気になる人は、関連記事を参考にしてください。

グラフィック性能チェック

定番ベンチマークの3DMark Time Spyのグラフです。

グラフだけで判断すると、旧世代のRTX 3060Tiに負けてるの?って思う人が多いと思います。

3DMarkのスコアというのは、ラスタライズ性能(描画性能)を評価していて、後述するDLSS(Tensorコア)、レイトレーシング(RTコア)の性能を含めていません。

最近のゲームは「DLSS」と「レイトレーシング」も使って、ゲームの「パフォーマンス」と「表現力」を上げることが当たり前になってきています。

すべてのコアを合わせた総合性能を見ないと、新世代のゲームパフォーマンスを正しく評価できない点に注目してください。

グラフではRTX 3060Tiより低性能に見えますが、強化されたコア性能によりゲームによってはフルHDで「RTX 3080」を超えるパフォーマンスで遊べます。

レイトレーシングについて

光と影の表現力を上げてリアルな描写を可能にする機能です。

対応したゲームなら表現力が格段に上がって美しい映像になりますが、フレームレートが落ちるのがデメリット。

RTX 4000シリーズならパワーアップしたレイトレーシング性能により、フレームレートの落ちは少なめ。

RTX 3000シリーズだと、レイトレーシングをONにしたらフレームレートが半分くらいになってしまいます。

競技性の高いFPSゲームよりもアクションアドベンチャーのような美麗な映像をまったり楽しむゲームに向いた機能です。

DLSSについて

DLSSはAI技術を使ってフレームレートをブーストする機能です。

低解像度の映像を高解像度にアップスケールする仕組みで、理論上は画質を少し犠牲にしますが、ほとんどの人は気にならないと思います。

さらに、レイトレーシングと組み合わせれば、弱点であるフレームレートの低下を抑えられるのもポイント。

DLSSに対応したゲームなら、基本的に有効にすることをおすすめします。

DLSS 3 フレーム生成について

RTX 4000シリーズから使えるDLSS 3のフレーム生成機能は、AIが推測して中間フレームを自動生成します。

対応したゲームだと、旧世代のハイスペックモデルRTX 3080を上回るスコア。

DLSS 3対応ゲームは増加中で、旧世代のRTX 3000シリーズと比較するのが可哀想かわいそうになるくらい強烈なパフォーマンスで遊べます。

検証用PCのスペック

Core i5-12400F
Core i5-14400F
Ryzen 5 4500
OSWindows 11 Home
ケース長尾製作所
オープンフレーム
Cooler Master
CM690III
マザーボードASRock H670
PG Riptide
ASRock Phantom
Gaming4
CPUクーラー空冷
AINEX SE-224-XTS
空冷
Scythe 虎徹 MarkⅡ
GPURTX 4060
MSI VENTUS 2X
メモリ32GB
DDR4-3200
ストレージ2TB Gen 4×4
CFD PG3NF2
1TB Gen 3×4
Samsung 980
電源850W750W

一般的なBTOパソコンと同じ仕様で、めっちゃ高性能なパーツは使っていません。

電源容量はRTX 4060の場合、550WあればOKです。

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じです!

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】オーバーウォッチ2
  • 【中量級】FF14 黄金のレガシー
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】原神
  • 【中量級】崩壊スターレイル
  • 【中量級】パルワールド
  • 【中量級】龍が如く8
  • 【中量級】アーマードコア6
  • 【重量級】ファークライ6
  • 【重量級】アサシンクリードミラージュ
  • 【重量級】エルデンリング
  • 【重量級】サイバーパンク2077

CPUの違いによるフレームレートの差に注目してください。

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級 フォートナイト(DX12)
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのがおすすめです。

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】パフォーマンス
  • 【画質2】DX12最高+レイトレON
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

グラフィックの軽い「パフォーマンス設定」だと、CPUとGPUの連携が速まってフレームレートが良く伸びます。

動作クロックの高いCore i5-14400Fがベストですけど、Core i5-12400Fとの差は微妙だと思います。

グラフィックの重い「DX12設定」でもCore i5-12400Fと14400Fの差は誤差レベルです。

Ryzen 5 4500はCPU性能の低さが足を引っ張って、RTX 4060の性能を最大限に引き出せません。すごく「もったいない」と感じます。

CPUの価格差を考えると、総合的にCore i5-12400Fがベストコスパです。

【中量級】オーバーウォッチ 2

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【高品質アップスケーリング】FSR1.0
  • 【視野角】デフォルト(103)
  • 【レンダースケール】自動
  • 【NVIDIA REFLEX】有効+ブースト

