Minisforum BD795i SE実機レビュー Ryzen 9 7945HX搭載Mini-ITXマザーボード

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ミニPC界で有名なMinisforumさまより「BD795i SE」をご提供いただいたのでレビューします。

「Ryzen 9 7945HX+Mini-ITXマザーボード」というマニアックな製品です。

16コアRyzen 9+Mini-ITXマザーボードだと、安く見積もっても13万円以上はすると思います。

それが6万円台でゲットできるのが最大の特徴。

Ryzen 9といってもノートPC向けのCPUなので、実際のところどのくらいのパフォーマンスなのか … 気になる人はぜひお読みください。

目次

スペックと特徴

CPURyzen 9 7945HX
16コア32スレッド
メモリDDR5 SO-DIMM:2本
~5200MHz/最大64GB
拡張スロットPCIe 5.0 x 16:1本
M.2スロットGen 4 x 4:2本
有線LAN2.5Gbps
無線LANオプション
Bluetoothオプション
映像出力DisplayPort
HDMI
Type-C Display Alt
USBType-C 10Gbps x 1
Type-A 5Gbps x 2
Type-A USB 2.0 x 2
I/Oポート
ヘッダー
CPUファン x 1
ケースファン x 2
USB 3.2 Gen 1 x 1
フロントオーディオ x 1
システムパネル x 1
参考価格68,000円前後

BD795iSEを使って感じた「良い点・微妙な点・悪い点」がこちらです。

  • 激安
  • 16コアRyzen 9内蔵
  • M.2スロットが2つ
  • グラボが使える
  • 16コアCPUとしては省電力
  • CPUの交換ができない
  • メモリがSO-DIMM
  • フロント用のUSB Type-Cが無い
  • 使い方によっては16コアも必要ない
  • 超高性能ではない
  • 自作初心者

