RTX 4070レビュー Core i7とCore i5でゲーム性能のベンチマーク比較

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BTOゲーミングPCによくある以下の構成で、「ゲーム性能」「クリエイティブ性能」「消費電力」を検証しました。

  • Core i7-14700/F+RTX 4070
  • Core i7-13700/F+RTX 4070
  • Core i5-14400F+RTX 4070
  • Core i5-13400F+RTX 4070

CPUの違いによるパフォーマンスの差も分かります。

ゲーミングPCの購入や、自作PCの構成を検討している人は参考にしてください。

他のCPU組み合わせはコチラ

上位GPUのRTX 4070 SUPERのベンチマークはこちら↓

すぐにゲームのベンチマークが見たい!って人は、このボタンをタップ↓

目次

検証用PCのスペック

OSWindows 11 Home
CPU・Core i7-14700F
・Core i7-13700

・Core i5-14400F
・Core i5-13400F
CPUファン空冷式
AINEX SE-224-XTS
GPURTX 4070
MSI VENTUS 2X 12G OC
メモリ32GB
DDR4-3200 16GB x 2
マザーボードH670チップセット
ASRock H670 PG Riptide
電源850W
80PLUS GOLD

一般的なBTOゲーミングPCと同じ構成で、特別すごいパーツは使っていません。

メモリはクリエイティブ性能チェックのため32GBにしていますが、基本的に16GBあれば問題ないです。

電源容量はRTX 4070の場合、650WあればOK。

CPUのPL1消費電力は65Wに設定して計測しました。(BTOパソコンと同じ設定)

テストPCは見た目が違うだけで、BTOパソコンと同じ仕様です!

CPU名の最後にあるF(例:Core i7-14700F)は内蔵GPU機能があるかどうかです。

ゲーミングPCの場合はグラボを積んでいるので、実用上は14700と14700Fに違いはありません。

より詳しい解説は、関連記事を参考にしてください。

CPU性能チェック

赤:優れている

スクロールできます
i7-14700i7-13700i5-14400i5-13400
世代第14第13第14第13
Pコア数8866
Eコア数12844
スレッド数28241616
定格クロック2.1GHz2.1GHz2.5GHz2.5GHz
ブーストクロック
Pコア
5.4GHz5.2GHz4.7GHz4.6GHz
L3キャッシュ33MB30MB20MB20MB
熱設計電力65W65W65W65W
最大消費電力219W219W148W148W
参考価格
Fモデル
1月調査
61,000円56,000円35,000円32,000円

第14世代Coreシリーズは第13世代シリーズを「ちょろっと修正しただけ」のアップデート版です。

Core i7は動作クロックが200MHz上昇、Core i5はわずか100MHzの微増。

Core i7はEコア数とキャッシュメモリが少し増えてますけど、体感できるほどの差はありません。

Core i5にいたっては、ほとんど同じものと思って良いです。

基本的にCore i7の方が充実したスペックですけど、消費電力と価格が高いのがデメリット。

CPUはGPUの性能を引き出す重要な役割を持っていますが、実際のところCore i7にしても極端に性能が良くなるわけではありません。

普通に使っている分には体感できる差はないです。

Core i7とCore i5には、かなりの価格差があります。

この先をしっかりチェックして、どのCPUが自分にとって価格に見合った投資なのかよ〜く検討してください。

第14世代と第13世代どっちが良い?

BTOパソコンの場合、ほぼ価格は変わらないので基本的に第14世代がおすすめ。

ただ、第13世代のセール品はかなり安く、CPUの価格差に見合った違いはないので単純に安い方でOK

自作PCの場合、価格差は少ないので基本的に第14世代がおすすめです。

グラフィック性能チェック

主要GPUの性能グラフです。

RTX 4070は解像度「フルHD」「WQHD」で高画質&高フレームレートで快適に遊べるように設計されたGPUです。

4Kでも快適指標の60fpsを大きく超えるゲームが多く、苦手な解像度のない万能タイプ。

グラフではRTX 3080と同等の様に見えますが、強化された「レイトレーシング」と「DLSS」により、ゲームによってはRTX 3090Tiクラスのパフォーマンスが出ます。