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(5vs5の乱戦時)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

デフォルト画質である「ウルトラ」でもフルHD~4Kまで快適です。

こちらもCore i5-12400Fと14400Fの差はありません。

他の中量級FPSゲームとして「Apex Legends」もありますが、だいたい同じようなフレームレートで遊べます。(300fpsが上限)

※Apex Legendsは同じパターンの戦闘シーンを再現できないため未計測

【中量級】FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【プリセット】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測

ベンチマークの評価は以下のようになりました。

Core i5-12400FCore i5-14400FRyzen 5 4500
フルHD非常に快適非常に快適とても快適
WQHD非常に快適非常に快適とても快適
4K快適とても快適快適

わずかにCore i5-14400Fが良いスコアですけど、Core i5-12400Fとの違いを体感できる人間はいないと思います。

【中量級】ストリートファイター6

設定
  • 【画質】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測

どのCPUと組み合わせても、フルHD/WQHDで上限の60fpsに張り付きプレイができます。

余裕の性能です。

【中量級】ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの打撃技のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

GPU負荷の少ないフルHDでCore i5-14400Fがベストですけど、12400Fとの差は非常に少ないです。

総合的にCore i5-12400Fがベストコスパです。

【中量級】原神

設定
  • 【画質】高
  • 【アンチエイリアス】FSR2

戦闘中の平均フレームレート

すっごくきれいなグラフィックスですけど、4Kまで上限の60fpsに張り付きプレイが可能です。

【中量級】崩壊スターレイル

設定
  • 【画質】最高

移動・戦闘など全てのシーンのフレームレート

こちらも上限が60fpsのゲームです。

4Kまで文句なしの性能!

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス
  • 【その他】デフォルト

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

このゲームの高負荷なシーンは「戦闘中」や「フィールド内を探索中」ではなく、ある程度成長した「拠点内」だと思われます。

さすがに動作クロックの高いCore i5-14400Fがベスト。

ただ、このゲームは拠点で活動中に60fp以上あれば「戦闘」「移動」も快適に動作するので、どのCPUを使っても体感できる差は少ないです。

【中量級】龍が如く8

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】AUTO
  • 【フレーム生成】ON

アナコンダショッピングセンター内をOKAサーファーで走行中の平均フレームレート

コマンド選択型RPGなので、60fps以上出ていれば快適に遊べるゲームです。

ウルトラワイド(UWQHD)に対応しているので、PS5みたいなゲーム機とは別次元のゲーム体験ができます。

【中量級】アーマードコア 6

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: armored-core6-photo7_1024_20230831_054230.jpg
設定
  • 【画質1】最高
  • 【画質2】高
  • 【自動描画調整】ON

ARENA 28/Fで戦闘中の平均フレームレート

フレームレートの上限が120fpsのゲームです。

微妙にCore i5-14400Fが良いスコアですけど、Core i5-12400Fと体感できる差はありません。

どのCPU組み合わせでも、フルHD~ウルトラワイド(UWQHD)まで快適に遊べます。

特にウルトラワイドがすごい迫力なのでおすすめです。

【重量級】ファークライ6

設定
  • 【画質1】最高
  • 【画質2】最高/FSR バランス
  • 【レイトレーシング】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

少し古い重量級ゲームですが、CPUパワーに依存するタイプなので紹介します。

GPU負荷の少ないフルHDでCore i5が良いスコア。

Ryzen 5 4500はCPU処理の限界に達し、フルHD/WQHDのスコアがほとんど変わりません。

DLSSに対応していないゲームですが、AMDのアップスケール技術「FSR」には対応。

FSRをONにするとGPU負荷が減ってCPUに仕事が回り、フレームレートが上昇します。

設定次第で重量級ゲームも4Kまで余裕です。

【重量級】アサシンクリードミラージュ

設定
  • 【画質1】最高/解像度スケール100%
  • 【画質2】最高/解像度スケール50%
  • 【適応品質】60FPS
  • 【アップサンプル】TAA