「16コアハイエンドCPU+Mini ITXマザーボード」として見ると、価格が強烈に安くて魅力的な製品です。

とはいえ気になる点がいくつかあったので、これからじっくり解説します。

開封チェック

500mlペットボトルとサイズ比較

↑I/Oパネル、CPUファン取り付けブラケット、Wi-Fiアンテナパーツ

その他、何に使うのかよく分からないネジ類が付属。

アンテナパーツは付属するけどWi-Fi M.2カードはオプションなので、Amazonあたりで買ってくる必要あり。

↑マニュアルはマジでなんも役に立たないけど、よ~く見ると …

サポートページから電子マニュアルをダウンロードしてね … って書いてある。

フロントパネルピンヘッダーの配置情報やBIOSアップデートファイルもあるので、必ずチェックしてください。

サイズはMIni-ITXなので170x170mm

↑端子類の配置などはオンラインマニュアルを参照。

空きスペースの問題だと思われるが、メモリはノートPC用のSO-DIMMなので、デスクトップ用288ピンDIMMを使い回せないのが残念。

ケース正面のUSBポートを使うためのヘッダーはUSB 3.2 Gen1が1つのみで、基本的にUSB Type-Aで使うもの。

組み合わせるケースによっては、ケース正面のType-Cポートが使えないので注意。

内部Type-A→Type-Cヘッダー変換アダプターを使うと、ケース正面のType-Aポートが使えなくなるジレンマあり。

Type-Cデバイスをたくさん使う人はハブを使うしか無いでしょう。

ARGBといったPCを光らせる端子は無し。

↑Wi-Fi/Bluetooth用のM.2 Key-Eスロットあり。

Wi-Fiは標準搭載だと嬉しいけど、Amazonあたりで安いカードを買うかUSB Wi-Fiを使えば問題なし。

↑USBポートは少なめ。Type-AはUSB 2.0 x 2、USB 3.2(5Gbps) x 2。

Type-Cは1ポートのみで10Gbps/Display Altモードに対応。

映像出力はDisplayPort、HDMI、Type-C Display Altの3つ。

↑背面はボタン電池のみ。

バックプレートのネジ4つを外すと、CPUヒートシンクが外れる。

【注意】分解は保証外の行為です

もしかして、自分好みのCPUクーラーを付けられるかも … って思ったけど無理っぽい。

↑CPUの交換は不可能

パーツ構成の評価

CPUが交換できないのは製品コンセプトから仕方ないかなと。

メモリがSO-DIMMだったり、Type-C内部ポートが無いといった気になる点はあるものの、致命的なデメリットは無く、なんとかなるって感じ。

初めての自作でMini-ITXを選ぶ人は極めて少ないと思うし、ニッチなポイントを攻めてて非常に良いと思います。

Mini-ITXのせっまい面積を限界まで使った芸術品

好きな人にはドハマりする一枚と感じました。

CPUファンの取り付け

↑まずはファンブラケットを取り付ける

この手順は電子マニュアルに載ってなかったので、テキトーです。

ファンレスで運用するのはヤメた方が良いと思います。

↑12cmファンを取り付けた状態。

使用したファンは「ID-COOLING SE-224-XTS」のファンです。

汎用的な12cmケースファンでも問題ありません。

↑一般的な12cmファンを付けた場合、高さは約70mm

ケース選びの参考にしてください。

BIOS/UEFI|アップデート方法

↑BIOSはAmerican Megatrendsのものをベースにしている。AMIBIOSってやつ。

メニューボタン下段中央にある「UEFI Shell」はクリックしても無反応だった。

↑機能の説明は省略。妄想してください。

ざっと見た感じ他メーカーのマザボと同じような設定項目あり。ファンの調整なんかもできますが、私はデフォルト派なんでなんもいじってません。

↑BIOSのアップデートはサポートからファイルをダウンロード→解凍→WinFlash.batを叩けばOK

BIOSを1.09→1.12にしておきました。

Windowsドライバー

↑Windows 11 Pro 24H2をクリーンインストール直後

「PCI暗号化/暗号化解除コントローラー」のドライバーは自動インストールされなかった。

サポート→ドライバーダウンロード→AMD Chipset Driverをインストールして再起動すればOK。

この辺はシステム環境によって違うかも。

テスト環境①|グラボなし

まずはグラボなしの状態でチェックしました。

ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
メモリ32GB
DDR5-4800
ストレージ2TB Gen 4×4
電源850W

レスポンスはマジで速いです。サックサク。変な挙動もなく、フツーに使える。

電源容量の目安は「BD795iSE+RTX 4060+400W電源」っていう完成品もあるので、グラボ無しで使うなら300Wもあれば大丈夫だと思います。

CPU|Ryzen 9 7945HX

↑TDP 55W / PPT 98W。ノートPC用CPUとしてはかなり高い設定。

L3キャッシュ 32MB x 2の特盛りスペック。

参考までにデスクトップ用のRyzen 9 7950Xとのスペック比較です。

赤:優れている 青:劣っている

Ryzen 9 7945HXRyzen 9 7950X
プラットフォームノート用デスクトップ用
世代Zen 4
コア/スレッド16コア/32スレッド
ベースクロック2.5GHz4.5GHz
ブーストクロック5.4GHz5.7GHz
L1キャッシュ1024KB
L2キャッシュ16MB
L3キャッシュ32MB x 2
内蔵GPURadeon 610MRadeon Graphics
TDP55W170W
PPT98W230W
最大動作温度100℃95℃

たぶん、デスクトップ用のRyzen 9にはボロ負けすると思うけど、コア数・キャッシュメモリ・TDPとか見ると、Ryzen 9 7945HXはなかなか良い性能なのでは?と思います。

CPUベンチマーク

手持ちのデスクトップCPUと比較してみました。

CPU性能の総合性能を評価する「Passmark」のスコアです。

Ryzen 9 7945HXはCore Ultra 7 265KFより少し下のスコアでした。

ただ、CPUベンチマークと実運用のパフォーマンスは大きく変わるので、参考程度にしてください。

特にインテルCPUは「ベンチ番長」な傾向があって、あまりアテにならないです。

CPUベンチマーク時

↑16コア32スレッドフル稼働のお姿。

CPUベンチマークって何も生産性のない行為だけど、コレは見てるだけでコーフンする!