上位のRTX 4070 SUPERとは性能差があるものの、4Kでがっつりゲームをしたい人以外なら「価格」と「性能」のバランスに優れたGPUです。

レイトレーシングについて

光と影の表現力を上げてリアルな描写を可能にする機能です。

対応したゲームなら表現力が格段に上がって美しい映像になりますが、フレームレートが落ちるのがデメリット。

RTX 4000シリーズならパワーアップしたレイトレーシング性能により、フレームレートの落ちは少なめ。

競技性の高いFPSゲームよりもアクションアドベンチャーのような美麗な映像をまったり楽しむゲームに向いた機能です。

DLSSについて

DLSSはAI技術を使ってフレームレートをブーストする機能です。

低解像度の映像を高解像度にアップスケールする仕組みで、理論上は画質を少し犠牲にしますが、ほとんどの人は気にならないと思います。

DLSSはNVIDIAのスーパーコンピューターを利用して、常にAIモデルのチューニングがされています。

最新のAIモデルはGeForce Game Readyドライバーを通して配信され、時間が経つごとにパフォーマンスが向上していく優れた機能です。

レイトレーシングと組み合わせれば、弱点であるフレームレートの減少も抑えることが可能。

DLSSに対応したゲームなら、基本的に有効にすることをおすすめします。

DLSS3 フレーム生成について

RTX 4000シリーズから使えるDLSS3のフレーム生成機能は、AIが推測して中間フレームを自動生成します。

対応したゲームだと、旧世代のハイエンドRTX 3090Tiを少し上回るスコア

最近のゲームはDLSSやFSRといったアップスケール技術を使うのが当たり前になっていて、DLSS3対応ゲームも続々と増えてきています。

ゲーム性能チェック

グラフィックスの重さが「軽い」「中程度」「重い」の3パターンで検証しました。

  • 【軽・重量級】フォートナイト
  • 【中量級】オーバーウォッチ2
  • 【中量級】ストリートファイター6
  • 【中量級】ブループロトコル
  • 【中量級】原神
  • 【中量級】崩壊スターレイル
  • 【中量級】パルワールド
  • 【中量級】Diablo 4
  • 【中量級】龍が如く7 外伝
  • 【重量級】アーマードコア 6
  • 【重量級】ファークライ6
  • 【重量級】アサシンクリードヴァルハラ
  • 【重量級】アサシンクリードミラージュ
  • 【重量級】スターフィールド
  • 【重量級】サイバーパンク2077

すべて当サイトによる計測値です。ゲームのバージョンやシステム構成によってフレームレートは変わります。

快適にゲームを遊ぶフレームレートの目安

スクロールできます
ゲームの重さタイトル例快適に遊べる目安
軽量級レインボーシックス・シージ
フォートナイト(DX11)
VALORANTなど
120fps〜
中量級Apex Legends
オーバーウォッチ2など
多くのFPSゲーム
120fps〜
重量級 フォートナイト(DX12)
アサシンクリードシリーズ
サイバーパンク 2077など
多くのオープンワールドゲーム
60fps〜

フレームレートとは、1秒間に画面を書き換える回数のこと。(単位fps)

書き換え回数が多いほど「なめらか」な映像になります。

最近のゲームはグラフィックスに凝ったものが多いので、基本的に重量級が快適に動作するPCを選ぶのがおすすめです。

グラフの便利な使い方

【軽・重量級】フォートナイト

設定
  • 【画質1】DX11パフォーマンス
  • 【画質2】DX12最高+レイトレON
  • 【DLSS】バランス

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(移動・建築・戦闘を含む)