ゲーム内のベンチマークモードで計測

超激重ゲームですけど、画質の調節しだいで4KまでOK。

「適応品質を60FPS」に設定すると、画質が動的に調節されて60fpsを下回らなくなります。

【解像度スケール100%】

GPU負荷の少ないフルHDでCPUパワーの差が出ます。

【解像度スケール50%】

画質を落とすとGPUの負荷が減ってCPUが良く働き、フレームレートが伸びます。

さすがに動作クロックの高いCore i5-14400Fがベストですけど、Core i5-12400Fでも十分なスコアです。

Ryzen 5 4500は80fpsくらいでCPU処理の限界に達し、フレームレートが頭打ちになります。

【重量級】エルデンリング

設定
  • 【プリセット】最高画質
  • 【画質1】レイトレーシングOFF
  • 【画質2】レイトレーシング最高
  • 【自動描画調整】ON

霊馬に乗って固定ルートを走った平均フレームレート

フレームレートの上限が60fpsなゲームです。

DLSSやFSRといったアップスケール技術に未対応な為「かなり重たい」ゲームですが、レイトレーシングOFFならWQHDまで60fpsで遊べます。

レイトレーシングを使うなら少し画質を落とせばフルHD/60fpsで遊べます。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシングウルトラ
  • 【DLSS】自動
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

Core i5+RTX 4060ならWQHDまで快適に遊べます。

フルHDで微妙にCore i5-14400Fが良いスコアですけど、体感できるほどの差はありません。

Core i5-12400Fのゲームパフォーマンスまとめ

CPUはGPUの性能を引き出す重要なパーツです。

動作クロックの高いCore i5-14400Fがベストですけど、微妙な差だと思います。

CPUの価格差に見合った違いはなく、ほとんどの人はCore i5-12400Fで十分なのでは?と思いました。

Ryzen 5 4500はどうなの?

Ryzen 5 4500はCPU性能の低さが足を引っ張り、グラフィックボードの性能をうまく引き出せません。

ただ、RTX 4060と組み合わせると多くのゲームでフルHD/100fps前後が出るため、カジュアルなゲーマーだとパフォーマンスの低さを体感できる人は少ないと思われます。

BTOパソコンメーカーからは、最安のゲームマシンとして販売され続けるでしょう。

個人的には予算的に少し無理してでもCore i5-12400FのPCをおすすめします。

クリエイティブ性能チェック

動画編集、写真編集、AI画像生成の能力をチェックしました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画を編集してエンコードした時の処理時間です。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.24.6.1
Core i5-12400F+RTX 4060
1分41秒
Core i5-14400F+RTX 4060
1分34秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
1分50秒

↑さすがに動作クロックが高くてEコアを持つCore i5-14400Fがベストです。

比較をしてしまうと差が出るものの、実際の使用感はCore i5-12400Fでも遅いと感じることはありません。

4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.24.6.1
Core i5-12400F+RTX 4060
8分38秒
Core i5-14400F+RTX 4060
8分37秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
9分03秒

↑そもそもRTX 4060だと4Kのエンコードは苦手で、Core i5でも結構な時間がかかります。

とはいえ、4K映像を扱う予定が無ければ関係ないでしょう。

RAW現像(Lightroom Classic)

有効画素数2010万のRAWデータ100枚を現像しました。

RAW現像 100枚
Core i5-12400F+RTX 4060
43.79秒
Core i5-14400F+RTX 4060
41.13秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
51.65秒
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
画質100%
解像度350px/インチ

写真現像もCore i5-14400Fがベストです。

ただ、Core i5-12400Fとの差は微妙だと思います。

AI画像生成(Stable Diffusion)

Stable Diffusionを使用して6枚の画像を生成しました。

設定・環境はこちら
  • Stable Diffusion Web UI v1.7.0
  • Python 3.10.9
  • xformers 0.0.20
  • 【Check Point】 YesMix v1.5
  • 【Lora】 Mikasa Ackerman
  • 【VAE】vae-ft-mse-840000-ema-pruned
  • 【Prompt】
    • masterpiece, best quality, highres, hmmikasa, short hair, black eyes, scarf, emblem, belt, thigh strap, red scarf, white pants, brown jacket, long sleeves, <lora:mikasa_ackerman_v1:0.7>, holding weapon, sword, dual wielding, three-dimensional maneuver gear, fighting stance, sky,
  • 【Negative prompt】
    • EasyNegative, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, (worst quality:1.2), low quality, normal quality, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, lowres graffiti, (low quality lowres simple background:1.1),
  • 【Sampling method】DPM++ 2M Karras
  • 【Sampling steps】20
  • 【Width】512
  • 【Height】768
  • 【Batch count】6
  • 【CFG Scale】7
  • 【Seed】 1954368363