普段使い

↑しかし、ネット閲覧などの普段使いだと1CCDの8コアしか働かないようです。

ベンチマーク時のCPU温度は最大でCCD1が85.5℃、平均は70度くらい。

もともとハイスペックノートPC用のCPUなんで、BD795iSEのノートPCより分厚いヒートシンクで十分に冷える。

冷却時のファン回転音はほぼ無音。完璧です。

ただ、Mini-ITXケースに入れると熱が抜けにくくなるはず。温度ももう少し上がってファンの回転音が大きくなるかもしれません。

Radeon 610M

内蔵GPUのRadeon 610Mはネット閲覧、動画視聴などの普段使いといった軽い処理は楽勝です。

余裕すぎる性能と感じたので、ベンチマークはしてません。

あたり前だけど、動画編集などクリエイティブな作業をするならGeForceなどのグラボを使った方が良いです。

参考までに、軽めのゲームを動かしたときのスナップショットがこちら↓

バニーガーデン/4K

↑心が清らかなお紳士様向けのゲームです。

4Kでも52fpsで動作しました。フツーに遊べます。

こういったノベル系お紳士様ゲームが好きな人にとっては、極上のプレイ環境となるでしょう。

NIKKE/フルHD
NIKKE/フルHD

↑勝利の女神ニケはフルHD・高画質で42~60fpsで動作。さすがにWQHD以上はキツいけど、フルHDなら余裕で遊べる。

私のような尻フェチにはたまらん極上のプレイ環境です。

使い方次第だけど、内蔵GPUとしては十分な性能だと思います。

消費電力

ワットチェッカーで計測したシステム全体の消費電力です。

参考までに、Ryzen 7 9800X3D+グラボなしのPCと比較しました。

スクロールできます
CPUCPUベンチマーク
Passmark
ゲーム
NIKKE
フルHD/戦闘中
動画視聴
Hulu
アイドリング
Ryzen 9
7945HX
130~135W100~120W35-40W25~35W
Ryzen 7
9800X3D
145~190W未計測40~45W35~40W

消費電力はノートPCとして見ると高め。

デスクトップ版の8コアハイスペックPCと比べると、Ryzen 9 7945HXはいい感じに省電力です。

  • マザーボードの消費電力の違いも少しあると思われる
  • 比較したRyzen 7 9800X3Dは内蔵GPUが異なるためゲームは未計測

16コアCPUとして「かなり省電力」なのではないでしょうか。

テスト環境②|2PC配信テスト

ゲーム専用PCでゲームしつつ、BD795iSEに映像を飛ばしてTwitchへ配信するっていう2PC配信のテストをしました。

OBS Studio+VTube Studio+WEBカメラでアバター合成+配信しながら録画っていうイメージです。

↑配信時のスクリーンショット

OBS StudioとVTube Studioの設定はこちら↓

映像ビットレート6000Kbps
映像エンコーダソフトウェア(x264)
エンコーダプリセットfast
その他デフォルト

↑ゲームは別のPCで動かしてるので、単純に配信で使っているCPUの使用率です。

8コアしか働いてなかった(泣)