2024年1月再計測(チャプター5)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

競技向けの「パフォーマンス」だと、ヘビーゲーマーも納得のフレームレート。

最も映像の美しい「最高画質+レイトレON」だと、カジュアルに楽しむ分にはフルHD/WQHDで十分に遊べる性能です。

CPU比較

GPUの負荷が低い「パフォーマンス」でCPUパワーの差が大きく出ます。ガチなFPSゲーマーならCore i7が良いでしょう。

画質「最高」はGPU負荷が低いフルHDのみCPUパワーが乗り、WQHD以上になるとCore i7とCore i5の差は誤差レベル。

カジュアルに楽しむタイプの人はCore i5で十分だと思います。

【中量級】オーバーウォッチ 2

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【高品質アップスケーリング】デフォルト
  • 【視野角】デフォルト(103)
  • 【レンダースケール】自動
  • 【NVIDIA REFLEX】有効+ブースト

同一リプレイファイルの同じシーンの平均フレームレート(5vs5の乱戦時)

2024年1月計測(v.2.8.1.1)

※戦闘パターンや場所(オブジェクトの数)によってフレームレートは大きく変わります

デフォルト画質である「ウルトラ」でもフルHD~4Kまで十分な速度です。

ガチなプレイヤーなら画質を下げると400fpsとか出ます。

他の中量級FPSゲームとして「Apex Legends」もありますが、だいたい同じようなフレームレートで遊べます。(300fpsが上限)

※Apex Legendsは同じパターンの戦闘シーンを再現できないため未計測

CPU比較

GPU負荷の軽いフルHDでCPUパワーの差が出ます。フルHDで遊ぶならCore i7がおすすめ。

WQHD以上の場合、CPUの価格差に見合った違いはありません。

【中量級】ストリートファイター6

設定
  • 【画質】HIGHEST

ベンチマークソフトで計測

2024年1月再計測

4Kまで上限の60fpsに張り付きプレイができます。

余裕の性能です。

CPU比較

同じです。このゲーム専用機ならCore i5が良いでしょう。

【中量級】ブループロトコル

設定
  • 【画質】最高

ベンチマークソフトで計測

2024年1月再計測

RTX 4070なら4Kまで引っかかるような動きは無く、「極めて快適」に遊べます。

このゲームは「DLSS」「レイトレーシング」といった新技術に対応していません。

こういったゲームは多いのですが、ヌルヌルサクサク動作します。

CPU比較

GPU負荷の少ないフルHDで微妙にCore i7の方が優れています。

しかし、WQHD/4KとGPU負荷が高くなると誤差レベル。

WQHD以上で遊ぶならCPUの価格差(2.5万円)ほどの違いはなく、Core i5の方がお得です。

【中量級】原神

設定
  • 【画質】高
  • 【アンチエイリアス】FSR2

戦闘中の平均フレームレート

2024年5月計測

フレームレート60fpsが上限のゲームです。

RTX 4070だとオーバースペック。RTX 4060でも4Kまで60fpsに張り付きます。

CPU比較

Core i5の方がコスパ良いです。

【中量級】崩壊スターレイル

設定
  • 【画質】最高

移動・戦闘など全てのシーンのフレームレート

2024年5月計測

こちらも上限が60fpsのゲームで、RTX 4070だとオーバースペック。

RTX 4060でも4K/60fpsに張り付きます。

CPU比較

Core i5でOK。

【中量級】パルワールド

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】バランス
  • 【その他】デフォルト

レベル50拠点内を走った平均フレームレート

2024年2月測定(v.0.1.4.1)

もっとも負荷のかかるシーンは「戦闘中」や「フィールド内を探索中」ではなく、ある程度成長した「拠点内」だと思われます。

検証時のバージョン(v.0.1.4.1)では、組み合わせるCPUによってフレームレートの伸びが大きく変わる珍しいゲームです。

高性能なCPUであるほどフレームレートは高くなりますが、拠点で活動中に60~80fpsくらい出ていれば「戦闘」「移動」も快適に動作します。

CPU比較

Core i7は120fpsくらい、Core i5だと110fpsくらいでボトルネックが発生します。4KはGPUの負荷が高いので、どのCPUを使っても差はありません。

実際のプレイ感はCore i5でも十分です。

【中量級】Diablo 4

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS】バランス
  • 【フレーム生成】ON

キヨヴァシャド内の固定ルートを移動中の平均フレームレート

2024年1月再計測(v.1.2.3.47954)