設定を合わせると同じ画像が生成されます。

Stable Diffusion
(512 x 768)x 6枚
Core i5-12400F+RTX 4060
22.9秒
Core i5-14400F+RTX 4060
22.5秒
Ryzen 5 4500+RTX 4060
22.8秒
Core i7-13700+RTX 3060 12GB
28.1秒

微妙にCPUパワーの差が出てますが、ほぼ同じと思って良いでしょう。

AI画像生成はほとんどGPUパワーだけで動くようです。

RTX 4060のビデオメモリは8GB版なので、AI画像生成の「入門向け」といった位置付けです。

今回のテストだとビデオメモリの使用量は4.9~6.4GBでした。

ちょっとやってみたい!って人なら、ビデオメモリは8GBもあれば十分です。

※AI画像生成は発展途上中です。今後も高速化する技術がたくさん生まれてくると思われます。

Core i5-12400Fのクリエイティブ性能まとめ

クリエイティブ系アプリはゲームよりもCPUパワーを使うので、さすがにCore i5-14400Fがベスト。

とはいえ、Core i5-12400Fとの差はわずかです。

他にもクリエイティブ系のアプリはたくさんあるけど、Core i5-14400Fに大きく負けることは無いと思われます。

ゲーム実況配信

オーバーウォッチ2をOBS StudioとVTube Studio使ってTwitchにライブ配信・録画・アバター合成テストをしました。

OBS/VTube Studioの設定はこちら
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
レート制御CBR
ビットレート6000 Kbps

その他の設定はデフォルトです。

↑同一リプレイファイルの同じシーンで計測した平均フレームレートです。

状態ドロップフレーム率
配信のみ0%
配信と録画0%
配信とアバター合成0%
全てのCPU組み合わせで同じ結果

今どきのゲーミングPCはGPUのハードウェアエンコーダーを使って配信できるので、消費するリソースはすごく少なく、どのCPUを使っても問題ないです。

フルHDだと一番性能の低いRyzen 5 4500+RTX 4060でもドロップフレーム率0%で処理できます。

ちょっとやってみたい!って人ならRTX 4060なPCで十分な性能ですが、ゲームによってはアバター合成など負荷の掛かる配信で60fpsを下回ることがあります。

本格的なストリーマーを目指すなら、ゲーム用と配信用でPCを分けて負荷を分散させる「2PC配信」にしたほうが良いでしょう。

こだわりの強い人はキャプチャーユニットなどを使って2PC配信にしよう!

消費電力チェック

各CPU+RTX 4060を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲームエンコード動画視聴
Core i5-12400F180~220W165~170W60~65W
Core i5-14400F180~230W175~180W60~65W
Ryzen 5 4500180~190W145~150W60~65W

パワーのないRyzen 5 4500が一番省電力です。

Core i5は動作クロックの低い12400Fの方が省電力。ただ、14400Fとめっちゃ差があるわけではありません。

どのCPUを使ってもRTX 4060と組み合わせる場合、250Wを大きく下回る消費電力なのがポイントです。

インテルのCPUは世代が変わるたびに消費電力が上がるデメリットがあります。

省電力でパワーのあるCPUならCore i5-12400Fがベストです。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

リアルタイム計測データの最小値と最大値を採用。

ゲーム】サイバーパンク2077/フルHD〜4Kまでの最小値と最大値

【エンコード】Premiere Pro 2024で4K/10分/60fpsのソースをYoutubeプロファイルで書き出し

【動画視聴】Hulu

システム環境やゲームによって消費電力は変動します。

【まとめ】まだまだ使える高性能CPU

まとめると、こんな感じです。

RTX 4060まとめ

  • フルHDでぶっちぎりのパフォーマンス
  • WQHDでも使える性能
  • DLSS3に対応したゲームだと無敵
  • 省電力で十分なパワー
  • 4Kは画質を調節すればOK

Core i5-12400Fまとめ

  • 高性能で安い
  • ほぼCore i5-14400Fと同じパフォーマンス
  • Ryzen 5 4500よりも性能が飛び抜けて良い

RTX 4060については、フルHDモニターに繋げる予定の人にベストな性能

カジュアルにゲームを楽しむ人なら、WQHDモニターで使っても問題ないです。

4Kゲームは苦手ですけど、最高画質にこだわりがなければ普通に遊べます。

Core i5-12400Fについてはまだまだ現役で使える性能です。

市場から消えかかっていたCPUですが、インテル第13/第14世代の不具合により復活!