↑10分ほど配信テストしたけど、ドロップフレームは0%でした。快適っす。

CPUリソース的にはまだまだ余裕がある感じ。

配信中にブラウザーを複数開いたりYouTube見たり、ファイル操作をバシバシしてもびくともしないです。

試してないけど、Discordみたいなアプリを動かしても楽勝なはず。

↑ちなみに、エンコーダーを「AMD H.264」(Radeon 610M)にしても一応配信できます。

ただ、Radeon 610Mだとパワー不足のようで、OBSのステータスに警告が出る。

↑GPU使用率もほぼ100%になるのでヤバめ。CPUを使ってゴリゴリ配信した方が良いでしょう。

配信はわりとCPUパワーを使うので、BD795iSEにはもってこいの使い方なのではないでしょうか。

テスト環境③|RTX 5070Ti使用

以下よりGeForce RTX 5070Tiを使って各種テストをします。

スクロールできます
Ryzen 9
7945HX
Ryzen 7
9800X3D
9700X
Core Ultra 7
265KF
ケース長尾製作所
オープンフレーム
レビュー
マザーボードMinisforum
BD795iSE
ASUS TUF GAMING
B850M-WIFI
レビュー
MSI Z890
GAMING PLUS WIFI
レビュー
CPUクーラー空冷空冷
AINEX SE-224-XTS
GPUASUS TUF GAMING
5070Ti OC
メモリ32GB
DDR5-4800
32GB
DDR5-5600
ストレージ2TB Gen 4×4
電源850W

CPUの違いによるパフォーマンスの差に注目!

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「中程度」「重い」の2パターンで検証しました。

  • 【中量級】FF14黄金のレガシー
  • 【中量級】ゼンレスゾーンゼロ
  • 【中量級】パルワールド
  • 【重量級】モンスターハンター ワイルズ
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

FF14 黄金のレガシー

設定
  • 【画質】最高品質
  • 【アップスケール】DLSS
  • 【フレームレートしきい値】常に適用

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

CPU使用率はこちら
ベンチマーク中のCPU使用率
実際にプレイすると少し変わると思われる

ベンチマークの評価はフルHD~4Kまで「非常に快適」です。

Ryzen 9 7945HXのパフォーマンスは「あれ?こんなもん?」といった感じ。

ゼンレスゾーンゼロ

設定
  • 【画質】高

適合トレーニングで戦闘時の平均フレームレート

CPU使用率はこちら
戦闘中のCPU使用率

同じ戦闘パターンを再現するため、アンビーの打撃技のみで20秒間の平均フレームレートを計測しました。

Ryzen 9 7945HXは234fpsでボトルネックが発生。Core Ultra 7 265KFと同じくらいのパフォーマンスです。

60fps出ていれば快適に遊べるゲームなので、実際のプレイ感はどのCPUを使っても変わりません。

パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

CPU使用率はこちら
レベル50拠点内を走っている時のCPU使用率

Ryzen 9 7945HXは104fpsでボトルネックが発生。4Kまでフレームレートが変わりません。

60fps以上出ていれば快適に遊べるゲームなので、実際のプレイ感はどのCPUを使っても変わらないです。

とはいえ、RTX 5070Tiの性能を十分に引き出せていないく「もったいない」感じがします。

モンスターハンター ワイルズ

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSSフレーム生成】ON
  • 【レイトレーシング】高

ベンチマークソフトで計測した平均フレームレート

CPU使用率はこちら
戦闘中のCPU使用率

ベンチマークの評価はフルHD/WQHDが「非常に快適」、4Kは「快適」です。

どのCPUを使っても大きな差はありません。

サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質】レイトレーシング オーバードライブ
  • 【DLSS】自動
  • 【DLSSモデル】トランスフォーマー
  • 【マルチフレーム】x 4

ゲーム内のベンチマークモードで計測した平均フレームレート

CPU使用率はこちら
戦闘中のCPU使用率

Ryzen 9 7945HXはフルHD/WQHDの伸びがイマイチ。

ただ、4KはGPUの負荷が高すぎてCPUに仕事が回らず誤差レベルになります。

どのCPUを使っても4Kまで快適に遊べるフレームレートです。

ゲーム性能のまとめ

Ryzen 9 7945HXのゲームパフォーマンスは「イマイチ」です。

Ryzen 7 9800X3Dに負けるのは分かってたものの、9700Xには勝てるだろう … と思ってただけに残念。

16コアがゲームに向いてないのか、ノートPC向けのCPUだからなのか … たぶん両方が原因だと思います。

CPU使用率を見てもゲームは8コアで十分って感じです。

もっとたくさんのゲームでサンプルを抽出した方が良いかもしれませんが、平均fpsを見るとRyzen 9 7945HXのゲームパフォーマンスはCore Ultra 7 265KFに近いです。