DLSS 3対応ゲームです。

ザコ敵が大量に沸く戦闘シーンでも4K/110fps前後で動作しました。

余裕の性能と言えるでしょう。

CPU比較

GPU負荷の低いフルHDでCPUパワーの差が出ますが、体感できるほどの違いはありません。

【中量級】龍が如く7 外伝

設定
  • 【画質】最高
  • 【DLSS】AUTO
  • 【フレーム生成】ON

地獄チームランブルGOLD1で仲間が戦闘時の平均フレームレート(8人vs10人)

2024年1月再計測(v.1.21)

「龍が如く7外伝 名を消した男」はDLSS 3フレーム生成+ウルトラワイドに対応。

激しい動きでも4Kまでヌルヌル動作します。

龍が如く8」もPCの要求スペックは同じなので、安心して遊べます。

CPU比較

差レベルです。

【重量級】アーマードコア 6

設定
  • 【画質】最高
  • 【自動描画調整】ON

ARENA 28/Fで戦闘中の平均フレームレート

2024年1月再計測(v.50)

DLSS非対応で、フレームレートの上限が120fpsのゲームです。

UWQHD(ウルトラワイド)はすごい迫力で、PS5版とは比較にならないほど快適に遊べます。

4Kでも対戦でなければ十分なフレームレートです。

CPU比較

フルHD/WQHDでCore i7の方が優れてますけど、CPUの価格差に見合った違いはありません。

ガチな対戦プレイヤーでなければCore i5で十分だと思います。

【重量級】ファークライ6

設定
  • 【画質】最高
  • 【レイトレーシング】ON
  • 【FSR】OFF

ゲーム内のベンチマークモードで計測

2024年1月計測

このゲームはちょっと変わってて、どんな高性能GPUでも100fps前後が上限となるようです。

そしてCPUパワーの差でフレームレートに大きな違いが出ます。

とはいえ競技性の低いゲームなので、どのCPUでも快適に遊べるフレームレートです。

DLSSに対応していないゲームですが、AMDのアップスケール技術「FSR」には対応。

4K/FSR ONだとi7-14700が105fps、i7-13700が93fps、i5-14400が87fps、i5-13400が83fpsでした。

CPU比較

Core i5は90fpsくらいでボトルネックが発生。

Core i7も105fpsくらいでボトルネックが発生しますけど、フレームレートは良く伸びます。

4KはGPUの負荷が高すぎて誤差レベル。

【重量級】アサシンクリードヴァルハラ

設定
  • 【画質】最高

ゲーム内のベンチマークモードで計測

2024年1月再計測(v.1.7.0)

このゲームはレイトレーシングとDLSSに対応していません。(FSRには対応)

4Kでも快適に遊べる60fps以上を記録。

画質を最高→高に落とすと、4Kで73fpsでした。画質・高でも十分にキレイです。

CPU比較

誤差レベルです。

【重量級】アサシンクリードミラージュ

設定
  • 【画質】最高
  • 【解像度スケール】100%
  • 【アップサンプル】TAA

ゲーム内のベンチマークモードで計測

2024年1月再計測(v.1.06)

ウルトラワイドまでなら最高画質で快適に遊べます。

4Kだと少しカクつくシーンがありましたが、画質を少し調節すれば問題ないです。

CPU比較

GPU負荷の少ないフルHD/WQHDでCPUパワーの差が大きく出ます。

ウルトラワイドと4KはGPU負荷が高くてCPUに仕事が回らず差が出ません。

普通に遊ぶ分にはCore i5でも十分なフレームレートが出ています。

【重量級】スターフィールド

設定
  • 【画質】ウルトラ
  • 【DLSS】自動
  • 【フレーム生成】ON

視界の広い「広い場所」と、視界の狭い「狭い場所」を走った平均フレームレート

2024年1月再計測(v.1.8.88)

