Secretlab TITANレビュー! 巨漢でもOKなゲーミングチェア Overwatchピンク|座り心地やOMEGAとの違いも解説
Secretlab(シークレットラボ)製、ピンク色のゲーミングチェアTITAN「OVERWATCHコラボ D.Va」を購入したのでレビューします。
Secretlabのゲーミングチェアはなかなか試座できない製品なので、どんな感じなのか気になりませんか?
実際に使ってみて気になった点などの使用感を、徹底的に解説します。
気になる方は、ぜひ最後までお読みください!
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Secretlab(シークレットラボ)ゲーミングチェアとは
Secretlabはシンガポール発のゲーミングチェアブランドで、日本では2020年から販売を開始しています。
日本ではライバルのDXRacerやAKRacingよりも知名度は低いのですが、世界レベルで見ると圧倒的にSecretlabの方が有名です。
特に有名なe-Sportsチームや、大人気ゲームとのコラボチェアが多く、人気コラボ製品はすぐに在庫がなくなってしまいます。
最近では国内のインフルエンサーも使い出しているので、今後爆発的に普及するのは間違いないでしょう。
例えばTwitterフォロワー100万以上の「伊織もえ」さんは、自身のYouTubeでさりげなく使ってるので、気になってる人は多いのでは?
ゲーミングチェアが欲しいと思っている方は、絶対にSecretlabも候補に入れておいた方が良いです。
Secretlab OMEGA/TITANのスペック比較と特徴
Secretlabゲーミングチェアには、OMEGAとTITANの2種類が販売されています。
製品名 | 適応身長 | 適応体重 |
---|---|---|
OMEGA(オメガ) | 160〜180cm | 110kgまで |
TITAN(タイタン) | 175〜200cm | 130kgまで |
素材はOMEGA、TITANともに「PUレザー」または「ファブリック」が選べます。
PUレザーは高級感があって拭き掃除しやすく、ファブリックは通気性が良い特徴があります。
OMEGA、TITANの共通の特徴は次の通りです。
- 5年保証
- 冷却ジェル内蔵ヘッドレスト
- 仮眠もできるリクライニング機能
- 1日16時間座り続けても壊れない耐久性
次はOMEGAとTITANの特徴を解説します。
OMEGAの特徴|体にフィット型
OMEGAの特徴は座面の両端が盛り上がって、お尻にフィットするデザインになっています。
ランバーサポート(腰を支えるクッション)が付属していて、「シグネチャーメモリフォーム」の効果で体の形に合わせて形状が変化します。
OMEGAは、見た目は他社製品(DXRacer、AKRacing)のようなバケットシートに近く、体を包み込むようなデザインなのがポイントです。
TITANの特徴|巨漢でもOKなゆったり型
TITANの特徴は座面がフラットになっていて「あぐら」がかけるのがポイント。
ランバーサポートはOMEGAと違ってバックレストに内蔵されており、側面のダイヤルを回して固さを調整できるようになっています。
社長椅子に近いデザインでオフィスでの利用にも向いているほか、体の大きな人だけでなく、ゆったり座りたい人に適しています。
DXRacer、AKRacingとの違いは?
ライバルのDXRacer、AKRacingのゲーミングチェアと主要スペックを比較してみましょう。
優れている点を赤字にしています。
Secretlab | DXRacer | AKRacing | |
---|---|---|---|
シート形状 | バケット風(OMEGA) フラット(TITAN) | バケット | バケット |
リクライニング | 165° | 150° | 180° |
コラボモデル数 | 30以上 | 2 | 2 |
保証 | 5年 | 1年 | 3年 |
価格 | 49,900〜69,900円 | 29,800〜59,800円 | 45,000〜68,000円 |
座り心地は価格に比例します。各社の上位モデルであれば、値段の差はほとんどありません。
DXRacerとAKRacingはフルバケットシートのようなレーシングデザインなのに対し、SecretlabはOMEGAでもそれほどレーシングではないのがポイントです。
私が思うSecretlabを選ぶポイントは「レーシングすぎないデザイン」「コラボチェア」「5年保証」の3つになります。
Secretlab TITANの開封レビュー|使用感と機能も解説
▼到着時の箱はかなり巨大です。
重量は推定20kg以上はある感じで、一人だと結構キツイかも。