とはいえ、比較したCPUの中では最下位。かつRyzen 7 9800X3Dにボロ負けでした。

ショボい性能だな~って思ったけど、CPUの価格を忘れてはいけません。

スクロールできます
BD795iSE9800X3D9700X265KF
68,000円93,800円65,800円62,980円
2025年3月調査時点の実売価格
価格は変動するので参考程度にしてください

BD795iSE以外はマザーボードを別に用意する必要あり。

価格から評価すると、妥当な性能とも言えます。

ここは人によって評価が分かれるポイントでしょう。

パフォーマンス重視ならデスクトップ用CPUがおすすめだけど、価格重視ならBD795iSEも十分にアリだと思います。

クリエイティブ性能チェック

クリエイティブ性能チェックはBlender、V-Ray、UL Procyonなどのベンチマークアプリを使うのが定番です。

ただ、イマイチ何をしているのかイメージが沸かないと思うので、動画・写真編集といった一般的な作業のパフォーマンスで比較しました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した60fps/10分間の動画をエンコードした時の処理時間です。

RTX 5070Tiを使ったエンコードはCPU 65~80%、GPU 95%くらいの配分で動作してました。

わりとがっつりパワーを使う処理です。

  • 組み合わせるGPUによってCPUとGPUの稼働配分が変わります
4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Media Encoder v.25.1
Ryzen 9 7945HX+RTX 5070Ti
4分15秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070Ti
3分52秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070Ti
4分00秒
Core Ultra 7 265KF+RTX 5070Ti
3分55秒
CPU使用率はこちら

4K映像のエンコードは10分の実時間より早く処理できるけど、Ryzen 9 7945HXが一番遅いです。

ただ、CPUパワーをがっつり使いつつも、少し余裕がある状態。

エンコードしながら他の作業をしても問題ないでしょう。

フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Media Encoder v.25.1
Ryzen 9 7945HX+RTX 5070Ti
1分13秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070Ti
1分05秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070Ti
1分07秒
Core Ultra 7 265KF+RTX 5070Ti
1分08秒
CPU使用率はこちら

フルHDエンコードは負荷が少ないので、速攻で処理が終わります。

こちらもRyzen 9 7945HXが一番遅く、CPUもフル稼働してませんでした。

AIノイズ除去(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ10枚を一括ノイズ除去した処理時間です。

AIノイズ除去
適用量:50
Ryzen 9 7945HX+RTX 5070Ti
46.29秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070Ti
42.82秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070Ti
43.23秒
Core Ultra 7 265KF+RTX 5070Ti
45.35秒
CPU使用率はこちら

AIノイズ除去はCPU 30~50%、GPU 60~80%くらいのパワー配分で動作。GPUヘビーな処理です。

こちらもRyzen 9 7945HXはデスクトップ版8コアCPUに勝てず。

RAW現像(Lightroom Classic)

約2400万画素(6000 x 4000)のRAWデータ100枚をL判サイズに現像したときの処理時間です。

RAW現像 100枚
2400万画素→L判サイズ
Ryzen 9 7945HX+RTX 5070Ti
14.69秒
Ryzen 7 9800X3D+RTX 5070Ti
14.86秒
Ryzen 7 9700X+RTX 5070Ti
16.06秒
Core Ultra 7 265KF+RTX 5070Ti
14.03秒
CPU使用率はこちら
書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
カラースペースsRGB
画質100
サイズ調整1500 x 1050
解像度300px/インチ

RAW現像はCPU 100%、GPU 20~30%くらいの配分で動作。16コアフル稼働状態。CPUヘビーな処理です。

Ryzen 9 7945HXの処理速度はかなり良いと思うけど、最速ではないです。

クリエイティブ性能のまとめ

あくまで私が想定した使い方での比較ですけど、Ryzen 9 7945HXは「デスクトップ版8コアハイスペックCPUに勝てない」という結果でした。

処理内容によっては8コアしか稼働せず。16コアあれば最強ってわけでも無いようです。

アプリとの相性があるかもですが、同じような使い方を想定している人は注意してください。

消費電力チェック

各CPU+RTX 5070Tiを使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
ゲーム
サイバーパンク2077
フルHD~4K
エンコード
4K
動画視聴
Hulu
7945HX345-395W260-270W60-65W
9800X3D355-390W295-300W70-75W
9700X350-385W260-280W70-75W
265KF355-390W260-290W65-70W