めっちゃくちゃ重たいゲームでしたが、DLSS3 フレーム生成対応にアップデートされて4Kまで快適に遊べるゲームに生まれ変わりました。

惑星・地上などの視界の開けた「広い場所」と、船内や洞窟みたいな「狭い場所」でフレームレートが大きく変わります。

計測時のバージョン(1.8.88)では、165fpsがフレームレートの上限になるようです。

CPU比較

ほぼ同じです。

【重量級】サイバーパンク 2077

設定
  • 【画質1】レイトレーシングウルトラ
  • 【DLSS】自動
  • 【フレーム生成】ON

ゲーム内のベンチマークモードで計測

2024年1月再計測(v.2.1)

DLSS 3フレーム生成対応ゲームで、ウルトラワイドまで快適に遊べます。

4Kなら少し画質を落とすだけでOK。

もちろん、追加コンテンツの「仮初めの自由」も快適に動作します。

CPU比較

誤差レベルです。

クリエイティブ性能チェック

動画編集、写真編集、AI画像生成の能力をチェックしました。

動画編集(Premiere Pro)

4KとフルHDで撮影した10分間の動画を編集してエンコードした時の処理時間です。

4K→4Kエンコード
YouTube 2160p 4KUHD
Core i7-14700+RTX 4070
4分44秒
Core i7-13700 + RTX 4070
4分45秒
Core i5-14400+RTX 4070
4分54秒
Core i5-13400 + RTX 4070
4分58秒
フルHD→フルHDエンコード
YouTube 1080p FHD
Core i7-14700+RTX 4070
1分23秒
Core i7-13700 + RTX 4070
1分23秒
Core i5-14400 + RTX 4070
1分25秒
Core i5-13400 + RTX 4070
1分24秒

いずれも10分の実時間より早くエンコードできるので、すごく快適です。

CPU比較

4K映像を扱うならCore i7をおすすめしますが、フルHD→フルHDだとほとんど変わりません。

ゲーム実況の録画配信などはフルHDが主流です。

個人の趣味レベルで使う場合、Core i5でも十分だと思います。

RAW現像(Lightroom Classic)

Lightroom Classicを使って有効画素数2010万(SONY RX10M4)のRAWデータ100枚を現像しました。

書き出し条件はこちら
画像形式JPEG
画質100%
解像度350px/インチ
RAW現像 100枚
Core i7-14700+RTX 4070
21.32秒
Core i7-13700 + RTX 4070
23.48秒
Core i5-14400 + RTX 4070
25.84秒
Core i5-13400 + RTX 4070
25.92秒

どのCPUとの組み合わせでもサクサク処理できます。

CPU比較

総合的にクリエイティブ系の処理はCore i7の方が時間効率が良いです。

AI画像生成(Stable Diffusion)

Stable Diffusionを使用して6枚の画像を生成しました。

設定・環境はこちら
  • Stable Diffusion Web UI v1.7.0
  • Python 3.10.9
  • xformers 0.0.20
  • 【Check Point】 YesMix v1.5
  • 【Lora】 Mikasa Ackerman
  • 【VAE】vae-ft-mse-840000-ema-pruned
  • 【Prompt】
    • masterpiece, best quality, highres, hmmikasa, short hair, black eyes, scarf, emblem, belt, thigh strap, red scarf, white pants, brown jacket, long sleeves, <lora:mikasa_ackerman_v1:0.7>, holding weapon, sword, dual wielding, three-dimensional maneuver gear, fighting stance, sky,
  • 【Negative prompt】
    • EasyNegative, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, (worst quality:1.2), low quality, normal quality, jpeg artifacts, signature, watermark, username, blurry, lowres graffiti, (low quality lowres simple background:1.1),
  • 【Sampling method】DPM++ 2M Karras
  • 【Sampling steps】20
  • 【Width】512
  • 【Height】768
  • 【Batch count】6
  • 【CFG Scale】7
  • 【Seed】 1954368363

設定を合わせると同じ画像が生成されます。

Stable Diffusion
(512 x 768)x 6枚
Core i7-14700 + RTX 4070
13.3秒
Core i7-13700 + RTX 4070
13.4秒
Core i5-14400 + RTX 4070
13.7秒
Core i5-13400 + RTX 4070
13.7秒
Core i7-14700 + RTX 4070 SUPER
11.8秒
Core i7-13700+RTX 3060 12GB
28.1秒