不甲斐ふがいないインテルCPUラインナップの中では最も信頼できます。

BTOパソコンだとRyzen 5 4500モデルより1万円ほど高くなるのですが、価格差以上に良い性能です。

コスパ重視でCPUを探している人にとってベストな選択になるでしょう。

使用したグラフィックボードはこちら↓

高負荷時も動作音はすごく静か。LEDライティング機能のないシンプルなグラボです。

Core i5-12400F+RTX 4060のBTOゲーミングPC

セール品を狙うとお得です。

パソコン工房 LEVEL-M17M

CPUCore i5-12400F
GPURTX 4060
CPUクーラー
解説
空冷
トップフロー式
メモリ
解説
16GB
DDR5-4800
ストレージ
解説
500GB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 4×4 -2(1)
マザーボード
解説
B760チップセット
microATX
ASRock B760M
高さ x 幅 x 奥行
解説
441 x 220 x 411
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:なし
サポート
価格129,800円
ポイント
  • 選べるカラーバリエーション
  • 小型ケース
  • 安心ブランド
  • LED色の変更ができない
  • ストレージ容量が少ない

PC工房のCore i5-12400F+RTX 4060モデルです。

シンプルな見た目で光るLEDファンを標準搭載。

メモリ16GB/ストレージ500GBと最小限のスペックですが、自分好みのスペックにカスタムしやすい一台です。

NVMe SSDの増設用M.2スロットが1つあるので拡張性は十分!

LEDは常時発光タイプで、消灯や色の変更はできないことだけ注意。

低予算でおしゃれなPCが欲しい人におすすめです。

パソコン工房は「延長保証」や「24時間サポート」など手厚いサービスが魅力!

\おしゃれなミニタワーPC/

かなり安い!

ドスパラ Magnate MV

CPUCore i5-12400
GPURTX 4060
CPUクーラー
解説
空冷
トップフロー式
メモリ
解説
16GB
DDR5-4800
ストレージ
解説
500GB
Gen 3 NVMe
M.2スロット数
解説
1個(空き0)
Gen 3×4 – 1(0)
マザーボード
解説
A610チップセット
microATX
高さ x 幅 x 奥行
解説
350 x 160 x 324
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:なし
サポート
価格130,980
クーポン適用後
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  • キーボード・マウス付属
  • 安心ブランド
  • 納期が早い
  • 見た目がビジネスPC
  • ストレージ容量が少ない
初代PS5よりもコンパクト

ドスパラの一般向けPCブランド「Magnateシリーズ」です。

地味な見た目ですが、処理能力の高いCore i5、DDR 5メモリなど中身はバリバリの高性能ゲーミングPCです。

ストレージ容量が500GBと少ないので、たくさんのゲームをインストールしたい人は注文時にカスタムした方が良いでしょう。

ドスパラのPCはブランド力の高さから価格は少し高めですけど、本機はかなりお買い得!

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CPUCore i5-12400F
GPURTX 4060
CPUクーラー
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メモリ
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16GB
DDR5-4800
ストレージ
解説
500GB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
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2個(空き1)
Gen 4×4 – 1(0)
Gen 3×4 – 1(1)
マザーボード
解説
B760チップセット
microATX
高さ x 幅 x 奥行
解説
422 x 210 x 401
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:2.5Gbps
無線:なし
サポート
価格142,980円
クーポン適用後
ポイント
  • コスパ良い高性能CPU
  • 拡張性が高い
  • 安心ブランド
  • 納期が早い
  • コンパクトなサイズ
  • 白と黒から選べる
  • ストレージ容量が少ない

ドスパラの一般向けPCブランド「Magnate-G」の最新モデルです。

ドスパラのゲーミングPCと言えば「ガレリア」が有名ですけど、こちらはシンプル&おしゃれな見た目が特徴。

冷却能力の高いサイドフロー式CPUクーラー/最新規格のDDR5メモリ/ネットワーク遅延の少ない2.5Gbps LANを標準搭載。

初期ストレージ容量が500GBと少な目ですが、注文時に自分好みの容量へカスタム可能で、NVMe SSDの増設スロットも1つあって拡張性が高いのもポイント。

納期も早く、低予算ですぐにPCゲームを始めたい人におすすめです。

36回払いまで分割手数料0円キャンペーン中!