グラボなしのシステム消費電力はRyzen 9 7945HXがいい感じに省電力だったけど、グラボを付けてフルパワーで動作させるとデスクトップ版のCPUを搭載したPCと変わりませんでした。

たぶん、コア数が多いからだと思われます。

想像ですけど、Ryzen 9 7950Xや9950Xみたいなデスクトップ版のフルスペックCPUだと、もっと消費電力は高いはず。

それを考慮すると、Ryzen 9 7945HXは「16コアCPUとしては低い消費電力」だと思います。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

四捨五入した大雑把な消費電力を掲載しています。

システム環境やゲームによって消費電力は変動するので、目安として参考にしてください。

【まとめ】無限の可能性がある極上の一枚

まとめると、本製品は以下のような人におすすめです。

  • 価格を重視する人
  • 16コアを活用できる人
  • 特化した使い方をしたい人

16コアをうまく活用できる人にとっては「かなりお得」な一枚です。

何と言っても価格!

比較として使用したRyzen 7 9800X3Dなんて、9万円以上もします。

総合性能はデスクトップ版の8コアハイスペックCPUには負けるものの、価格を重視すると満足できる人は多いはず。

また、ライブ配信専用マシンみたいな特化した使い方と非常に相性が良いです。

サーバー的な使い方にも最適なほか、設置スペースが少ないのもポイント。

使う人のアイデア次第で無限の可能性がある感じ。

逆に、Ryzen 9だから超高性能!と思っている人、ゲーム性能重視な人はよ~く検討してください。

個人的には日常的に16コアが必要な処理をしてる人って少ないのでは?と思ってます。

人によっては「デスクトップ版CPU+Mini-ITXマザーボード」といった普通の組み合わせが良いです。(めっちゃ価格が高いけど…)

気になる点はあるものの、超小型なMini-ITX、グラボが使える、激安、などなど、ドンピシャでハマる人は必ずいるはず。

気になる人は、ぜひチェックしてください。

以上、参考になれば幸いです!

【雑記】現在の使用環境

ここからは私の日記です。

私の場合、ブラウザー50タブほど開く、動画編集、RAW現像、ゲーム専用PC/PS5の動画・静止画キャプチャーが主な使い方なので、16コアの恩恵を得られると判断。仕事用PCをBD795iSEへ入れ替えました。

  • CPUファンをNoctua製に変更
  • グラボはRTX 4070
  • NVMe SSDは2TBと4TBの2つ
  • USB 外付けSSDを接続
  • 内部USBコネクタにType-Aを2つ追加
  • キャプチャーユニットを2つ接続