クラウドサービスを使った画像生成よりも圧倒的に速く自分好みの絵を描けます。

RTX 4070/SUPER/Tiのビデオメモリは12GBなので、AI画像生成の「中級者向け」といった位置付けです。

今回のテストだとビデオメモリの使用量は4.9~6.4GBでした。

かなりのヘビークリエターでない限り、ビデオメモリは12GBもあれば十分です。

※AI画像生成は発展途上中です。今後も高速化する技術がたくさん生まれてくると思われます。

CPU比較

CPUの違いは少し影響あるようですが、ほぼ同じと思ってよいでしょう。

価格差を考慮すると、Core i5の方がコスパ良いです。

消費電力チェック

各CPU+RTX 4070を使ったシステム全体の消費電力を計測しました。

スクロールできます
RTX 4070ゲーム動画視聴アイドリング
i7-14700315~335W70~75W60~65W
i7-13700310〜335W70~75W60〜65W
i5-14400300~325W65~70W60~65W
i5-13400295〜325W60~70W55〜60W

普通に使っている分にはCPUの稼働率が100%になることはないので、消費電力に大きな差はないです。

たぶん、CPUベンチマーク系のアプリでしか消費電力の差は出にくいと思います。

Core i7/Core i5+RTX 4070のシステムは消費電力が低くて扱いやすいです。

計測方法はこちら

消費電力の測定はラトックシステムのRS-BTWATTCH2を使用。

リアルタイム計測データをcsv出力し、最小値と最大値を採用。

ゲーム】サイバーパンク2077/フルHD〜4Kまでの最小値と最大値

【動画視聴】Hulu

システム環境やゲームによって消費電力は変動します。

Core i7とCore i5どっち?

Core i7
Core i5
  • フルHDで遊ぶ
  • ヘビーFPSゲーマー
  • クリエイティブ作業が多い
  • 高い
  • WQHD/4Kで遊ぶ
  • カジュアルに楽しむ
  • ゲームと普段使いが多い
  • 安い

基本的に、ゲームだとほとんどGPUが中心に仕事をするので、Core i7とCore i5の差は出にくいです。

ただし、フルHDはGPUの負荷が少ないのでCPUが良く働きます。(ボトルネックが発生しにくい)