▼箱の中身。自分で組み立てる必要があります。
▼ビニール類をはがした状態。
▼箱と同じサイズの巨大な組み立てマニュアル。英語ですが、特に迷うことなく組み立てられました。
▼組み立て工具が付属
組み立ては「背もたれ」と「足」の接続時にバランスが悪く、力を結構使います。
一人でもできますが、二人で作業すると楽です。
▼背面
▼私のスペックは176cm、体重68kgですが、巨漢向けのTITANでもちょうど良い感じです。逆にOMEGAだとキツイのでは?と感じました。私と同じような体格の方は参考にしてください。
▼リクライニング角度は165°ですが …
▼座面の下にあるチルトレバーをONにすると、座面がゆらゆらと「ゆりかご状態」になります。その状態で荷重をかけると、ほぼフラットになります。
▼ヘッドレスト内部には冷却ジェルを内蔵。冷たくはないですがムレない程度です。寝る時は枕として大活躍。
▼両端の白い部分はPUレザーです(OVERWATCH D.VAモデルの場合)。
▼側面の丸いパーツは、TITANのみ搭載された内蔵ランバーサポートの固さ調整ダイヤル。後述しますが、内蔵型ランバーサポートはかなり使い勝手が良いです。
▼4Dアームレスト(上下、前後、左右、角度の調整が可能)。自由自在な調整が可能でかなり使いやすいです。アームレストはPUレザー貼りでクッション性もあり。
▼TITANの座面はフラット仕様ですが、少し両端が盛り上がってます。座った感触はほどよく固く、長く使ってもヘタレない印象です。
▼キャスター付きの足。左右のレバーは「座面の高さ調整」と、「チルト固定(ゆりかごモード)」の切り替えに使用。
Secretlab TITANの良い点 3選
まず、椅子として重要な「座り心地」と「寝こごち」は最高です。
その他に感じたTAITANの良かった点を3つ解説します。
1)本当に仮眠ができる|ダメ人間製造イス
リクライニング角度が165°なので、仮眠ができるか不安でしたけど、バッチリ寝れました。
本当に疲れた時は布団に入るのがベストですが、ちょっと眠いって時に最適です。
オットマンの代わりに適当な高さのもを足元におけば、3時間は余裕で眠れます。
2)ランバーサポート内蔵で本当に良かった
ランバーサポートはOMEGAだと別体式のクッションですが、TITANは背もたれの腰部分に内蔵されています。
私は身長176cmで体重68kgと巨漢ではなく、本来ならOMEGAがベストサイズなのですが、内蔵式ランバーサポートが狙いでTITANを買いました。
別体式って位置がズレたり、リクライニングさせた時に邪魔になったりと、結局使わなくなるような気がしたので内蔵式のTITANを選んで良かったです。
3)4Dアームレストの使い勝手が抜群に良い
個人的に意外だったのはアームレストの使い勝手です。
アームレストの位置なんて一度設定してしまえば、「ほとんど調節することは無い」と思っていましたが、実際には姿勢に合わせて頻繁に調整しています。
しかも、簡単・瞬時に調整できるので重宝してます。
Secretlab TITANの気になった点 3選
実際に使ってみて致命的なデメリットはありませんでした。
ただし、気になった点が3つあったので解説します。
1)「ほつれ」があった
造りに安っぽさは無くしっかりしているのですが、座面の1箇所に「ほつれ」がありました。
長く使っていくうちに「ほつれまくり」にならないか心配ですが、他の場所は問題ありません。
2)ヘッドレストが汚れそう
ヘッドレストは枕と同じで、枕カバーがないと寝汗で臭くなりそうな感じです。
洗濯機に放り込んで洗うと一生乾かないと思ったので、適当なタオルを巻いて使ってます。
この状態だと、冷却ジェルの効果は全くありません。
3)夏はファブリックでも蒸れる
通気性の良いファブリック製品ですが、座れば密着するので夏場は暑く、背中とお尻がうっすら汗ばみます。
Secretlabの欠点というよりも、ファブリック製の椅子に共通するデメリットでしょう。
逆に冬は暖かくて良いですね。
【まとめ】Secretlabゲーミングチェアはこんな人におすすめ
次の3つのタイプに当てはまる人は、Secretlabのゲーミングチェアが向いています。
- バケットタイプが嫌いな人
- インテリア性を重視する人
- コラボチェア・派手なデザインが好きな人
OMEGAかTITANで迷っている人は、身長175cm以上であればTITANをおすすめします。
(TITANは思っていたほど大きくありませんでした)
Secretlabの座り心地・寝こごちは最高で、本当に座ること、寝ることが楽しくなる椅子です。
また、ゲームだけじゃなく事務的な椅子としても、かなり良いと付け加えておきます。
気になっている方は、ぜひチェックしてください。
以上、参考になれば幸いです!