って感じで使ってます。

Core i7-13700から入れ替えなので、サクサク動いて頼もしい相棒です。

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更新:2025年4月1日

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97980円RTX 3050Ryzen 5 450016GB500GBドスパラ11111111
109980円RTX 3050Ryzen 5 450016GB500GBドスパラ11111111
119980円RTX 4060Ryzen 5 450016GB500GBドスパラ111111111
129800円RTX 4060Ryzen 5 450016GB1TBマウス111111111
129800円RTX 4060Core i5 12400F16GB500GBPC工房1111111
132980円RTX 4060Core i5 1240016GB500GBドスパラ111111
139800円Ryzen Z1 ExRyzen Z1 Ex24GB1TBASUS11111111
139800円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB500GBMDL.make11111
139980円RTX 4060Core i5 12400F16GB500GBドスパラ11111111
149800円RTX 4060Core i7 14700F16GB1TB日本HP111111
149980円RTX 4060Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111
155980円RTX 4060Ryzen 9 7945HX32GB1TBMinisforum1111111
159980円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB500GBドスパラ111111111
162980円RTX 4060TiCore i5 1240016GB500GBドスパラ1111111
164980円RTX 4060Ryzen 7 5700X16GB500GBドスパラ1111111
169800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB500GBMDL.make111111
169800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア1111111
180610円RTX 4060Core i5 14400F16GB1TBサイコム11111111
189979円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB500GBドスパラ1111111111
189980円RTX 4060TiRyzen 5 7500F16GB500GBドスパラ111111111
199980円RTX 4060Ryzen 5 7500F32GB1TBツクモ1111111111
205887円RTX 4060Core i5 14500~16GB~256GB~レノボ111111
209980円RTX 5070Core i5 12400F16GB500GBドスパラ11111111
219800円RTX 5070Ryzen 7 5700X32GB1TBフロンティア111111
229980円RTX 5070Ryzen 5 7500F16GB500GBドスパラ111111111
229980円RTX 5070Ryzen 7 5700X16GB500GBドスパラ111111111
239800円RTX 4060TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア1111111
239980円RTX 5070Core i5 14400F16GB500GBドスパラ11111111
239980円RTX 5070Ryzen 7 770016GB500GBドスパラ11111111
259800円RTX 5070Core i7 14700F32GB1TBフロンティア11111111
265879円RTX 4060TiCore i7 14700F32GB1TBドスパラ11111111
278814円RTX 4070 SPRyzen 7 8700F32GB1TB日本HP1111111111
289800円RTX 4070 SPRyzen 7 7800X3D32GB2TBフロンティア1111111
289980円RTX 5070Ryzen 7 770032GB1TBドスパラ1111111111
299800円RTX 5070Ryzen 7 9700X32GB1TBツクモ11111111
299800円RTX 5070Core Ultra 7 265F32GB2TBフロンティア11111111
299800円RX 9070XTCore i7 14700F32GB2TBフロンティア1111111
306714円RTX 4070Ti SPRyzen 7 8700F32GB1TB日本HP1111111111
309800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBツクモ111111111
314800円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D16GB1TBPC工房1111111
319800円RTX 5070TiRyzen 7 770032GB1TBPC工房1111111
329980円RTX 5070Ryzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ1111111111
330880円RTX 4070 SPCore i7 14700F32GB1TBドスパラ11111111
334980円RX 9070XTCore i7 14700F32GB1TBドスパラ11111111
344800円RX 9070XTRyzen 7 7800X3D32GB2TBフロンティア11111111
344800円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D16GB1TBPC工房1111111
344800円RTX 5070TiCore Ultra 7 265F32GB2TBフロンティア11111111
349800円RTX 4070Ti SPCore i7 14700F32GB2TB日本HP1111111111
354800円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D16GB1TBPC工房1111111
358800円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ111111111
359980円RTX 5070TiCore i7 14700F32GB1TBドスパラ11111111
365290円RTX 5070Ryzen 7 9800X3D32GB2TBサイコム1111111111
365800円RTX 5070TiRyzen 7 9700X32GB1TBツクモ11111111
369800円RX 9070XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ111111111
369800円RX 9070XTRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア11111111
384800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
384800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBPC工房1111111
399980円RTX 5070TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ1111111111
409800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBフロンティア111111111
414980円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ1111111111
419980円RX 9070XTRyzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ11111111
424800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ111111111
424800円RTX 5080Ryzen 7 7800X3D32GB1TBPC工房111111
439800円RTX 5070TiRyzen 7 7800X3D32GB1TBストーム111111111
439800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB1TBストーム1111111
449980円RTX 5080Ryzen 7 7800X3D32GB1TBドスパラ111111111
454800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBPC工房111111
469800円RTX 5070TiRyzen 7 9700X32GB2TBマウス111111111
469800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBフロンティア1111111
479800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBツクモ11111111
499800円RTX 5070TiRyzen 7 9800X3D32GB2TBマウス111111111
509800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBストーム1111111
509800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBストーム111111
529980円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB1TBドスパラ11111111
569800円RTX 5080Ryzen 7 9800X3D32GB2TBマウス111111111

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10〜15万円RTX 4060
15〜20万円RTX 4060Ti
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25万円〜RTX 5070Ti
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