「フルHD」で「高いフレームレートを維持したい人」はCore i7が良いでしょう。

また、動画のエンコードなど、クリエイティブな作業を「頻繁にする人」は、Core i7の方が時間効率が良いです。

WQHD/4KだとGPUの負荷が高くてCPUが待ち状態(ボトルネック)になりやすく、CPUパワーはそれほど重要ではありません。

いろいろなジャンルのゲームをカジュアルに楽しみたい人はCore i5が良いでしょう。

ちなみに、ゲーム中のCPU/GPUの使用率を見てみると、このようになります↓

Core i7-13700

タップして拡大
WQHD(2560 x 1440)
タップして拡大

Core i5-13400

タップして拡大
WQHD(2560 x 1440)
タップして拡大

ゲームのパフォーマンスはほぼ同じですが、Core i7は余裕があります。

とはいえ、Core i5でも余力があるので「ゲーム+OBS Studio+Discord」といった定番の配信アプリセットでも問題ないです。

(※OBSやBandicamのようなメジャーな録画・配信アプリはGPUの機能を使います

RTX 4070の構成まとめ

まとめると、こんな感じです。

  • RTX 4070は4KゲームまでOK
  • 省電力で十分なパワー
  • 高解像度のゲームはCore i7とCore i5の体感差が少ない

RTX 4070については、RTX 3000シリーズを過去の遺産にしてしまう強烈なパワーです。

フルHD/WQHDモニターに繋げる予定の人にベストな性能。

DLSS 3に対応したゲームなら4Kでも快適です。

ほとんどのゲームを快適に動かせるので、多くの人が満足できるGPUだと思います。

CPUについてですが、第14世代と第13世代の性能差はほとんど無いです。

在庫がある限り第13世代がおすすめ

また、Core i7とCore i5には結構な価格差があります。

普通に使っている分にはCore i7とCore i5の体感差は「極めて少ない」です。

多くのシーンで価格差に見合った違いは無いので、予算的に厳しい人やカジュアルなゲーマーならCore i5がおすすめです。

以上、参考になれば幸いです。


使用したグラフィックボードはこちら↓

高負荷時も動作音はすごく静か。LEDライティング機能のないシンプルなグラボです。

他のCPU組み合わせはコチラ

上位GPUのRTX 4070 SUPERのベンチマークはこちら↓

RTX 4070とCore i7/i5のBTOゲーミングPC

セール品を狙うとお得です。

【高コスパ】パソコン工房 LEVEL-M17M

CPUCore i5-14400F
10コア16スレッド
GPURTX 4070
CPUクーラー
解説
空冷
トップフロー式
メモリ
解説
16GB
DDR5-4800
ストレージ
解説
500GB
Gen 3 NVMe
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 4×4 -2(1)
マザーボード
解説
B760チップセット
microATX
ASRock B760M
高さ x 幅 x 奥行
解説
441 x 220 x 411
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:1Gbps
無線:なし
サポート
価格209,800円
ポイント
  • 小型ケース
  • シンプルなデザイン
  • カジュアルにゲームを楽しむ人
  • LED色の変更ができない
  • ストレージ容量が少ない
  • 4Kのクリエイティブ性能が少し低い

CPUにCore i5を採用したコスパ重視モデルです。

シンプルな見た目と清潔感のある白いボディーが特徴で、冷却ファンに青色LEDを標準搭載。

メモリ16GB/ストレージ500GBと最小限のスペックですが、自分好みのスペックにカスタムしやすい一台です。

NVMe SSDの増設用M.2スロットが1つあるので拡張性は十分!

LEDは常時発光タイプで、消灯や色の変更はできないことだけ注意。

Core i5だとフルHDのパフォーマンスがCore i7より低いですが、競技性の低いアクションアドベンチャーやWQHD以上でゲームする人なら問題ありません。

こちらも低予算で高解像度ゲームを楽しみたい人におすすめです。

パソコン工房は「延長保証」や「24時間サポート」など手厚いサービスが魅力!

\おしゃれなミニタワーPC/

かなりコスパ良し!

ドスパラ ガレリア RM5C-R47

CPUCore i5-14400F
10コア16スレッド
GPURTX 4070
CPUクーラー
解説
空冷
サイドフロー式
メモリ
解説
16GB
DDR4-3200
ストレージ
解説
500GB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
2個(空き1)
Gen 4×4 – 2(1)
マザーボード
解説
B760チップセット
microATX
高さ x 幅 x 奥行
解説
425 x 220 x 440
ミニタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:2.5Gbps
無線:なし
サポート
価格221,980円
ポイント
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  • シンプルなデザイン
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  • ストレージ容量が少ない
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Core i5とRTX 4070を組み合わせたドスパラのコスパ重視モデルです。

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ミニタワー型のケースなので、大きすぎるPCが苦手な人に最適です。