2,000円引きクーポン配布中/

クーポンコード

twgad2024

クーポンの使い方はこちら

期間・注意点はこちら
  • 1月31日(金) 23:59まで有効
  • 税込99,980円以上の新品PCが対象
  • お一人様1回まで
  • ご利用にはドスパラ会員登録・ログインが必要です

\シンプルな黒ボディー

\おしゃれな白ボディー

翌日出荷!すぐに遊べる!

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更新:2025年1月21日

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価格GPUCPUメモリストレージメーカーおすすめフルHDWQHD4K光る光らない標準中型小型空冷水冷Wi-FiM.23年保証サポート納期レビュー
101980円RTX 3050Ryzen 5 450016GB500GBドスパラ11111111
122980円RTX 4060Ryzen 5 450016GB500GBドスパラ1111111
129800円RTX 4060Ryzen 5 450016GB1TBマウス111111111
129800円RTX 4060Core i5 12400F16GB500GBPC工房1111111
130980円RTX 4060Core i5 1240016GB500GBドスパラ1111111
135800円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB500GBMDL.make111111
139800円Ryzen Z1 ExRyzen Z1 Ex24GB1TBASUS11111111
139800円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB500GBPC工房11111111
142980円RTX 4060Core i5 12400F16GB500GBドスパラ11111111
149800円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB1TBフロンティア11111
153800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB500GBMDL.make1111111
159800円RTX 4060Core i5 14400F32GB1TBフロンティア111111
164800円RTX 4060Ryzen 5 7500F16GB1TBマウス111111111
169800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
177980円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB500GBドスパラ111111111
179800円RTX 4060TiCore i5 14400F32GB1TBフロンティア1111111
179800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB1TBマウス111111111111
179800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB1TBPC工房11111111
184800円RTX 4060TiCore i5 14400F32GB1TBフロンティア1111111
184800円RTX 4060TiCore i7 14700F16GB1TB日本HP1111111
189800円RTX 4060TiCore i5 14400F32GB1TBストーム1111111
199800円RTX 4060TiCore i7 14700F32GB1TBフロンティア1111111
204800円RTX 4060TiCore i5 14400F32GB1TBフロンティア1111111
204800円RTX 4070 SPRyzen 7 5700X16GB500GBPC工房11111111
234800円RTX 4070 SPRyzen 7 5700X16GB1TBマウス111111111111
245010円RTX 4070 SPCore i5 14400F32GB2TBサイコム1111111111
247980円RTX 4070 SPRyzen 7 5700X16GB500GBドスパラ111111111
269800円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBPC工房1111111
269980円RTX 4070 SPCore i7 14700F32GB1TBツクモ111111111
271980円RTX 4070 SPRyzen 7 770016GB500GBドスパラ1111111111
284900円RTX 4070 SPRyzen 7 770032GB1TBマウス1111111111
289801円RTX 4070 SPRyzen 7 8700G32GB1TB日本HP1111111111
289980円RTX 4070 SPCore i7 14700F32GB1TBツクモ11111111111
294800円RTX 4070 SPRyzen 7 9700X16GB1TBマウス1111111111
303980円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ11111111111
304800円RTX 4070Ti SPCore i7 14700F32GB1TBフロンティア1111111
307980円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ1111111111
309800円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBMDL.make111111
309800円RTX 4070 SPRyzen 7 9800X3D16GB1TBマウス11111111111
314800円RTX 4070Ti SPCore i7 14700F32GB2TBフロンティア11111111
324800円RTX 4070 SPRyzen 7 9800X3D16GB500GBMDL.make1111111
324800円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D32GB2TBフロンティア111111
329800円RTX 4070 SPRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア1111111
339980円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9700X32GB2TBツクモ1111111111
349800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 7800X3D32GB2TBフロンティア111111111
350800円RTX 4080 SPRyzen 5 9600X16GB500GBMDL.make111111
364800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9800X3D32GB1TBPC工房11111111
370980円RTX 4070Ti SPRyzen 7 7800X3D16GB1TBドスパラ111111111
374800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9800X3D32GB1TBPC工房11111111
374800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9800X3D32GB1TBPC工房1111111
375980円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9700X32GB1TBドスパラ111111111
379800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア111111111
402800円RTX 4080 SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBMDL.make111111
412980円RTX 4080 SPRyzen 7 7800X3D16GB1TBドスパラ111111111

条件を変えてください

価格から選ぶグラボから選ぶ
10〜15万円RTX 4060
15〜20万円RTX 4060Ti
20〜25万円RTX 4070 SUPER
25万円〜RTX 4070Ti SUPER
RTX 4080 SUPER
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