小型ながらも拡張性は十分。

  • メモリスロット:空き2
  • NVMe SSD Gen 4×4:空き1
  • 2.5/3.5インチストレージ:最大4台

その他、ネットワーク遅延ちえんの少ない2.5Gbps LANポートも搭載。

初期ストレージ容量が500GBと最小限の構成ですが、自分好みにカスタムしやすいPCです。

Core i5のゲームパフォーマンスはCore i7と大きく変わりません。

CPUのグレードを落として、浮いた予算をゲームやキーボードなどの購入に回すのもおすすめです。

ケースや内部のパーツ構成は関連記事を参考にしてください↓

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ドスパラ ガレリア XA7C-R47

CPUCore i7-14700F
20コア28スレッド
GPURTX 4070
CPUクーラー
解説
空冷
サイドフロー式
メモリ
解説
32GB
DDR4-3200
ストレージ
解説
1TB
Gen 4 NVMe
M.2スロット数
解説
3個(空き2)
Gen 4×4 – 2(1)
Gen 4×2 – 1(1)
マザーボード
解説
B760チップセット
ATX
ASRock B760 TW
高さ x 幅 x 奥行
解説
480 x 220 x 440
ミドルタワー
電源
解説
650W
80PLUS BRONZE
ネットワーク有線:2.5Gbps
無線:なし
サポート
価格285,980円
ポイント
  • 安心ブランド
  • 大容量メモリ
  • シンプルなデザイン
  • 拡張性が高い
  • ヘビーゲーマー
ドスパラRM7C/XA7CシリーズのM.2スロット
NVMe SSDは3台まで装着可能

ドスパラのCore i7+RTX 4070モデルです。

本機の特徴は以下。

  • シンプルで飽きの来ないデザイン
  • 使い勝手にこだわった上質なケース
  • 拡張性の高いマザーボード
  • 静音性と冷却性の高い14cmファンを3台内蔵
  • 強力なアフターサポート

パーツ構成とデザインが素晴らしく、No1ブランドならではの安心感が魅力の一台です。

使い勝手とパーツ構成は関連記事を参考にしてください↓

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他のCPU組み合わせはコチラ

PCパーツ・自作PCの基礎知識

パーツ別の基礎知識
工具メモリ
グラフィックボードストレージ
CPUケース
CPUクーラーケースファン
マザーボード電源

おすすめゲーミングPC 早見表

更新:2024年5月17日

スマホはスクロールできます→

価格GPUCPUメモリストレージメーカー
109800円Ryzen Z1
Extreme
16GB512GBASUS
129800円RTX 4060Ryzen 5 450016GB1TBマウス
153980円RTX 4060Ryzen 5 7500F16GB500GBドスパラ
154800円RTX 4060Ryzen 5 7500F16GB1TBマウス
157800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア
168980円RTX 4060TiCore i5-14400F32GB1TBフロンティア
168980円RTX 4060TiRyzen 5 7500F16GB500GBドスパラ
169800円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB1TBマウス
174980円RTX 4060TiRyzen 7 5700X16GB1TBドスパラ
199980円RTX 4070SPRyzen 7 5700X32GB1TBフロンティア
229900円RTX 4070SPRyzen 7 5700X16GB1TBマウス
229980円RTX 4070SPRyzen 7 5700X16GB1TBドスパラ
239382円RTX 4070SPCore i7-14700F16GB
(32GB)
1TB日本HP
244800円RTX 4070SPCore i7-14700F32GB1TBフロンティア
249800円RTX 4070SPCore i7-14700F32GB1TBフロンティア
259842円RTX 4070Ti SPCore i7-14700F16GB
(32GB)
1TB日本HP
264980円RTX 4070Ti SPRyzen 7 5700X16GB1TBドスパラ
265800円RTX 4070SPRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア
268980円RTX 4070SPRyzen 7 770016GB1TBドスパラ
269660円RTX 4070SPCore i5-14400F32GB2TBサイコム
269800円RTX 4070SPRyzen 7 7800X3D16GB1TBマウス
274980円RTX 4070SPRyzen 7 7800X3D16GB500GBドスパラ
279800円RTX 4070Ti SPCore i7-14700F32GB1TBフロンティア
299800円RTX 4070Ti SPCore i7-14700F16GB1TBツクモ
299800円RTX 4070Ti SPCore i7-14700F32GB2TBフロンティア
299800円RTX 4070Ti SPRyzen 7 7800X3D32GB1TBフロンティア
300980円RTX 4070SPRyzen 7 7800X3D16GB1TBドスパラ
324050円RTX 4070SPRyzen 7 7800X3D32GB2TBサイコム
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10〜15万円RTX 4060
15〜20万円RTX 4060Ti
20〜25万円RTX 4070
RTX 4070 SUPER
25万円〜RTX 4070Ti
RTX 4070Ti SUPER
RTX 4080 / SUPER
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